５月３０日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話
昨日、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の感想文を書き終えた。私の場合、１本のゲームをプレイして、感想文を書き終えて、それでやっと終わり……ということになる。
『スカイウォードソード』ゲーム感想文のちょっとした裏話を書くつもりだけど……しんどかった。
前から「年を取るとゲームプレイに粘りがなくなる」と書いてきたけど、『スカイウォードソード』をやっている時は本格的にしんどかった。今は新しい漫画の制作がはじまっていて、その漫画の制作が終わった後、夕方６時頃から『スカイウォードソード』を始めていたのだけど、その時間になるといつも肩がボロボロ。肩が凝りすぎて、アゴの関節もおかしい……という状態で『スカイウォードソード』をやっていた。
『スカイウォードソード』はパッド操作よりも、ジョイコン操作の方が簡潔で遊びやすい。このゲームを十全に楽しむとしたら、やはりジョイコン操作だ。ただし、問題が一つあって、ジョイコンで遊ぶ場合は、ベッドに寝転がってゆったり……というわけにはいかない。ポインターの位置がおかしくなってしまうから、椅子に座ってしっかり身構えて操作しなければならない。そうすると、漫画制作で消耗した肩こりが余計しんどくなって……。
その状況で何時間も遊べるか……ムリムリ。１時間くらいで「今日はもう無理」となる。剣（ジョイコン）を振り下ろすのさえ、しんどかった。ジョイコンを掲げる動きもしんどい……肩が上がらない！（実はジョイコンを縦にすればいいだけだったのだが）
そんな感じでプレイしていたから、長いストーリーでもないのに、クリアまで一ヶ月以上もかかってしまった。感想文もなんとなく気持ちが乗っていないように感じられたのは、そういうこと。疲れてた。
そういう状況でやっていたから、プレイに粘りがなくなっていて……。ゲームオーバーからのリトライがしんどい。また同じシチュエーションやり直させるの？ 早く終わってくれ……。アイテム集める展開面倒くさい……。
若い時は、こんなの思わなかったのにな……。むしろ喜んでやってたのに……。
私の『ゼルダの伝説』との付き合いはスーパーファミコン『神々のトライフォース』以降、据え置き機での『ゼルダ』には全て触れている（今回、やり残していた『スカイウォードソード』を制覇した）。私のプレイスタイルは、基本的には攻略情報は一切見ない。ハートの欠片はぜんぶ集める。それ以外の収集要素も全部コンプリートする。その上で、だいたいどのシリーズも２週している。
しかし今回は無理。クリアだけで精一杯。ハートの欠片を集められず。ミニゲームもクリアせず。もうずっと疲れていて……。ダンジョン攻略も、ちょっとつまると、ネットで攻略法を探してしまう。自力で考えよう……という粘りもない。クリア後の高難易度モード？ やらないよ！
その以前から、ゲームで遊ぶ、ということが「しんどい」と感じるようになっていたけど、今回は本格的にしんどかった……。ゲームで自分が年を取ったことを自覚して、愕然としてしまう。アクションゲームがしんどいくらいに年寄りになったんだよ、私は……。
若い頃と同じように、何時間もゲーム……なんてもうできないんだよな。睡眠時間削る、なんてことも、もうできない。
写真だと若そうに見える？
いやいや、これは顔面修正アプリで、シワをトゥルトゥルに伸ばして、アゴラインを修正しているんよ。それだけの修正で、この顔になるんだよ。
私ね、若い頃は自分の写真なんてぜんぜん撮らなかったんだよ。つまんねー顔してると思ってたから。若い頃はこういう顔だったんかね……。
あー、若返りたい。本気で若返りたい！
若いゲームプレイヤーは、「もっとボリューム感のあるゲームを！」「もっと歯ごたえのあるゲームを！」……と言いがちだ。それ、若いうちだけだぜ。ゲームでイキられるのは若いうちだけだぜ。年を取ると弾幕を見るだけで「あームリムリ」ってなるぜ。頭も目も指も気力も追いつかなくなる。
『スカイウォードソード』を終えた後は、すぐに『ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』を買う予定だったんだけど、しばらく延期。『スカイウォードソード』疲れが抜けない。いや、その前に、いま制作中の漫画を終わらせることかな。漫画以外にも、制作を中断させているプロジェクトもありますし……。
年寄り向けの、穏やかなゲームってないかな……パズルゲームでもやるか……。遊べるゲームが少なくなるって、哀しいよね……。
あー若返りたい……。
あ、でも、そういえば私、２０代はじめ頃にはもう体壊してたか……。
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