とらつぐみ

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とらつぐみ

更新は月に一度。月のはじめにまとめて更新されます。話題はアニメ、ゲーム、映画、その他です。 声をかけたい人はFacebookで。 Facebook→https://www.facebook.com/toratoratoratugumi 最近はFacebookによくいます。

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映画感想 ゆるキャン△

 もう一度自分を見つめ直すために。  『ゆるキャン△』は2015年から『まんがタイムきららフォワード』で連載がスタートし、2019年からは『COMIC FUZ』に移籍して現在も連載が継続。現時点で600万部を超える大人気漫画である。『ゆるキャン△』がアニメになったのは2018年。アニメーション制作C-Station、京極義昭監督によるアニメシリーズは高い評価を獲得し、制作会社を変更しながら現在第3シーズンが放送されている。実在のキャンプ場をロケハンして丁寧に再現しただけでは

    • 映画感想 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

       アメリカのアニメーター達の意地!  マイルス・スパイダーマンがニューヨークへ戻ってきた! 2018年に第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。2023年に劇場公開された本作は、アメリカが制作したアニメーション史上最長の140分。制作費は1億ドルに対し、現在のところ6億ドルを稼ぎ出している。まだ劇場公開が終了していない国もあるはずなので、この記録はまだまだ伸びるはずだし、これからホームエンタメでも収益を伸ばしていくはずだ。  

      • ゲーム感想 十三騎兵防衛圏

         思い出は再編集される。  『十三騎兵防衛圏』が発売されたのは2019年11月28日。最初はプレイステイーション4でのみ発売し、初週販売数は3万4200本。売り上げチャート5位に入るものの、いまいちパッとしない成績だった。  しかしここからがこの作品の“始まり”だった。発売後、ネットコミュニティでこの作品を高く評価する人たちによる口コミが広がる。著名なゲームクリエイターたちも絶賛。IGN JAPANではその年の「ゲームオブザイヤー2019」で6位。「ファミ通・電撃ゲームアワ

        • 3月19日 未来の社会では、人間は自尊心を維持できるか?

           私は去年末から今年初めまでの2ヶ月間、創作の活動資金が枯渇してしまったために、工場で働いていた。この工場は世界的にもよく知られていた企業なので、かなりお給料がよく、短期間のバイトだが、そこそこお金を稼げることができた。本当はもっと資金が必要で、もともとのプランではあと何ヶ月か工場バイトを務める予定だったのだが……わずか2ヶ月で気持ちが折れてしまった。  というのも、仕事内容があまりにも単調作業すぎるから。務めている7時間、えんえん単純作業。私はこうした単純作業の繰り返しに耐

        映画感想 ゆるキャン△

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          映画感想 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

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           アメリカのアニメーター達の意地!  マイルス・スパイダーマンがニューヨークへ戻ってきた! 2018年に第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。2023年に劇場公開された本作は、アメリカが制作したアニメーション史上最長の140分。制作費は1億ドルに対し、現在のところ6億ドルを稼ぎ出している。まだ劇場公開が終了していない国もあるはずなので、この記録はまだまだ伸びるはずだし、これからホームエンタメでも収益を伸ばしていくはずだ。  

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          ゲーム感想 十三騎兵防衛圏

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           思い出は再編集される。  『十三騎兵防衛圏』が発売されたのは2019年11月28日。最初はプレイステイーション4でのみ発売し、初週販売数は3万4200本。売り上げチャート5位に入るものの、いまいちパッとしない成績だった。  しかしここからがこの作品の“始まり”だった。発売後、ネットコミュニティでこの作品を高く評価する人たちによる口コミが広がる。著名なゲームクリエイターたちも絶賛。IGN JAPANではその年の「ゲームオブザイヤー2019」で6位。「ファミ通・電撃ゲームアワ

          ゲーム感想 十三騎兵防衛圏

          2024年5月 コスプレネタ写真・3 【ボーカロイド】

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           今月のコスプレは「VOCALOID」の、誰かです。  前回もお話ししたけど、掲載されている画像は「本物」ではありません。「創作」です。確かにベースは私であるのは間違いないけど、加工アプリや、さらにペイントソフトで加筆修正したもので、「私をベースにした創作物」という状態のものになっています。  というわけで、「とらつぐみはこういう顔をしているんだ」……ではありません。こんな綺麗な顔してたらいいよな……って自分でも思ってるよ。でも片鱗も残ってないくらい別人。親が見ても私だと

          2024年5月 コスプレネタ写真・3 【ボーカロイド】

          2月1日 「猥褻」という考え方を捨てて性文化について考える。

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           日付がおかしくなっているけど気にせずに。この日の前日、『裸はいつから恥ずかしくなったのか』『夜這いの民俗学』という2つの読書感想文を書き終えて、その2つのブログでも書き切れていないことをここで補完しようと……そうやって立ち上げた記事である。  前回のお話しはこちら。  さて、どこから考えるべきか。  隙を生じさせぬ二段構え……ネットのスラングにこういう言葉があるが(今でのあるのかな?)、まさにそれ。私たちは知らない間に「性」に対する意識を変えさせられていた。  一度目は

          2月1日 「猥褻」という考え方を捨てて性文化について考える。

          2024年4月 コスプレネタ写真・2 【暁美ほむら】

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           今月もコスプレネタ写真は暁美ほむらさんです。2ヶ月分撮影しているので、衣装もウィッグも変化無しです。  先月もお話ししたけれど、大事なことなので強調するけど、写真に写っている人物は存在しません。完全なる「創作」の一つとして公開しています。確かにベースは私だけど、加工アプリを使いまくって、架空のキャラクターを作った……というのがここで発表している写真です。  もう一つ大事なお話……。  私の年齢と性別について。  私はずっと「年齢・性別:不詳」という設定でやってきた。名

          2024年4月 コスプレネタ写真・2 【暁美ほむら】

          2024年3月 コスプレネタ写真・1 【暁美ほむら】

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           はい、先月やるって言ってたコスプレネタ写真ですよ。「やるやる詐欺」じゃなくて、本当にやっちゃいましたよ。  コスプレはあくまでも「ネタ」です。  ネタですからね。マジなやつじゃないです。  修正アプリを使いまくって、この世にいない人間を錬成するというコンセプトなので、「とらつぐみってこんな顔をしているんだ」……じゃないからな! ネタで作った非実在人物画像だからな! 前の時も言ったけど、ある種の「創作」ですから! そこは了解済みで見てくださいね!  なぜ暁美ほむらなのに、シ

          2024年3月 コスプレネタ写真・1 【暁美ほむら】

        記事

          2024年5月 コスプレネタ写真・3 【ボーカロイド】

           今月のコスプレは「VOCALOID」の、誰かです。  前回もお話ししたけど、掲載されている画像は「本物」ではありません。「創作」です。確かにベースは私であるのは間違いないけど、加工アプリや、さらにペイントソフトで加筆修正したもので、「私をベースにした創作物」という状態のものになっています。  というわけで、「とらつぐみはこういう顔をしているんだ」……ではありません。こんな綺麗な顔してたらいいよな……って自分でも思ってるよ。でも片鱗も残ってないくらい別人。親が見ても私だと

          2024年5月 コスプレネタ写真・3 【ボーカロイド】

          3月12日 手首に巻いた振動で、触感を与える技術。次世代ゲーム機にも搭載される?

           これは面白い技術。手首に巻いたフィルムが振動を起こし、手に何かを持っている感触などを再現する技術……だそうだ。自分が触れたものの感触を相手に伝えることもできるそうだ。  こちらの動画も紹介しておこう。  2年前に発表された動画。手首に巻いたセンサーで、手の動きを感知する……という技術。VRでは手の動きでウインドウを開いたり選択したりするけど、従来の仕組みだと肝心の手の動きを正確に読み取ってくれない。そこで手首に巻いたリストバンドで手の動き、指の動きを読み取る。結構正確に

          3月12日 手首に巻いた振動で、触感を与える技術。次世代ゲーム機にも搭載される?

          映画感想 MEN 同じ顔の男たち

           だいたいの男は同じ顔をしている。  久しぶりにちょっと「クセものホラー」です。『MEN 同じ顔の男たち』は2022年公開のホラー映画。アメリカ映画だが、舞台となっているのはイギリス。監督・脚本はアレックス・ガーランド。アレックスは小説家としてキャリアをスタートさせ、映画にもなった『ザ・ビーチ』の原作小説を執筆している。その後『28日後…』の脚本で映画の仕事に関わるようになり、『わたしを離さないで』『ジャッジドレッド』などの脚本でキャリアを積み、2105年『エクス・マキナ』

          映画感想 MEN 同じ顔の男たち

          映画感想 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り

           どこか懐かしい、ファンタジー・エンタメ作品。  『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』の歴史は長く、今もって現代の創作史において重要な位置づけにある。  私たちが「ファンタジー」と呼ぶものの元素的イメージは、第1にはJ・R・R・トールキンによる偉大なる創作『指輪物語』が原点であるが、もう1つ原点と呼べる作品が『ダンジョンズ&ドラゴンズ』だ。  歴史の始まりはゲイリー・ガイギャックスが失業中だった1970年代頃に、仲間内で作ったゲームが元になっていた(もちろんこの時、ゲイリ

          映画感想 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り

          映画感想 ジョン・ウィック4:コンセクエンス

           犬を連れている奴に慈悲を!  『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年に劇場公開された。2014年に『ジョン・ウィック』シリーズが始まって実に9年。前作の後、パンデミックの影響でしばし休止期間を挟んだが、第4作まで一気に駆け抜けた、という感がある。  制作費は1億ドル。興行収入は4億2900万ドル。ここで1作目からの制作費とRotten tomatoでの評価を振り返ってみよう。  1作目から2作目、3作目まで制作費、興行収入ともに2倍、2倍。さすがに4作目も2倍

          映画感想 ジョン・ウィック4:コンセクエンス

          映画感想 ヴァチカンのエクソシスト

           エクソシストは語る。悪魔は実在する――と。  2023年、日本でもなかなかのヒットとなったホラー映画『ヴァチカンのエクソシスト』が早くもAmazon Prime Videoに登場! あのアクション俳優・ラッセル・クロウがエクソシストを演じる。この配役からすでに面白いのだけど、日本で話題になったのはプロデューサーのジェフ・カッツ。日本語に通じたプロデューサーで、本作が日本で劇場公開されたとき、SNSで感想をあげるとジェフ・カッツから返信が来ることが大きな反響となった(ハリウ

          映画感想 ヴァチカンのエクソシスト

          ゲーム感想 INSCRYPTION

           えー今回の感想文ですが……残念ながらクリアできなかったゲームです。クリアを断念しちゃった理由を含めて、話を進めていきます。  まずゲームの概要から。  その前作である2018年の『The Hex』からお話しは始まる。制作者のダニエル・マリンズはゲームクリエイターのイベントである『ゲームジャム』に参加。このイベントは48時間のあいだに1本のゲームを制作し、その優劣を競う……というものだが、このイベントでダニエル・マリンズは対戦カード型ゲームを発表する。これがイベントの中で好

          ゲーム感想 INSCRYPTION

          2月1日 「猥褻」という考え方を捨てて性文化について考える。

           日付がおかしくなっているけど気にせずに。この日の前日、『裸はいつから恥ずかしくなったのか』『夜這いの民俗学』という2つの読書感想文を書き終えて、その2つのブログでも書き切れていないことをここで補完しようと……そうやって立ち上げた記事である。  前回のお話しはこちら。  さて、どこから考えるべきか。  隙を生じさせぬ二段構え……ネットのスラングにこういう言葉があるが(今でのあるのかな?)、まさにそれ。私たちは知らない間に「性」に対する意識を変えさせられていた。  一度目は

          2月1日 「猥褻」という考え方を捨てて性文化について考える。

          読書感想 夜這いの民俗学・夜這いの性愛論/赤松 啓介

           かつての「性の営み」とはどんなものだったのか。そこに日本人の本当の姿あったのかもしれない。  「村」はその開発者と子孫が中心になって運営される。後に移住してきた人や、その子供は「村入り」しないと村人とは認められなかった。子供は宮参りすると村人として認められ、初詣(はつもうで)を見物に来た子供達に菓子や文房具などを配って、「子供組」に入れてもらう。  子供組は12歳か、14歳になると子供組の「頭(かしら)」になった。年長者が何人もいると、選挙して「子供大将」を決めた。子供組

          読書感想 夜這いの民俗学・夜這いの性愛論/赤松 啓介

          読書感想 裸はいつから恥ずかしくなったのか――「裸体」の日本近代史/中野明

           歴史家すら忘れていた、かつてあった日本人の風習。  それはとある1枚の絵から始まった。その絵とはこちらの作品である。  『下田公衆浴場図』という作品で、描いたのはドイツ人画家のヴィルヘルム・ハイネ。描かれた年代は1854(安政元)年である。歴史に詳しい人はこの年号を聞いてピンと来るかと思うが、この前年、ペリーが艦隊を引き連れて江戸に来航した。そんな年に日本の銭湯を描いた西洋画……ということからわかるように、ヴィルヘルム・ハイネはペリーとともにやってきた随行画家だった。

          読書感想 裸はいつから恥ずかしくなったのか――「裸体」の日本近代史/中野明

          読書感想 天狗にさらわれた少年

           少年の語る物語は真実か、ホラ話か?  近代以前の日本には“変な話”が一杯あった(いや、日本以外にも変な話は一杯あったが)。例えば村から人が行方不明になり、どこを探してもいない。なのに1ヶ月や2ヶ月がすぎて、突然屋根の上に現れる。今までいったいどこへ行っていたんだ? と尋ねると「天狗と一緒に旅をしていた」と答える。こんな感じに今となっては真偽不明、現代的に解釈しようとしてもなんだかよくわからない“変な話”はそこら中に転がっていた。  今回紹介するお話しは、そんな変な話のなか

          読書感想 天狗にさらわれた少年

          2月25日 ベーシックインカムを導入しても怠け者は生まれない。

           ……ですって。  記事には、実はベーシックインカムは最近急に出てきた議論ではなく、これまでに何度も議論され、しかも実験もされていた……という。  ……知らなかった。  1969年のアメリカで、あるいはコロナ禍のアメリカで、2017年にフィンランドで、2016年にケニアで……意外といろんなところでベーシックインカムの実験ってやっていたんだなぁ。  「ベーシックインカムなんぞ導入すると、人々は怠けて働くなる」という批判はよく聞くが、どの地域での実験でも、労働の意欲に変化が起きる

          2月25日 ベーシックインカムを導入しても怠け者は生まれない。