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記事一覧

7月21日 『鬼滅の刃 柱稽古編』……さすがに内容が薄すぎでは?

 今年4月から公開された第5期『鬼滅の刃 柱稽古編』だけど……書くことがなんにもない。あまりにも内容が薄すぎて……。  第5期『鬼滅の刃』は8話構成、1話と8話は40分拡大版で制作された。その第1話と第8話の内容だけど……これ、40分も必要だった? 第8話は鬼舞辻無惨が産屋敷に現れたのだけど、まず冒頭の歩いているだけのシーンで3分……。それも1カットごとにビデオ処理を入れていて、演出が鬱陶しい。鬼舞辻無惨の存在感を強調するための演出だけど、尺を引き延ばすための手法にしか見え

7月20日 ロボットが人間の代わりに働く時代……『PLUTO』に描かれる崩壊した労働環境

前回  ここからは『PLUTO』から離れるので、章を改めましょう。作品の感想文、というより「雑感」です。  『PLUTO』の時代、労働環境は崩壊している。ロボット技術が進歩し、人間が働く必要はなくなった。人間が働くよりも、はるかに低いコストでロボットを働かせられるようになったからだ。それどころかロボットは仕事の不平は言わないし、ミスをすることもない。人間を雇い続けているのが馬鹿らしくなるくらいだ。普通の経営者だったら、人間よりもロボットを仕事に入れようと思うはずだろう。

5月30日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話

 昨日、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の感想文を書き終えた。私の場合、1本のゲームをプレイして、感想文を書き終えて、それでやっと終わり……ということになる。  『スカイウォードソード』ゲーム感想文のちょっとした裏話を書くつもりだけど……しんどかった。  前から「年を取るとゲームプレイに粘りがなくなる」と書いてきたけど、『スカイウォードソード』をやっている時は本格的にしんどかった。今は新しい漫画の制作がはじまっていて、その漫画の制作が終わった後、夕方6時頃から『スカイ

5月27日 気になったテクノロジー VRをモニターにしてみると・・・BrelyonのUltra Reality

 ちょっと気になったテクノロジー。  これは「VR」だけど、「ヘッドセットゴーグル」ではなく、「普通のモニター」のようにしたもの。見た目は14インチのモニターだけど、画面を覗き込むと、その向こうに8K・120インチの大画面が見える……という。 動画の一場面より。動画のコメントで正鵠を突いたものがあったが、要するに「最新版バーチャル・ボーイ」。  要するに、今までゴーグルでやっていたVRを、モニターでやっちゃえ……と。  あーなるほど! コロンブスの卵とはまさにこれ! 簡単

5月19日 スクエニ、特別損失を221億円計上……このニュースを見て思ったこと。もしかすると「官僚」タイプが業界に増えているんでは?

 スクウェア・エニックス、制作中だった作品を複数中断させ、そのための損失が221億円も出ました……という話。一時、この話題はゲームコミュニティ内で大きな話題となっていた。 【視聴者質問】スクエア・エニックスが221億円の特別損失を計上した件についてご意見を聞きたいです。  この件について、岡本吉起さんが動画で話しています。もともと業界の中心地にいた人の発言なので、岡本さんの話でだいたい間違いないでしょう。  ゲームコミュニティ内では「もしかして『ドラクエ12』も中断にな

5月19日 水原一平野球賭博事件ハリウッドでドラマ化(?)という話を聞いて思ったこと。

 水原一平による野球賭博事件がハリウッドでドラマ化するそうな……。  といっても、私は野球のことなんかな~んにも知らない。興味もまったくない。どうやらそういう事件があったらしい、しかもそれがドラマ化かあるいは映画化するかも知れない……という話をどこかで聞いた……程度の知識と関心しかない。 (私は野球知識もないし、関心もないから、水原一平や大谷翔平の顔もわからない。タイトル画像に写真を使っているが、合っているかどうかもよくわからない)  でもこの話題について、2つほど思うとこ

5月20日 Splatoonサイドオーダーにもう飽きちゃった。サイドオーダーに必要なモノってなんだったんだろう?

 ……一ヶ月もやらないうちに飽きちゃった。  『Splatoon』がローグライト型ゲームになる! と聞いた時、「ああ、それは面白そう」と率直に思った。オンライン対戦型ゲームとして発表された『Splatoon』だが、その以前にシューティングゲームとして面白い。毎回、チュートリアルとしてストーリーモード(ヒーローモード)が付いてくるのだが、これが毎回面白い。最初の頃、ヒーローモードだけで何度も周回していたことがあるくらい。この1人用モードを、何度も繰り返し遊べるローグライト型ゲ

5月7日 任天堂が公式に次世代機の存在を明らかに! これまでのリーク情報まとめと、これからのゲーム機について

 ついに来た! やっと来た! 任天堂が公式にNintendo Switch後継機について言及した!  いや、ハードメーカーなんだから、作っているのは当たり前。ハード制作部門にとっては、一つ前のゲーム機が出た直後から、次のゲーム機についての目標作りが始まるわけだから。(私の見立てでは、2年くらい前にはすでに完成していて、ソフト制作も始まっていただろう……と見ている)  でも、公式に情報が出たというのは大きい。発表は今期中。では発売はいつだろうか? 「今期中」というのは来年3月ま

4月25日 勝者不在のVR界隈に希望はあるのか?

 まず1本目の記事を紹介。Apple vision proが売れてない……という話。  初年度出荷台数を70万~80万台を見込んでいたが、どうやら40万~45万台まで減らした……という話。  もともとソニー製マイクロOLEDが年間90万台しか生産できず、それを左右1つずつ必要だから年間45万台までしか作れない……という話ではなかったかな。ということは40万台も出荷する、というのは妥当な数字じゃないかな。本気で80万台も売るつもりだったのか……。  ついでにソニーPSVRもあま

4月18日 脳内イメージには「解像度」がある。人によってこの解像度の鮮明さには差がある……という話。

 また新しい言葉が出てくるなぁ……「アファンタジア」ですって。  記事にはまあいろいろ書いてますけれど……。  ちょっと内容に異議がある。異議というか、「アファンタジア」なんて新しい言葉は必要ないかな。  私がかねてから考えていることは、人間の思考力には限界がある……ということ。  前にもお話ししたよね、これ。  人間の脳には「脳内RAM」あるいは「脳内メモリ」というものがあって、もしも人間がコンピューターであると仮定した場合、1分間の視覚情報、音声情報をデータ保存しよ

4月16日 クリエイターに直接お金を振り込む仕組みがあったらいいんじゃない?

「買ったゲームに追加でお金払えるチップシステムはどうか」と、Blizzardの元社長が提案し議論白熱。いいゲームへのお礼を開発者に贈る提案の実現可否 - AUTOMATON (automaton-media.com)  ……と、いう議論がアメリカであったそうな。  詳しい話は元記事を読んでね。  これね……pixivのBOOTHにすでにある仕組みなのよ。購入後、作品が気に入ったらさらにお金を出せる……という仕組みがあって、私のところにも数年前、とある漫画の購入者がさらに1

4月4日 ディズニーが暗黒期を迎えている理由は? それは「有能なプロデューサー」がいないから

「過剰コンプラ」で消えゆくディズニーアニメの魔法 過去の栄光を取り戻せるか?  最近のディズニーアニメって、「時代の空気」を読んだつもりが、「観客の空気」を読めてない感じになってるよね……。  今回の記事では、「過剰なコンプライアンス意識の結果、作品がつまらなくなった」という趣旨だが、しかし大事な要件が忘れられている。それはディズニー創設以来つきまとう、とある“宿命”にまつわるお話しだ。それは才能あるプロデューサーがいなくなると暗黒期を迎える……という宿命だ。  ディズ

4月4日 『マトリックス』の第5作目が作られるそうです。その話を聞いて思ったこと……。

 マトリックスの5作目が制作決定!!  ただし、ラナ&リリー・ウォシャウスキーは制作から外れる。「制作総指揮」に名前を入れるそうだが、これはたぶん、名義だけを置いて制作に参加しないやつだ。ウォシャウスキー姉妹は制作には触れないのだろう。 (名前を置いておくだけで、権限は発生するので、変なモノを作らせないくらいの抑止力にはなる)  最初の『マトリックス』の頃を思い出そう――。  あの頃のウォシャウスキー“兄弟”は凄かった。その前作である『バウンド』からすでにキレッキレだった

3月23日 気になるテクノロジー ChatGPTを組み込んだヒューマノイドロボットと、脳にチップを埋め込んでゲームを遊ぶ未来。

 今回は気になったテクノロジーを2本紹介。  「ChatGPT」で知られるOpenAIのパートナー企業である、Figureが開発したヒューマノイドロボット。最初にゴーグル部分に「OpenAI」と表記が出ることからわかるように、ChatGPTの技術が応用されている。  動画の内容を見ると、ロボットに話しかけると、ただ返事をするだけではなく、話しかけられた内容に応じて行動で返す……ということまでやっている。 なにか食べ物をくれ→リンゴを渡す。 今の行動の理由を説明しながら、ゴ