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やらない理由を探すと自己肯定感が下がる
コロナ後遺症になって72日目。
この病気になってから、もう何をするにも怖さが付き纏う。4日出かけたら4日寝込み(つまり1外出につき1寝込みがついてくる計算)、眠れない日々が1週間続いてと今までにないような不安定な日々。
そろそろよくなったかと思えばまた悪化して、病院に行ったら貧血なんかも併発してて、鉄を体内に注入したらなんとか良くなって。
こんな状態なら、何もしないことが正解だという気すらし
コロナ後遺症になってしにたい気持ちがわかったかもしれない
こんばんは。今日もおつかれさまです。
noteのテンプレートはそんな挨拶から始まる。呑気なものだ(書いたことがある人にしかわからないね)。
タイトルとのギャップが著しいよ。いましにたい気持ちがわかったかもしれない。という話を書こうとしているところなんだよ。
生まれてこの方、しにたいなんて思ったことがない。いや、正確には高熱を出すと毎回生きたくないと思うほどだが、別にしにたい訳ではない。
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忘れられない人にさよならを
数年ぶりだ。火曜の夜から雲行きが怪しくなり、
38度を超えて、落ちて、また超えて、、、3日も寝込むことになった。
身内が寝込んだばかりだったから、これは感染性の発熱か何かに違いない。
それにしても、ここまで動けなくなったのはいつ以来だろうか。
まだ日も浅い契約社員なものだから、こんなに会社を休んで大丈夫だろうかとハラハラする。
最近はもっぱら調子がいい "つもり" だったが、ここまで身体がや
「分断された」私達、「再び繫がる」恐さ
「どんな物語もまずナルシズムから始まらないといけない。
物語はそのナルシズムを描くからポルノグラフィックになる。鍵穴から自分の人生をもう一遍みてみるということ、自分の人生の見せたくない部分から始まるというのが物語なんですよ。
だからすべての物語はポルノグラフィックであると思う。」
最近、推しYoutuberがいる。
上につらつらと書いたのはその推しの言葉。この5文だけでも1時間くらい咀嚼できてし
対人関係がヘタな私はこうして親密な関係を作った
愛着スタイルという言葉がある。
愛着とは「特定の対象との情緒的な結びつき (Bowlby,1969/1982)」のことで、この理論から派生した「愛着スタイル」は、俗っぽい言い方をすれば「愛し方」とも言える。
これは養育者と(幼い頃に)身に着けた対人関係の作り方・捉え方が、成人しても影響しているという前提で考えられた分類である。ただし、本人次第で修正も可能であり、一生変わらないものではない。
愛
26才だけど、高校生のわたし
あれ
なにか違う気がする。
ほんの一秒、よりもっと短い前の"わたし"と
今の"わたし"は、なにかが違う。
グレーのシーツにだらしなく上を向いて、
携帯とその先の白い天井を視界に入れていた"わたし"が、
感じているのは高校生の時の"わたし"だった。
そこにはいつも漫然とある繫がりがなくて、
いつかのなつかしさが現れて。
自立のできる楽しさと、わからず取らされる責任と、
忘れられない苦しさと
その個性は魅力か障害か(『パーソナリティ障害』読了)
世の中には極めて個性的な人がいる。
その中でもよろしくない方向に個性が発揮される状態が持続している人間は、時に医学では「パーソナリティ障害」と診断される。
こと他者の内面と容易に繋がれる今のSNSの時代で、そうした"極めて個性的な人"はよくみられる気がする。精神科医ではない私が勝手に診断することはできないが、時々メディアやネットを騒がす人々に言語化できない違和感を覚えたことがある人もいると思う。
好きだと言われたかった
「普通の幸せが得られると思っていなかった」
だって普通じゃない人生を選んだから、と言われた
当たり前に普通が手に入ると思っていた
私の浅はかさに少しうつむく
そのせいか
何も残っていない
何もはじまらない得られない私がいるのは
捨てたくせになければ困ると思っている
手を離したのにいつまでもあるのだと思い違う
あなたではない
私の幸せは
もっと穏やかで焼け付くようなもの
過去を否定して生きるということは
過去の清算をした。
数十年にわたるトラウマ的なものについて、文字という姿で整理をつけた。
しかし当然のように、すぐには何もかもが変わるわけではない。
整理をつける前はとても苦しい。その状態が回復すると、一見それが乗り越えたという言葉の現れに感じることがある。
しかしこの時の「乗り越え」というのは、自分が新しい生き方を実践できるようになったということではない。少なくとも過去を直視すると同時に、過
家族が壊れて一年後に思うこと
「その日」から九カ月前の春に遡る。
私は一年後にある国家試験を控えていた。同級生の大多数はその国家試験を通過し、資格を持って医療機関に就職する。周りの張りつめている空気に充てられているのかもしれない。
心当たりはもう一つ、家族の内々で進んでいる一大プロジェクトのことだ。
姉が結婚したことは我が家にとって久々の良いニュースだった。二人が建てる家に、姉の提案で同居している母と遠方に住む祖母を呼びよせ