とりのかお

美術とか映画とかアニメとか旅行とかいろんなエンタメが大好きな人間です🙋‍♀️ 普段はIT企業…

とりのかお

美術とか映画とかアニメとか旅行とかいろんなエンタメが大好きな人間です🙋‍♀️ 普段はIT企業で忙しなく働きながら、週末のエンタメ摂取を生きがいに仕事してます。

最近の記事

やりたいことができるのは文字通り"今"しかないのだと思う。

怒涛の2020年も残すところあと1日。 リモートワークに緊急事態宣言、外出自粛などなど、コロナ禍という大きな世の中のうねりに振り回された感もありますが、今年は自分の内面にも大きな変化があった年でした。 今回は、自分自身のことやこの1年で起こった自分の変化について振り返りかねて書いていきたいと思います。 まず私は何がやりたい人なのか私が人生かけてやりたいと思っていることは、アートを通して人生が豊かになる人が世の中に溢れかえることです。(大袈裟w) 具体的に言うと、以前この

    • 好きな絵と好きな画家について語りたい。

      私はジャン=レオン・ジェロームの蛇使いという絵が好きです。 この作品との出会いについては、先日このnoteでも書いのですが、今回はこの作品や作者を取り巻く当時の背景、その上でなんで私がこの絵が好きなのかについて書いていきます。(ようやく本題) まずは作品の説明 ジャン=レオン・ジェローム《蛇使い》1879年 クラーク美術館蔵 ここに描かれているのは、身分の高そうな服装をした男性とその従者一行の前で、男なのか女なのかが明確に判別できないような子供が全裸で艶かしい蛇を使っ

      • 共通言語があることで多様なアートの楽しみ方が生まれるのかもしれない。

        ○が3つ、こんな感じで並んでいると「あ、ミッキーだ」って思う人、結構多いのではないでしょうか。(人にもよるとは思いますが) 隠れミッキーという概念がさまざまな国にあることを考えると、これを見てミッキーを思い浮かべる人が沢山いるのだろうと思います。 また、それは見方を変えると、ミッキーマウスというキャラクター自体が一種の共通言語として国を超えてシェアできるものになっているということですよね。 「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」に先日

        • 私が大切にしている写真。

          神は光、という聖書の一節があります。 宗教については冠婚葬祭か学術的な興味で勉強するか、くらいの信仰心の薄い私ですが、それについては本当なんじゃないかと思っています。 きっとこの光には神が宿っている、と勝手に信じて大切にしている写真を2つ投稿してみます。 1.雨雲から差し込む光/伊勢神宮 この日三重県は警報が出るほどの大雨。 伊勢神宮の内宮を参拝している間もずっと激しく雨が降っていましたが、数分間厚い雨雲の中から強い光が差す瞬間がありました。 傘を打つ激しい雨音と穏やか

        やりたいことができるのは文字通り"今"しかないのだと思う。

          大好きな絵との出会いと印象派について思ったことを振り返ってみる。

          私には本当に大好きな絵があります。 それはジャン=レオン・ジェロームの「蛇使い」という絵なのですが、この作品に出会ったことで私は大学で美術史を専攻しようと決めましたし、この絵をもっとたくさんの人に知って欲しい、広めたいといつも思っています。 ジャン=レオン・ジェローム《蛇使い》1879年 クラーク美術館蔵 ただ、この絵に出会ったとき、この作品に強く惹かれたと同時に、違和感や疑問に思うことがあったなと、ふと思い出したのでそのことを振り返ってみます。 出会いと強い違和感私が

          大好きな絵との出会いと印象派について思ったことを振り返ってみる。

          美術ってもはや映画や小説と同じなのではと思った話。

          少し前のことですが、マーベル作品をほとんど見たことがない私が、なぜか「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見に行きました。 なぜ見に行ったのかというと、世の中の盛り上がりや映画情報アプリでの口コミの高さから、これは劇場に見に行かないときっと人生いつか後悔する作品かもと思った、という極めてシンプルで軽い理由です。 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」さえも事前に見ずに行ったため、マーベルシリーズが好きな友人や同僚からは、前提知識もなく大丈夫?楽しめた?(笑)と言われたもの

          美術ってもはや映画や小説と同じなのではと思った話。