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お気に入り記事(他者さん):橘エリー

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橘エリーの橘エリーによる「他者さんが書いた」記事
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#エッセイ

正直、双極性の躁状態が恋しいときがある?

正直、双極性の躁状態が恋しいときがある?

私は双極性障害で、数年ごとにうつと躁のサイクルを繰り返しています。

うつ状態の時は普通のうつ病の方と同じような症状で死ぬほど辛いのですが、躁状態の時は後から考えるとヤバいことをしでかしてしまう一方、気持ちよさというか、幸福感・満足感も味わっています。

特に、前回躁転した際は「カチッ」とどこかで歯車がかみ合ったような感じがして、頭の中がサーッとクリアになり、過去と未来が消えうせて、完全に「今」に

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うつ病になった私へ 16

うつ病になった私へ 16

もし初めて私のnote読んでくれている方がいれば、はじめまして。過去記事ありきで書いていることが多いので気になってくださったり内容の意味がわからなくなったらぜひ過去の記事も読んでやってください。このタイトルのシリーズは、闘病日記としてマガジンにまとめてます。

こんにちは。

我が家にコロナが襲来したかもしれないと書いて、1日が経った。

そこで、感じたこと。
現在夫は健康であり病気もなく(コロナ

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もし良かったら皆さんの『心が元気になる方法』を教えてもらえませんか?

もし良かったら皆さんの『心が元気になる方法』を教えてもらえませんか?

今年の冬、毎年と同じように冬季鬱がきたとおもった。けれど、桜が咲いても半袖で外に出られるような気温になってもどんどん気持ちは落ちていくばかり。何かに引っ張られるような感覚、ずっと引っ張られつづけて全然元に戻って来れなくて。
頑張れる日もあるけれど、すぐに力尽きてしまう。
そんな頑張れない自分。去年の自分と比べて責めてしまう。ほんとはちがうのに、もっと頑張りたいし頑張れるのに、こんな自分は自分じゃな

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もしも意図せず死んでしまった時のために

もしも意図せず死んでしまった時のために

死ねるとは思ってないです。死にたいような生きたいようなこの気持ち。
結局私は本当に何処へも行けなかった。トラウマを克服することができなかった。自分や他者の愛し方がよくわからなかった。世界の進むスピードにとてもついていけなかった。劣等感や絶望感や違和感や不安感はどうしても拭えなかった。パニックも鬱も治りそうにない。みんな楽しそうで羨ましい。私は辛い。どこにいても何をしてもしっくりこない。疎外感が私の

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明日に向けて、未来に向けて

明日に向けて、未来に向けて

ひとつ前の記事を読んでくださった皆さん、スキをくれた皆さん。
ありがとうございました。感情的な記事で、すみませんでした。

あのあと、少しでもこのモヤモヤを他に向けようと、お気に入りの入浴剤でお風呂に入ったりネイルを作ってSNSに投稿したり、好きな映画のレビューを書いてみたり。
好きなことだけして過ごしてみました。のでちょっと落ち着いて来た。薬も飲んだし。

明日また同じことで頭を抱えるかもしれな

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【うつになった大学生】    書きたい文章を書く時間  

【うつになった大学生】    書きたい文章を書く時間  

「朗読は詩を語り直す作業だから」とある人は言った。

それはわたしの語りかもしれないし、他者の語りかもしれない。

声に出して言葉を読むのは良いなと思う。

世の中には、声に出して読みたくなる言葉があるし、声に出すことで言葉の世界は拡張される。

さらにそれは、音階やリズムを持つことで、また違った語りを生み出していく。

いつからだろう、梅雨に「しとしと」が似合わなくなったのは。

午後から激しい

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元気であることを疑わなければならない

元気であることを疑わなければならない

4月に4年ぶりに社会復帰して、今月からWワークをしている。

そして、新たに人生初の3次元の「推し」が出来てMVを見まくったり、彼らが出ていたオーディション番組を繰り返し見ている。

少ないお小遣いなのにあまりよく考えずにオーデション番組の完全版が見たいがためにHuluを契約し、ファンクラブも月額500円くらいなので…と入ってしまった。

世間一般からしてみたら少額なのかも知れないけど、先を考えず

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「鬱は甘え」だと思っていた話

「鬱は甘え」だと思っていた話

ちょっと前にSNSで「鬱は甘え」論争が繰り広げられていた。

私は高校生の頃、パニック障害に伴ってうつ状態と診断された。その後、現在の主治医からうつ病と診断され、紆余曲折を経て双極性障害で落ち着いている。

私は双極性障害と診断されるまで、いわゆるうつ状態に苦しんだ。そもそも双極性障害の診断がついた理由は、単極性のうつ病での治療で効果が見られなかったからだ。つまり、正確な診断名はあやふやなまま。

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健常者のふりはできない

健常者のふりはできない

※話し言葉なので音声だと思って読んでください。

最近難しいなと思ったことは健常者のふりをするということだ。どゆこと?って思うのは正常な判断だと思うが、私にとっては正常でもなんでもない。たぶん不得意なことは?と聞かれたら迷わずこれと答えるだろう。

おそらく中学生くらいから私は普通の人として生きることが難しくなっていた。何を持って普通とするかだが、、私の普通は皆さんにとっても普通だとは思わないでほ

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双極性障害とうつ病の人へ

双極性障害とうつ病の人へ

私は最近鬱なのかそうなのかよくわからない。
(そうって変換出てここないからひらがなでいくね)
そうの時っていろいろ話したくなったり、こうやってnoteを書きたくなるんだけど、今はそんなに元気なわけではない。今日は本当は就労移行支援の体験に行くはずだったんだけど行けなかった。実はこれ2回目。え、就労支援も行けないんですか?って思いました。はい。

私が就労支援を受けたいと市役所に相談しに行ったときに

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やさしさで、できてなくてそれでいい。

やさしさで、できてなくてそれでいい。

「放課後、帰宅中の児童らが、彼等の近くを歩いていた障害者の方の歩き方を真似して笑っていた、これは如何なものか、学校できちんと指導してほしい」

という内容の電話が学校にあったらしい。

昨今は悪戯な子ども達のしたことを大人がその場で叱って諭すとうっかり「声かけ事案」として警察署に通報されてしまいかねない。電話の方はそれを知っていて直接注意をせず、小学校の方に注意の電話を入れるという判断をされたのだ

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