ふらんつ

小説、音楽が好きで作ったりしてます。たまにアニメーションや川柳なども。 好きなもの。 …

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小説、音楽が好きで作ったりしてます。たまにアニメーションや川柳なども。 好きなもの。 トルストイ、ドストエフスキー、カフカ、ビートルズ、フー、デヴィッド・リンチ、宮崎駿などジブリ、夏目漱石、村上春樹、村上龍、サリンジャー、ジャズ、クラシック…… よろしくお願いします。

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  • ふらんつのコラム

    ふらんつ(私)の、映画、本、音楽などの感想、その他日常において感じたことや考えたことを記したコラムです。

  • ふらんつの『この世の鍵』シリーズ

    日常で起こるとても些細な出来事――特別には感じられずほとんど意識もされないけれど、その中には重要な意味を持つものがあります。 そんな世界のシークエンス(もしくはシーン)を集めてみました。 基本的に一話完結です。

  • ふらんつの創作日誌

    小説を一作書き上げようと思い立った日からの、日誌です。 創作の過程や創作にまつわるその日の出来事、考えたことなどについて、毎日書いていこうと思います。 最終的に小説を一作仕上げることを目指して。

  • ふらんつの短編小説集

    ふらんつ(私)のオリジナル短編小説集です。ショートショート並みに短いものも多いです。お気軽に楽しんでください。

最近の記事

ビートルズの「パストマスターズ」を久々に聴いて(2021.5.29)その1

 僕がビートルズをマトモに聴いたのはウン十年前の中学時代だ。そして、公式にリリースされたCDで初めて聴いたのは、「パストマスターズ」の〈Vol.2〉の方だった。ある時ビートルズが好きになって、近所の同級生の家にビートルズのCDがあるとのことで、その同級生の家に行って聴いた。ジャケットがシンプルだったので、「海賊版のようだな。オリジナルのアルバムではないのかな?」と訝しく思ったのを覚えている。そしてよく分からない世界だな、と思った。60年代がどんな雰囲気だったのか、その頃は想像

    • 眼精疲労 治らぬうちは やる気出ぬ

      • エッセーでもやるか、と思いきや――失敗について

         こんにちは。  本当は小説、フィクション、つまり何かしらの作品をUPしたいと考える人間なんですが、時間はかかるし題材も思いつかないので、徒然なるままにエッセー、つまり随筆、もっと言えば日記のようなものをやろうと思い立ちました。  もちろん、エッセーもれっきとした作品であることは重々承知しております。フィクションと違って内容は架空のものを作る必要がなく、実人生上に題材を取れば良いので、「作品を作っている」という意識が低くなりがちですが、それ相応のものを書こうと思います。

        • 女難

           藤村隆之はいつものように颯爽《さっそう》とポーカーフェイスで出社した。藤村は一見どこにでもいる男だが、他の男にはない特有の色気があった。自然と周囲の女との縁が多くなる。それによって女への怯えは強まり、無難に過ごそうとすることによってますます立ち居振る舞いは颯爽とし、ポーカーフェイスに磨きがかかることになった。  座席に着いて向こうを見ると、すでに原田景子はいた。今日は出社が早い。原田は藤村より20近く年下で、入社3年目だった。藤村は原田を初めて目にしたとき、美しい女だと思

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        記事

          連休明け、布団のなかで

           スマホの目覚ましのアラーム音で目が覚める。7:40。祐子《ゆうこ》はその時間に目覚ましを設定している。アラームを止めるが、布団からは出ない。7:50にもう一度鳴るように設定してあり、それまではゆっくり布団のあたたかみを味わうのだ。  できればもう一度眠りたいが、10分は短い。どうせ10分後に起きなければならないという事実を思うと、大抵の場合眠り込むことはできなかった。  一度目のアラームを7:40より早い時間にして、ゆっくり『二度寝』の時間を取るという方法もあるのだが、

          連休明け、布団のなかで

          職場でのポジション

           惑わされずに――これが社会人になってからの志郎のモットーだ。  33歳の派遣社員である志郎は、スーツを着ると自動的に、無意識にこのモットーの支配下となる。普段の緩《ゆる》く朗《ほが》らか、言ってしまえば子どもじみたような志郎の姿は消える。彼はビジネスマンというより、ビジネスロボットと化す。つまりバリバリ能動的にやるわけではなく、《《ほどほど》》にやるのだ。  なぜほどほどにやるのかと言えば、あまり仕事ができてしまったりやる気があると思われると、より責任の重い仕事を任され

          職場でのポジション

          スーパーで逡巡

           彼は近所のスーパーに向かった。休日の夕方。寒くて出かけるのも億劫《おっくう》だったが、『100円割引券』は今日までしか使えない。どうせヒマだし何かしら買ってこよう。  で、何にしよう? ――とりあえず彼は、明日の朝食用の食パンを買うことにした。彼はもうすぐ40歳になる。独りアパートに暮らす彼は、料理などほとんどしない。食べるものもあまり健康的なものとは言えない。  面倒さにやや苛立《いらだ》ちつつ寝ぼけたような意識で歩いていると、いつの間にかスーパーが見えた。1階部分は

          スーパーで逡巡

          和楽器バンドの略称は何なのでしょう? WGBはよく使われてるし書く分にはいいけど、言うには長い。 なので、「ワガバン」で。 ミスチルやアジカンみたいに。 書くには「和ガバン」でもいいかな~? やっぱり「ワガバン」かな~?

          和楽器バンドの略称は何なのでしょう? WGBはよく使われてるし書く分にはいいけど、言うには長い。 なので、「ワガバン」で。 ミスチルやアジカンみたいに。 書くには「和ガバン」でもいいかな~? やっぱり「ワガバン」かな~?

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          Wagakki Band(和楽器バンド):Chikyuu Saigo no Kokuhaku o(地球最後の告白を)-Japan Tour 2015

          サイコーです!! このアツい瞬間。

          Wagakki Band(和楽器バンド):Chikyuu Saigo no Kokuhaku o(地球最後の告白を)-Japan Tour 2015

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          Wagakki Band / 和楽器バンド - Chikyu Saigo no Kokuhaku wo / 地球最後の告白を (Live at R no Housoku 2015)

          まず曲がすごくいい。技術が高い和楽器バンドだからこそできる曲。曲の世界観も実は日本らしいロマンスだし、いろいろとちょうどいい。鈴華さんが服装もパフォーマンスも含めこの上なく艶やか。他のメンバーもカッコいい!

          Wagakki Band / 和楽器バンド - Chikyu Saigo no Kokuhaku wo / 地球最後の告白を (Live at R no Housoku 2015)

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          足攣って 俺目覚める

          足攣って 俺目覚める

          大晦日 帰郷しないと 味気ない

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          雨のち感情論(和楽器バンド) MUSIC FAIR 2017.11.11

          テレビ番組での映像だとより生々しくて、技術の高さが際立つ。

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          和楽器バンド / 吉原ラメント(2018.1.27横浜アリーナ)

          豪華なライヴです。鈴華さんのヴォーカルと蜷川さんの三味線に、吉原らしい妖艶さと儚さを感じます。 周囲の三味線にオバサンが多いのは、近年の吉原が高齢化している(友人が言ってた)ことと関連があるのか?

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          Wagakki Band - 知恵の果実 (Chie no kajitsu)+ 什麼生説破(Somosan seppa) / HALL TOUR 2017 四季ノ彩-Shiki no Irodori-

          インストです。 各メンバーの演奏に感嘆してしまう。天才だらけ! それにしても、この蜷川さんはイナセだなあ~。

          Wagakki Band - 知恵の果実 (Chie no kajitsu)+ 什麼生説破(Somosan seppa) / HALL TOUR 2017 四季ノ彩-Shiki no Irodori-

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          和楽器バンドのこと

           単刀直入に言って、素晴らしいバンド。かなりいい。応援したくなる。 〈https://www.youtube.com/watch?v=jrSg3_OpR0Y〉  ロックと和の融合は何十年も前からずっと試みられてきた。自分もそんなバンドを組みたいと思ったことがある。でも、ここまで見事で大胆な融合はなかっただろう。和楽器が我が物顔でロック、というかもはやヘヴィーメタルに入り込んでいる。そして違和感がないどころか、そんじょのバンドより断然カッコいい。それぞれ思い切りやって、共通

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