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ブログ:ゲームの話

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私の個人ブログの中から、ゲームの話題をピックアップしました
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5月30日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話

 昨日、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の感想文を書き終えた。私の場合、1本のゲームをプレイして、感想文を書き終えて、それでやっと終わり……ということになる。  『スカイウォードソード』ゲーム感想文のちょっとした裏話を書くつもりだけど……しんどかった。  前から「年を取るとゲームプレイに粘りがなくなる」と書いてきたけど、『スカイウォードソード』をやっている時は本格的にしんどかった。今は新しい漫画の制作がはじまっていて、その漫画の制作が終わった後、夕方6時頃から『スカイ

ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

 伝説はすでに始まっていた。  Wii時代にとうとう触れずに過ぎてしまったあのゲームをプレイしましたよ。『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』NintendoSwitch版。もともとはWii対応ソフトとして制作され、発売されたのが2011年11月。Wiiリモコンを剣に見立てて操作する……というコンセプトのゲームだった。当時の売上本数は日本で36万本、世界で367万本。  評価は圧倒的に高く、ファミ通クロスレビューで満点40点。IGNでも満点獲得。ユーロゲーマー、ゲーマーイン

5月19日 スクエニ、特別損失を221億円計上……このニュースを見て思ったこと。もしかすると「官僚」タイプが業界に増えているんでは?

 スクウェア・エニックス、制作中だった作品を複数中断させ、そのための損失が221億円も出ました……という話。一時、この話題はゲームコミュニティ内で大きな話題となっていた。 【視聴者質問】スクエア・エニックスが221億円の特別損失を計上した件についてご意見を聞きたいです。  この件について、岡本吉起さんが動画で話しています。もともと業界の中心地にいた人の発言なので、岡本さんの話でだいたい間違いないでしょう。  ゲームコミュニティ内では「もしかして『ドラクエ12』も中断にな

5月20日 Splatoonサイドオーダーにもう飽きちゃった。サイドオーダーに必要なモノってなんだったんだろう?

 ……一ヶ月もやらないうちに飽きちゃった。  『Splatoon』がローグライト型ゲームになる! と聞いた時、「ああ、それは面白そう」と率直に思った。オンライン対戦型ゲームとして発表された『Splatoon』だが、その以前にシューティングゲームとして面白い。毎回、チュートリアルとしてストーリーモード(ヒーローモード)が付いてくるのだが、これが毎回面白い。最初の頃、ヒーローモードだけで何度も周回していたことがあるくらい。この1人用モードを、何度も繰り返し遊べるローグライト型ゲ

5月7日 任天堂が公式に次世代機の存在を明らかに! これまでのリーク情報まとめと、これからのゲーム機について

 ついに来た! やっと来た! 任天堂が公式にNintendo Switch後継機について言及した!  いや、ハードメーカーなんだから、作っているのは当たり前。ハード制作部門にとっては、一つ前のゲーム機が出た直後から、次のゲーム機についての目標作りが始まるわけだから。(私の見立てでは、2年くらい前にはすでに完成していて、ソフト制作も始まっていただろう……と見ている)  でも、公式に情報が出たというのは大きい。発表は今期中。では発売はいつだろうか? 「今期中」というのは来年3月ま

ゲーム感想 十三騎兵防衛圏

 思い出は再編集される。  『十三騎兵防衛圏』が発売されたのは2019年11月28日。最初はプレイステイーション4でのみ発売し、初週販売数は3万4200本。売り上げチャート5位に入るものの、いまいちパッとしない成績だった。  しかしここからがこの作品の“始まり”だった。発売後、ネットコミュニティでこの作品を高く評価する人たちによる口コミが広がる。著名なゲームクリエイターたちも絶賛。IGN JAPANではその年の「ゲームオブザイヤー2019」で6位。「ファミ通・電撃ゲームアワ

ゲーム感想 INSCRYPTION

 えー今回の感想文ですが……残念ながらクリアできなかったゲームです。クリアを断念しちゃった理由を含めて、話を進めていきます。  まずゲームの概要から。  その前作である2018年の『The Hex』からお話しは始まる。制作者のダニエル・マリンズはゲームクリエイターのイベントである『ゲームジャム』に参加。このイベントは48時間のあいだに1本のゲームを制作し、その優劣を競う……というものだが、このイベントでダニエル・マリンズは対戦カード型ゲームを発表する。これがイベントの中で好

ゲーム感想 ヴァンパイアサバイバー

 とあるYouTube番組で、「よゐこ」の2人があまりにも楽しそうに遊んでいたので、買っちゃいましたよ、『ヴァンパイアサバイバー』。500円だったしね。  すでに色んな媒体で紹介されている作品だから、もう知られているかと思うけど、本作の基本的な仕組みを説明しよう。攻撃はオートで、操作はほぼ十字キーのみ、30分間生存できればステージクリア……というシンプルな構成だ。ここからさらに付け足すものが何にもない。  構成要素が少なくて面白くないんじゃないか……と思われそうだけど、やた

ゲーム感想 トーエム

 今回紹介するのはスウェーデン生まれの小さなゲーム。  『トーエム』。スウェーデンのインディーズゲームスタジオ・Something We Madeが制作した作品だ。Steamに初登場したのが2021年9月17日。発表されてからは圧倒的高評価。現在確認すると3299件のレビューがあるが、この評価は揺るぎない。  いくつかアワードを獲得しており、BAFTA GAMES WINNERではDEBUT GAME受賞、IGF FINALISTではEXCELLENNCE IN AUDIO受

12月17日 2023年 今年、Nintendo Switchで一番遊んだゲームは?

 この記事は去年12月17日に書かれたものです。  毎年恒例、任天堂による「1年のまとめ」です。任天堂は毎回このためにデザインやら集計方法やら作り直しているんだなぁ……。よくやるよね。  はい、とらつぐみの2023年のゲームライフはどうだったのか、見ていきましょう。  2023年最初に遊んだゲームタイトルは……『初音ミクのいっしょにジグソーパズル』。  これだったんだ。よほど他に遊ぶゲームがなかったんだろうな……。  私はこういうパズルゲームが好きで、他にも『初音ミクの

ゲーム感想 RPGタイム ライトの冒険

 少年の頃に置き忘れていたもの。  ゲーム業界を揺るがすほどの話題になった……かなぁ? あのゲームでついに遊んできましたとも! そのタイトルは『RPGタイム!~ライトの伝説~』。  本作の発売は2022年だが、2018年のインディーズイベント「BitSummit」で最初に発表された頃から話題になっていて、センス・オブ・ワンダーナイト2018でBest Audience Award賞受賞、Best Art Awrd賞受賞、Best Presentation Award賞受賞。

11月1日 ゲーム機にこういう仕組みがあったらいいよね。新型ハプティクス技術と、ストレス検知デバイス

 面白い動画を見付けてきた。でもこの動画だけでは何が起きているかわからんね。  この動画は今年のCEDECで村田製作所が出展したハプティクスデバイス。「ハプティクスデバイス」とは、ゲーム好きの人々にはもうお馴染み、コントローラーを「振動」させる装置のこと。  実はこの振動技術も日進月歩で凄いことになっている。今年のCEDECで発表された最新の振動技術には「次世代型3DHaptics誘導けん引デバイス」と名付けられていて、画面上に出てくるオブジェクトに合わせて、握っているコ

9月7日 Splatoon3 ビッグラン スコア報酬の仕組みについて一つ言いたい

【追記】12月2日のビッグランから仕組みが変わり、金イクラの数が固定になりました。  9月2日~4日まで、『Splatoon3』イベントでナンプラー遺跡にシャケの大群が押し寄せてくる【ビッグラン】が開催された。  ゲーム自体は楽しく遊んだのだけど……。  引っ掛かったのがイベント終了後の報酬ボーダーライン。上位5%が156個ってのは多すぎじゃないか?  ではこれまではどれくらいだったか見てみよう。 資料引用元  第1回最上位ボーダーラインは137個。これくらいなら普通

8月21日 無事、カンストです。Splatoon3「クマフェス」報告

 久しぶりにやってきました。数ヶ月に一度、突発的にやってくる『Splatoon3』の「クマフェス」。  クマフェスとは?  提供ブキがすべてクマサン特製ガチガチギンギンにカスタマイズされまくったブキになること。  クマサン武器は不定期に単発で提供されることがあるのだけど、提供ブキすべてクマサンブキになることがある。これをユーザー間で「クマフェス」と呼ばれている。ただし、クマフェスの呼び名はユーザー発の呼称なので、正式なものではない。  時期はだいたい3ヶ月に一度くらい……