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#思い込みが変わったこと

これまでの「思い込み」について別の視点や考え方に気づいたり、「常識」の概念が変わったことについての投稿を募集します。

定番の記事一覧

別居婚を、8年間やってみた

「今日は、何して遊ぶ?」 土曜日の朝。 ピロン、と電子音が鳴った。 テーブルに置いてあったスマホの画面を見てみると、LINEが来ていた。 近所に住んでいる、私の結婚相手からのLINEだ。 結婚相手が「近所に」住んでるって、どういうこと? と、思われたことだろう。 そうなんだ。 結婚相手は、私の家……ではなく。 近所の家に住んでいる。 私はわりと若い年齢で、結婚した。 結婚してすぐ、賃貸マンションを選んで夫と一緒に住み始めた。 結婚相手とは一緒に住むのが普通、と思って

子供が一番かわいい時期はいつなのか調査したら、ちょっと泣いた

急に大声を出してすみません。当方、もうすぐ6ヶ月になる赤子を育てているのですが、毎日かわいさを更新しているので最終的に「光」になってしまうのではないかと不安になっております。 こんなにかわいいのに本当に無料なんですか? でもちょっと待って、このかわいさ、いつまで続くの? 今がピークなんじゃない? ある日突然、「この続きは有料会員限定になります」みたいなバナー出てきたりするんじゃない?? 不安になった私は、でっけえでっけえインターネットに頼ることにしました。ということで以

「結婚」はしないと思ってた。

「結婚」なんてしないだろうと思っていた。 だから、まだ付き合ってもいない彼から唐突に 「なんか……結婚したいですね」 と言われたときは、なんて気の合わない人なんだろうかと首を傾げたものだった。 「結婚は……、どうでしょう」 わたしは答える。 もちろん、そういう幸せのかたちがあることは知っているし、大切な誰かが誰かと結婚するとき、わたしは心の底から「おめでとう」と言うことができた。 けれど自分のこととなると、どうだろう。なんだか途端に妙な気持ちになるのだ。 きっと、「自分

学年1位の女の子が「勉強なんてやめてしまえ!」と言われて

気づいたら、30歳になっていた。 子どもの頃想像していた「30歳」はもっとはるかに大人で、しっかりしていて、強いイメージだったけれど、今も私はあの頃と同じように日々悩み、もがき、時に悲しみ、笑いながら生きている。 この年齢になると、結婚・出産をする友人が増える。 FacebookやInatagramの幸せな「ご報告」は、私がまさに想像していた大人の姿の1つで、自分の人生を次のステージに進めていることが、純粋にかっこいいと思う。子育てに奮闘する彼女らと話をすると、仕事に明け

はたらくかたち。

それは職場や仕事だけでなくあらゆることで。 ※私の知人のエピソードを基にしています。Thanks きょうこ!

”周りと違ってそれでいい”と気づいた日

コミックエッセイ大賞に参加するためのマンガを一本描かせて頂きました。 コミックエッセイ大賞は落選でしたが、今後いつかどこかで描いていきたいテーマです。 『フツウ』って何だろう。 ハナが「自閉症スペクトラム」という発達障害を持っていることを私が知ったのはハナが4歳のときでした。 でも私はそれをわかった上で「治そう」としました。 普通の世界で普通に過ごせるように。 でも、そうじゃなかった。 なんとか「普通」に近づけようとした私のやり方は、ハナを余計に追い詰めてしまっていた

「子どもが泣くことを特別視してない?」保育園の先生の言葉にハッとした。

「お母さん、もしかして子どもが泣くことを、特別扱いしていませんか?」 4歳息子の保育園の担任の先生のひとことに、私はギクッとしました。たしかに私は息子が泣くと、いち早く泣きやませようと、あの手この手の手段をつかっていたからです。 4歳の長男、モリが「保育園に行きたくない」と毎朝泣くようになり、ずっと悩んでいた私。担任の男の先生が「ちょっと面談しましょうか?」と声をかけてくれました。 モリは保育園の玄関に到着するやいなや、 「ママぁ今日ははやくお迎えにきてぇ・・・」

泣けばよかった

#思い込みが変わったこと 私は看護師として約30年勤務している。 新人の頃は先輩看護師に怒られてばかりで毎日が苦痛だった。 そんな中、初めての夜勤で患者さんが亡くなった。 初めて人が亡くなるところをみた私は大きく動揺し、涙が出た。 すると一緒に夜勤をやってた先輩看護師が 「泣くんじゃない!看護師は泣いちゃいけないの!あなたより家族のほうが何倍も悲しいのよ!あなたが泣いちゃったら、誰が家族を支えるの!」 新人ながらもっともだと思った。 この後亡くなった患者さんのエンゼルケ

パナソニック×noteで、投稿コンテスト「#思い込みが変わったこと」を開催します

パナソニックとnoteで、「#思い込みが変わったこと」をテーマに、投稿コンテストを開催します。 自分にとって常識だと思っていたことが、だれかの行動やできごとによって変化する。そんな、価値観の変容を感じる機会が増えてきています。 「多様性を尊重する社会」という言葉にはまだはっきりと実感がわかないというひとでも、社会的な価値観でなく、身近な生活で「以前は普通だったことがそうでなくなっている」という経験はあるのではないでしょうか。 「こうでなければいけない」「“ふつう”はこう

僕の考える性別性について

考え始めると、なんだか深くに沈み込んでしまうような、性別やジェンダーの話。あ、でもこの記事は軽いです。たぶん。 最近、中性的と呼ばれるような容姿の人が増えてきましたが、容姿が変化するためには気持ちの部分での納得が増えてきた証拠だと思っています。 どういうことかと言うと、自分がそうであるという自覚はそれこそ幼い頃からある方もいるのですが、"中性的"という言葉を用意したり、こんな容姿や発言、行動が中性的ですよ、みたいに提示してくれるメディアがあったりして、社会的に認知(容認と

完全理解夫婦

数ヶ月前、私は絶望的な気持ちでいた。 無力感、空虚感。 どれだけ努力しても、行動しても、全てが空回っている感覚。 ここにいてはいけない。 でも、どこへもいけない。 視界はぼやけてうまく進めない。それでも変化を求めて、焦燥感ばかりが充満していた。 30歳の私。 夫と出会ったのは11年前。結婚して9年が経っていた。 どこで思い違えていたんだろう。 夫婦とは、100%お互いを理解し合うものだと思っていた。 遡ること十数年前、家族とうまく信頼関係を築けていなかった私に、初めての

「死にたい」と1万回以上言い続けた私が鬱病を克服し、どうしても伝えたいこと①自己紹介と鬱病期間

自己紹介初めましての方もいることを想定して、簡単に自己紹介します。 私はふだん会社員をしながら、主に「大人の自由研究」と呼ばれる読み物サイト『デイリーポータルZ』でライターをしています。デイリーポータルZは、タモリ倶楽部や水曜どうでしょうが好きな人には共感してもらえる趣きがあるサイトです。 デイリーポータルZで私は、そこらへんの人に個人的におすすめの場所を聞いて周る「地元の人頼りの旅」シリーズや、「パンツとバレない帽子をつくる」といったしょうもない題材のものまで色々と書い

勉強は「自分のためにする」ものじゃ、なかった。

「勉強しなさい!」という親の、想い 「ねえ、勉強ってなんのためにするの?」 もし、小さなこどもがあなたのところに来てこうきいたら、なんて答えるだろうか? わたしは、ずっとわからなかった。テストのために覚えて、テストが終わったら忘れて、あんな意味ないこと、なんでみんな黙ってやってるの?と、心底理解できなかった。どうしても、勉強する意味が見つからない。だから、勉強って、ほんと嫌いだった。だから、長らく勉強することを辞めてしまった。 これってたぶん、私だけじゃないはずだ。勉

18年前の母からの手紙を今になって読んだら、今の自分とダブっていて泣いた。

母は私にあまり興味がないと思っていた。 明るくて常にテンションが高くて、漫画の世界から飛び出してきたようにおっちょこちょいで、悩みなんて全然なさそうに思っていた母。でも私はそんな母と暮らしていた頃(二十歳まで)は、別に仲良くなかった。仲が悪いわけではないけど、明るすぎる母を冷静な目で見ている自分がいた。 私は中学~高校くらい、いわゆる思春期にはしっかりと反抗期があり、激しくはなかったものの、とにかく母のことが鬱陶しかった。たぶん傷つけるような言葉もたくさん言ったと思う。

ダブルワークの仕事を両立させるための6つのコツ!

こんにちは! 仕事でしっかりと成果を作り上げる上では、タイムマネジメントの力は必要不可欠な力であると感じます。優先順位を付けて、やるべきタスクを適切に遂行していくことで、仕事はスピード感を持って前進させていくことができます。 ダブルワークは特にタイムマネジメントの力が試されると思います。起業とフルタイムの仕事を両立させる上でも、成功するためのコツが大きく6つあるという記事を見つけました。そのコツに合わせて、実体験から感じることが色々ありました。 1. 目標を明確にする

夫が初めてネイルを塗った日

夫が「ネイルを塗りたい」と言い出したのは、年明けだっただろうか。 先にお伝えしておくと、夫は特別おしゃれというわけではない。 自分の服は自分で吟味して買う人だが、買い物の頻度はさほど高くない。1シーズンに3着買うか買わないか。その選りすぐりを何年も着る。ちなみに本人の見た目は、くまのプーさんをほんの少しだけ縦に引き伸ばした感じだ。 ただ、夫は昔からおしゃれや美容に関して「よい目」をもっていた。 たとえば、私たちの女友だちがボルドーやモスグリーンなど上品なカラーのネイルをし

子どもと遊ぶのが苦手なワーママが、休日を楽しめるようになった話

「独身の頃、日曜の夜は憂鬱だったのに。今はホッとする…」 半年前の、日曜日の夜。やっとのことで子どもたちを寝かしつけると、開放感に浸ったような顔で夫がつぶやきました。私はうんうんうんうんと、めずらしく首がもげるほど夫に共感しました。 子育て中はまるで金曜夜のほうが憂鬱な「逆サザエさん症候群だ」なんて言っていて、笑っちゃいました。 正直に言うと、私も夫も、子どもと遊ぶのが得意ではありません。 家にいると、床に次々と増えていく電車や車のおもちゃ。片付けても片付けても、穴の

ジェンダークレーマーの定義

 こんにちは、神崎ゆきと申します。  皆さんは「ジェンダークレーマー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近になって広まったので、Twitterのどこかで耳にしたこともあるかもしれません。この言葉は『表現の自由』に関連する言葉の1つとして、天路めあ氏が発案して提唱されたものです。  提唱者である天路めあ氏の記事からは、「ジェンダークレーマー」によって表現が消される現状を問題視し、改善したいという思いが伝わってきます。この思いに私としても深く共感しました。  しかし

リレーで「自分」を抜き去ったあの日

「運動神経抜群の人」 私は周囲にそう思われている。 アスリートとして活動して、引退後もトレーナー・インストラクターになり、スポーツ業界には長く携わった。今も、筋トレは趣味のひとつだ。 シングルマザーは、毎日が体力勝負。 滅多に風邪をひかない肉体は、私の武器だ。 しかし実は、子ども時代は全く運動ができなかった。 いわゆる「運動音痴」だったのだ。 ● ● ● 体格は標準だった。 運動会、ぽっちゃりと体格のよい子供たちがかけっこ競技で遅れをとる中、さらにその後ろを走って

凡人がnote始めて15か月。フォロワー9000人になるまでにやったこと。~フォロワーの増やし方~

はじめにありがたいことに2022年11月の中旬からnoteを始め、現在、9000人を超えてフォローしていただけています。(2024年3月2日現在:9108人) これもひとえに、フォローしてくれる皆様方のおかげです。 本当にありがとうございます!!! ただ、やってきたことはこれまでと変わらず、下記の記事で書いたものとなります。 そう考えると、フォロワーを増やすための行動様式としては、ある意味新規性がないとも言えますし、逆に短い期間を前提とすると普遍性があるのではないかと

パナソニックとnoteで開催した、「#思い込みが変わったこと」投稿コンテストの審査結果を発表します!

2022年3月25日から約1ヶ月にわたって開催した、それまでの「思い込み」について別の視点や考え方に気づいたり、「常識」の概念が変わったことについて語る「#思い込みが変わったこと」投稿コンテスト。期間中(3/25-4/24)には、7,623件もの作品をご応募いただきました!読み手にもたくさんの刺激が生まれるすばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。 noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 審査会にて、審査員である£ (ポンド) さん、AyumiFuk

私が幸せを手に入れた方法|この世は自分の感想でできている

「それってあなたの感想ですよね」 最近、私や夫が言ったことに対し、小学生の息子がこの言葉をよく使うようになりました。 「なにソレ?名言じゃん♬」と思った私は、どこで知ったのか息子に確認してみると、YouTubeで知ったとのこと。 誰の言葉か自分でもググってみると、どうやら最初にこの言葉を発したのは≪論破王≫と言われているひろゆきさんのようでした。 ひろゆきさんと言えば、たびたびその発言が炎上しているイメージ。 そのためか? この言葉は「煽り」として、多くの人に受け

シャツワンピースを着て試着室で泣いた話

 大学生の夏、バイトを終えた足で深夜バスの停留所へ向かった。  前輪と後輪のあいだにぽっかりと口を開けたトランクルームがある。荷物を預ける乗客が長い列を作っていた。  運転手が流れ作業のように長方形のトランクケースを次々に投げ入れているのを横目に、乗車口へ向かう。肩からかけたトートバッグはバスの中に持ち込むと決めていた。  乗車口へ行くと、特有の匂いが充満していた。久しぶりだな、と思いながら数段のステップを登る。発車まで音を立てて唸るエンジンの匂いか、いつ乗っても新品のような

子どもの『間』に、ひそむもの

ずっと子どもが苦手だった。 3人兄妹の末っ子で自分より小さい子と接する機会が少なかったし、性格的にも面倒見のいいほうではなかったからだと思い込んできたけど、きっとどちらも根本的な理由ではなかったような気がする。 子どもをただ眺めているだけだったら、ああ可愛いねえ、元気だねえ、と心がほくほくするのだけど、いざ対面して話をすると、なんだかいつもドギマギしていた。 何が苦手だったのかというと、あの『間』だ。 「すきなもの、なあに?」 なにか話しかけると、子どもはピタリと固

いい写真が何かわからなかった編集者が写真を読めるようになるまで

駆け出しの編集者の頃、雑誌の担当になった。作庭家がつくったガーデンデザインを紹介する本で、写真は紙面のなかで重要だった。カメラを触ったこともなかった新人編集者の私が何より苦労したのが写真選びとラフレイアウト。人物のポートレートなら笑顔などわかりやすい指標があるけれど、風景や心象風景を撮った写真のどこをみて選べばいいのかわからなかったのだ。当時はフィルムだったが、ポジ袋がくしゃくしゃになるほど何度も覗き込んだ。カメラマンも先輩も「いい写真」が何か、言語化して教えてはくれなかった

‘’平凡を極めた長老‘’の歩いたサプライズロードは、他の誰の花道よりも涙で湿って見えたんだ。

昨日の夜、ナニ食べた? 突然そのように聞かれると、ボクの脳はすぐに回答を出してくれやしない。 現時刻は午前4時27分 夕食を食べたのは、ほんの数時間前であるのにナンてことだ。 まだ寝ぼけているともいえるが、 いや、まてまて。 20代の頃は、そんなことはなかった。 確実に脳の老化であろう。 若い頃は、一度会ったら顔と名前を確実に覚えられるほどに記憶力だけにはキレ味があった。 というか、今こうして文章を打ち始めたから思い出せないのだろう、、、。 いったん手を止めようか。

【詩】月と日常

暑さがまだ残るこの時期、徐々に静けさを取り戻していく海。 一月前、有名な海岸に君は降り立った。 少し大きめの麦わら帽子、たくさんの藁たちが交差し、 夏の日射しを遮っている。それは生ぬるい風を受け優雅に波打っていた。 初めて会ったのに初めてじゃない、そんな気持ち。 不可思議な感覚を信じられず、でも喜びもある。 深夜のドライブデート、海辺を走りながら潮風が君の髪を揺らしていた。 信号で停車すると、生ぬるい風が邪魔をして蒸し蒸し。 そんな奴らは無視無視。私の気持ちと同じく信

自己紹介

はじめまして。中村元癸(なかむら げんき)と申します。 
この度、noteを始めることにしました。 たまー・・・に、投稿したいなと思います。 はじめての方に向けて、まずは長々と自己紹介をさせていただきます。 プロフィール中村元癸(なかむら げんき) 奈良県生まれ。北海道札幌市在住(最近京都によくいる) ☸ 仏教徒 ☸ ふつうのお坊さん。 本業の傍ら、オルタナティブ教育の会員制コミュニティGAKKOU元副校長・現相談役。GAKKOUの先生。DPT開発者。スポーツインス

愛の行方1

僕は東京都目黒区に産まれた。所謂お金持ちのボンボンである。 親は優しく、学校には友達がいるし、テストでは満点を連発。 テストで満点を取るとお父さんが報酬としてお金をくれた。 高校に上がると、欲しいものは一通り手に入った。 少し慢心。 テストの点数で初めて赤点をとった。 父さんは私を殴った、初めてだった。 「どうだ、悔しかったらやり返してみろ」 父さんは笑っていた。 次の日学校に行くと、隣の席の武志がその顔どうした、と心配してくれたが赤点取ったから父親に殴られたなんて言

幸せの定義

「幸せ」って何だろう? フリーランスになって気がついたのは、幸せは「どこかにあるもの」ではなく、「感じることができれば、それが幸せ」だということ。 それまでは、どこかで読んだのか、誰かから聞いたのか、「幸せ」は、「自分は持っていないけれど、どこかにあるもの」と思っていた。 今はインスタグラムのようなSNSの時代だけれど、私が20代の頃はファッション雑誌の時代で、セレブリティの夢のような生活が取り上げられ、それと比べて自分には「○○がない」と、いつもその欠乏している「○○

雨降る美術館

ひとりで静岡の美術館へ旅をしたことがある。 その美術館は、いつか行ってみたいと思っていた美術館のひとつだった。 クレマチスの丘という、美術館がたち並ぶ丘がある。 その丘の上にある美術館で、須田悦弘さんの展覧会『ミテクレマチス』が開催されていた。 須田さんの作品は、その展覧会以前にも見たことがあった。 はじめてみたときから強く惹かれた。 私が学芸員を務めた市でも、須田さんの作品を所有していた。 クレマチスの丘を訪れたとき、私は学芸員だったけれど、いろいろあって辞めよ

刀剣乱舞の殺陣の凄さと難しさについて、アンサンブルの視点から考えてみた

こんちには、山田大生(やまだたいき)です。 前回のnoteをたくさんの方に読んでいただいて驚きました。すごく嬉しかったです。 それと共に、抜刀道の知名度の低さにも気付かされました(泣)。僕は今30歳。刀の世界ではまだまだ若手です。若手が語るのもおこがましいのですが、刀の面白さを広めたいので発信していきます。ときどき読んでください! 刀剣乱舞の殺陣の凄さと難しさについて 今日は、舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花に、アンサンブルとして出演中の僕が思う、刀剣乱舞の殺陣の

【詩】花火時間

昼下がり、いつものドーナツショップからの帰り道。 この夏はじわっとした暑さが、頭をボーっとさせる。 ふと気づくといつもと違う人出。 よく観ると、浴衣姿がちらほら。 あぁ、今日はあの日かな。 道を進むと、やっぱり人出。 多分、そうかもな、そうだろうな。 オレンジ色の空を見上げ、 うん。今日はいい夜になりそうだ。 家に帰りつき、ニュースを賑わす台風情報も何のその。 今日は、今は、いい天気ということだけが頭に残り、すこし浮かれ気味。 仏壇に花を供える時期だけど、台風への

【読書セラピー】君が生きる意味 〜人生を劇的に変えるフランクルの教え〜|人が生きる3つの意味とは?

「こんな人生、生きてて意味あるのかな…」 と感じたら、この本を読んでみてください。 どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 人生にはひどく辛い出来事に直面して 心が闇落ちする時が必ずあると思います。 本書の主人公のボクも 大手のアパレル企業で ショップ店長をしています。 このボクが働く企業… 実はかなりのブラック企業なのです。 ●月80時間越えの超長時間勤務😱 ●人格否定してくるイヤミな上司😰 ●意味のない社訓唱和😓 ●限りなくノル

¥100

『好き』と言うのも、むずかしい。

「好きなものがないわけじゃない」「でも、『好き』と言っていいのか不安になる」 「だって、もっと『好き』なひとがいるから」 ──これは、SNS時代を生きる人々ならではの、同時に、この時代を生きるなら、だれしもがいちどは抱える、「みんなの苦悩」なのかもしれない。なんでもかんでも、横がみえる。隣の芝生は青いまま、 なんでもかんでも、ひとと比べてしまう。好きなきもちの大きささえも。だから、生きるのはむずかしいし、はたらくのもむずかしい。言いたいこと言うのも、『好き』と言うのも

図書館で感じた絶望と奇跡の一冊

「あぁ、ここにある本の大半は読まずに死んでいくんやな」 本に囲まれたくて本に囲まれるのが好きという人は少なくないだろう。 今や郊外には大型書店が出店し、またこんな田舎にブックカフェ?なんてことも増えてきた。 スマホにパソコンとデジタル化が進んだとはいっても、手に取れる本は私たちの心を掴んで離さない。 私もまた本に囲まれたいと願う人間の1人である。 もし神様に「何か一つだけを選んで、あとは全て捨てなさい」と言われれば、きっと気に入っている本を選ぶと思う。 そのくらいに

ありがとうのチャンスを君にあげる

まだ私が恋を知らなかった頃、私はいくつもの恋を経験した友人の話を聞いていた。 彼女の好きなタイプは、「ありがとうとごめんなさいがきちんと言える人」だという。 その場では、ふむふむ、なるほどね、とわかったような顔を浮かべつつ、内心はそんな些細で当たり前のことが好きな人の条件になるのかと少し驚いていた。私も誰かと付き合うことになったら、その言葉の意味を理解できるのかなとぼんやりと思った。 友人とそんな話をしてからしばらく経って、私ははじめてお付き合いをすることになった。

【テレビ出演歴・新聞掲載歴など】 藤原華の自己紹介!

・プロフィール ・新聞社から取材されるレベルの汚部屋住人 ・元研究者で「精神医学」の博士課程中退 ・そのあと編集者としてキャリアを積み ・今は独立して女社長 ・別居婚してる珍しい夫婦としてフジTV出演 ・著書 その「汚部屋脱出」の時のお話が、宝島社から書籍化されました。タイトルは、「片づけをプロジェクト管理してみたら汚部屋が生まれ変わった」です。 ・noteの書籍化 先ほどご紹介した著書は、私が書いたnoteが書籍化されたものです。 その書籍化をみごと達成した方法

Tシャツを着てもビッグにはなれなかった

シャワーを浴びていた元カノに「歯磨き粉とって」と言われ、まちがって洗顔クリームを渡したことがある。数分後、「なんかヒリヒリするんやけど!!!」と元カノがシャワールームから飛び出してきた。 彼女が身につけていたのはバスタオル1枚。見惚れていると、おもいっきりみぞおちをグーパンされた。めっちゃ効いた。 この失敗からは、人のみぞおちをグーパンしてはいけないと学んだ。 くだらないものも含めると、ぼくはなかなかの数の失敗を経験している。その数だけ学びがあると信じて、今日は人生のタ

その中では「完璧になるように設計」されていた閉じられた世界。リアルを知る人々の手で自然に虚構の世界が崩れていく (改)

その中では「完璧になるように設計」されていた閉じられた世界。リアルを知る人々の増加によって虚構の世界が崩れていく。 今日はそういったことについてお書きします。 感染症の実態が読売新聞に掲載されました。 80歳以上のコロナ致死率1・69%、インフルと大差なし…政府は位置づけ見直しの参考に(2022年12月)とのこと。 たいした感冒ではありませんでした。何をしていたのでしょう?(2023年5月16日追記) ずっと前から書きたかったのですが、時期をうかがっていました。 こう

②鬱病で苦しむあなたへ(1)。鬱病は治る、死ぬのは難しいから諦めて

※あくまで「私のケース」であること「私の個人的な考え」である事を念頭にお読みいただければと思います。 ※5/20 note運営事務局より連絡があり、一部描写を修正しました。 鬱病は治る(ただし時間がかかる)私は身をもって経験したので、このことを声を大にして言いたい。 たしかに鬱病克服の本やブログは多くあると思うので、治るということは知ってる人も多いかもしれません。でも鬱病の真っただ中にいるときは「自分は治らない、もうこのさき一生笑うことはないし、死ぬしかない」という囚われが

人生最期のセリフ、決めていますか?|私の中の名言集

ただいま、21:29。今日中に書ききれるだろうか? いつもの私なら絶対無理。(いつも一記事3時間以上かかるから…笑) この記事を書こうか昨日からずっと迷ってました。 なぜなら現在、noteの更新をお休みしてるから。 お休みしている間、何度もnoteが書きたくなりました。 やっぱり私は書くことが大好きなんだと実感。 でも、「お休みします」と書いておいて、すぐにまた書くのもなぁって、おかしな感情も湧いてくる。 なんでこうして自分で自分を縛ってしまうのか? でも、子

だから、旅することをやめられない。

私が子どもの頃は、いわゆる“冷戦”と呼ばれる時代だった。アメリカを中心とする資本主義国と、ソ連を中心とする社会主義国が対立し、一歩間違えれば核戦争が起こるのではないかという緊張感のなか、私は育った。 そうした空気は、エンターテインメント作品にも反映されていた。ヒーロー物のハリウッド映画に出てくる悪役は、ソ連やロシアであることがほとんどだった。映画の中のロシア人は、いつも冷徹で、無慈悲で、まるで血が通っているとは思えない冷たい目をしていた。 こうして私は幼少期からの度重なる

【詩】冬が始まるよ。

凛とした空気が空の高さを感じさせてくれる。 静かな空をずっと見ていたい。 何の変哲もない、ただの空。 少しだけ雲が浮かんでいて、ただそれだけ。 でも、ずっと見ていたい。 写真のように、中世の絵画のように、 頭の中に切り取られたそのイメージが、 直ぐに消えて、またインプット。 良く見ると、少しづつ動いている。 少しの移り変わりが私の興味なのか? それとも、時が止まるのを待っていたりするのだろうか? 答えが見つかる訳もなく、 視界の端の飛行機が高く高く、上っていった。

人見知りなのに、社交的と判断される人の特徴

最初にまとめ・自分で人見知りだと判断している人が、周囲から社交的だと言われるのはなぜか? ・自分で人見知りだと判断している理由:他人に比べて「他人に解放できるスペースが少なく、立ち入って欲しくない領域が大きい」と考えているから ・社交的だと言われる理由:他人に開放できるスペースの範囲内では積極的に交流しているから 自分を「人見知りゾーン」「社交ゾーン」に分ける「社会科学における場の理論」の図を改変して自分なりの理解で書いてみる。 実際にはグラデーションになっているだろう。

【詩】優しさ

困る。 それは、解決策が見つからないか、見つかっていても実行できないかだ。 賢い人は、解決策をすぐに見つけるので、あまり困らない。 もしかして、悩みがない人は凄く賢いのかも。 だけど、難しい問題だったら賢い人でも解決策を見つけにくい。 そう考えると困っていない人はあまり居ないのかな。 優しさ。 優しさってのは困っている人の、その困りごとを解決する。 もしくは解決の手助けをすることなんだろうと思う。 それも見返りを求めずに。 だけど、いつも傍にいて手助けすることはで

【読書日記】子どもが心配 〜人として大事な三つの力〜|なぜ日本は「児童虐待社会」なのか⁉︎|「自分の人生は自分のもの」ではない

「なぜ、死んではいけないんですか?」 と、質問する子どもの心理には暗黙のうちに、 自分の人生は自分のものなんだから、 自分の体をどうしようと勝手だろう と考えているようです。 どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 週一でnote更新してます。 いきなりで物騒な話ですが 日本は「児童虐待社会」だそうです。 大ベストセラー『バカの壁』の著者である 養老孟司先生が警鐘されてます▼ 詳しく調べてみました。 間違いなく 日本の10~39

【詩】カオスとコスモス

混沌へ秩序をあたえることで、何らかの創造物が生まれる。 つまり、創造とは何らかの秩序を定義する行為だ。 秩序は調和やバランス、プロポーション、シンメトリー、 リズムやハーモニー、コンポジション(凝集性)、多義性などがある。 そして、創造物を破壊することで、また混沌に戻っていく。 そんな、宇宙に私たちは存在する。 この宇宙のカオスの渦から秩序を獲得したものが創造物として生まれた。 当然、人間も秩序だった創造物だ。 花畑に揺れる秋桜も創造物だ、どのようにして創造されたか

シアワセは、まず言葉から始まる

”心”と”言葉”は、どちらが先で、どちらが後だと思いますか? 一般的に考えれば、まず最初に”心”があり、その”心”で思ったことが”言葉”として口から出てくる。 これが正解ですよね。そして、それは”事実”です。 ですが、私が「言葉の教科書」として愛読している『言葉相』という本にはこのようなことが書かれています。 「魔法使い」は「魔法」を使い、自由自在に様々なものを手に入れる。  実は私たちは「言葉使い」なのだ。 皆さんご存知のハリー・ポッターも最初は魔法が使えなかった

共感って、ひとりの人がいてくれたら、もうそれでいい。

ほんとうのことを言うのはちょっと こわいから。 みんなほんとうのことよりちょっと ずらしてほんとうのふりして 言ってみたりする。 それはある意味、世の中を生きる術の ように言われるけれど。 そういう一面もあるしわたしも時々 やっているとは思う。 でも 時々、自分の中でもここは線を引いて おきたいとか。 ここはこの線の付近にいても安全かも しれないとか、いろいろ考えることが ある。 どっぷりと何かに浸かるのが怖いって いうか。 去年の3月ぐらい