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ふらんつのコラム

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ふらんつ(私)の、映画、本、音楽などの感想、その他日常において感じたことや考えたことを記したコラムです。
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ビートルズの「パストマスターズ」を久々に聴いて(2021.5.29)その1

ビートルズの「パストマスターズ」を久々に聴いて(2021.5.29)その1

 僕がビートルズをマトモに聴いたのはウン十年前の中学時代だ。そして、公式にリリースされたCDで初めて聴いたのは、「パストマスターズ」の〈Vol.2〉の方だった。ある時ビートルズが好きになって、近所の同級生の家にビートルズのCDがあるとのことで、その同級生の家に行って聴いた。ジャケットがシンプルだったので、「海賊版のようだな。オリジナルのアルバムではないのかな?」と訝しく思ったのを覚えている。そして

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エッセーでもやるか、と思いきや――失敗について

エッセーでもやるか、と思いきや――失敗について

 こんにちは。

 本当は小説、フィクション、つまり何かしらの作品をUPしたいと考える人間なんですが、時間はかかるし題材も思いつかないので、徒然なるままにエッセー、つまり随筆、もっと言えば日記のようなものをやろうと思い立ちました。

 もちろん、エッセーもれっきとした作品であることは重々承知しております。フィクションと違って内容は架空のものを作る必要がなく、実人生上に題材を取れば良いので、「作品を

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和楽器バンドのこと

和楽器バンドのこと

 単刀直入に言って、素晴らしいバンド。かなりいい。応援したくなる。

https://www.youtube.com/watch?v=jrSg3_OpR0Y

 ロックと和の融合は何十年も前からずっと試みられてきた。自分もそんなバンドを組みたいと思ったことがある。でも、ここまで見事で大胆な融合はなかっただろう。和楽器が我が物顔でロック、というかもはやヘヴィーメタルに入り込んでいる。そして違和感

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昨晩見た夢

昨晩見た夢

 昨晩というか正確には今朝がたですが、夢を見ました。

 色は付いています。たいてい僕の夢には色が付いています。そして今朝の夢は、空間のムードもリアルでした。起きたときも覚えていました。

 僕はある部屋にいました。それは田舎の昔ながらの一軒家にあるような部屋です。布団や毛布がグチャグチャになっていて、埃っぽくあれこれ散らかっています。西日が差しているような感じです。物音はありません。

 襖の向

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「自由意志は存在しない」説批判

「自由意志は存在しない」説批判

目次1.あなたに自由意志はないのか?

2.この説を得意気にかざすアカデミズムの愚かしさ

3.「自由意志は存在しない」説蔓延の社会的問題

4.人間の尊厳を取り戻す

あなたに自由意志はないのか?
 自由意志――文字通り、「自分の自由にできる意志」のことだ。英語では「free will」。分かりやすい。

 〈意志〉と〈意思〉の違いぐらいは押さえておいた方がいいとしても、僕はここで「自由意志」の

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どうしようかな~これから。

 もういい歳である。だがキャリアは特にない。このままの状態でいたくはない。だが今さら就活しても不利だし、大した収穫があるとも思えない。

 文章を書きたい。しかし企業に入っての文章経験がない人間は、ほとんど相手にされない。未経験OKなんてのは、何かマイナスポイントがある。

 そもそも本当は、企業にいて文章を書くなんてことをしたくはない。文章は自由に書いていたい。それでお金になれば幸いだ。だが、な

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宮崎駿と半藤一利のおかげで

宮崎駿と半藤一利のおかげで

久々に見た圧倒的知性のぶつかり合い 本日、宮崎駿と半藤一利の対談の番組をYouTubeで見た(あえて番組名は書きません)。パヤオマニアの僕はもちろん過去に何度も見ていた。そして本日、YouTubeのホーム画面に上がっていたので、久々に最後あたりを見た。

 いやあ、やっぱり凄い。2人の知性が。こんなふうに対談できる2人の人間ってなかなかいない。軽薄な現代人のままじゃ絶対に無理。ファッショナブルな文

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村上春樹と村上龍 2

村上春樹と村上龍 2

 はじめにおことわり 前回の1で気合が入りすぎて、村上春樹との「出合い」から書いてしまい、1回で終わらせられませんでした。あの調子で書くと、10あっても足りないという恐ろしい事態になりそうなので、今回はズバッと本題に入りたいと思います(出合いからの歴史を楽しみにしてくださっていた方々、もしいらっしゃいましたら申し訳ございません)。

最新作「一人称単数」について だいぶ飛ばして、最新作を話題にした

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ゴロワーズを吸ったことがあるかいのライヴ(テレビ番組)

先ほど投稿した動画に関連して、ライヴヴァージョンを。
僕はムッシュの熱心なファンではないというか、世代的にほとんど曲を知りませんが、この曲のこのライヴいいですね。バックがほとんど女性で、バンド名は「ムッシュかまやつ&マドモアゼル」(笑)。
ムッシュの良さを、お亡くなりのあとに知るという。天国でも渋~くやってください!

ゴロワーズを吸ったことがあるかい

タバコがまた高くなりますね。僕は禁煙してもうほとんど吸ってないんですが(最近また吸っていたので禁煙できてないか)、「高くなる前にまだ吸ってなかった銘柄を」と思い、ゴロワーズを吸ってみました。いやあ、パリにひとっ飛びですね。ムッシュのこの曲聴きながら吸うとサイコー。ジタンも好きですが、より香ばしい。フランスタバコは美味い!
……この箱を最後に、本当に禁煙したいと思います。もう高くなるし、そうせざるを
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村上春樹と村上龍 1

村上春樹と村上龍 1

 僕は中学のときビートルズが好きになった。英語の授業で聴いて虜になった。聴いたのはビートルズにしては静かな「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」だった。それ以前にも、テレビやラジオで曲は耳にしていて、名曲がたくさんあることは知っていた。いざじっくり聴いてみると曲はキャッチーだし、レトロで味わい深いアナログなサウンドが気に入った。もともとレトロなものが好きだった。だが彼らの音楽から伝わってく

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『となりのトトロ』はやっぱり別格なのかもしれない

『となりのトトロ』はやっぱり別格なのかもしれない

まさか『トトロ』に…… 先日、『となりのトトロ』を観た。個人的に、一人で。もちろん初めてではない。人生で50回くらい観たかもしれない。ほとんどは子どものころだ。だが今回、かなり純粋な感動を覚えた。「迫力がある!」とか「きれい!」とか「ストーリーが面白い!」「ハラハラドキドキ!」というものではない。じんわりと心が温まるような、それでいて深い感動だった。

 僕は世代的にジブリに親しんでいた。大人にな

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