観光とは都市の歴史や場所を辿ることであり、時に教養と結びつく。 ではそれらに基づかず、勝手なストーリーを展開する観光は反教養、あるいは反知性なのか。 とはいえ過剰なアカデミズムばかりでは面白くない、一種のシニシズムも楽しみたくなる。 街のイメージに沿いながら、脱却を試みる。