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輪をつなぐ

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平和に関する記事を集めます。主に、みんフォトつながりです。
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#戦争

ヒロシマを偲ぶ

ヒロシマを偲ぶ

 先日、広島平和記念資料館に足を運んだ。
連休中だったこともあり、家族づれや海外のかたでいっぱいだった。
失礼ながら手向けるものは手になかったが、この地に足を踏み入れることへのご挨拶やどうか安らかに眠れるようにという気持ちを込めて慰霊碑に手を合わせてから向かった。

 正直なことをいうと、ショックすぎて何も覚えていない。でも、ただ一つだけ言えるとしたら、戦争を赦してはいけない。そして、我々は平和に

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【読書】ドキュメント…なぜ昨日は10冊も買ってしまったのか?

【読書】ドキュメント…なぜ昨日は10冊も買ってしまったのか?

きのうはどうかしていた。
10冊も文庫を買ってしまった。

まず、お昼にコーヒー飲んでた
岩波書店系列のカフェで。

今月の岩波の新刊文庫が
なかなか良かった。

1冊は『吉本隆明詩集』。岩波文庫。
2冊目は、岩波が推してる作家
佐藤正午のエッセイコレクション
『かなりいいかげんな略歴』。
岩波現代文庫。

それから、そばにあった
佐藤正午
『彼女について知ることのすべて』。
光文社文庫。

吉本

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【戦争】今から読んでおきたい戦争小説、戦争漫画

【戦争】今から読んでおきたい戦争小説、戦争漫画

7月7日、七夕。

七夕が来ると、夏の到来だなあ
という実感します。

夏は日本では、 
戦争の記事や特集番組も
増えてくる。

決して単なる風物詩にしては
ならないと思うのですが、
なかなか暗いトーンになるから
戦争特集の番組や
戦争文学は、敬遠されていく。

どうしたらいいんでしょうね。

私は今日は、
戦争の小説、戦争文学について
書いてみたいと思う。

戦争文学といわれて、
すぐに浮かぶの

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広島原爆 被爆者シマ子

広島原爆 被爆者シマ子

はじめに

昭和20年当時、シマ子(25)の記録です

シマ子は私の祖母です

シマ子は平成3年に78歳で亡くなりました

少しずつ書き足している途中で公開しています

解読できない部分もあります

間違っているところや解読できる人は教えてください

時系列も並べ替えた方がいいところも教えて下さい

シマ子の夫 小川正三(享年32) 戦死

大島春江さんから小川清一への手紙

シマ子の
夫 小川正

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#019 骨つぼが後ろに並ぶ教室で

#019 骨つぼが後ろに並ぶ教室で

#日経COMEMO #NIKKEI  2023年12月3日 朝刊 春秋
約560字

<すぎ>
1945年8月15日、広島市に 原爆が 落ちました。
高橋さんは その日 用事があって 広島市に いませんでしたが、
友だちが たくさん 死にました。
高橋さんは たくさんの 友だちが 死んで
自分だけが 生きていることを とても 悲しいと 思いました。
高橋さんは 90歳になって その悲しい 気持ちを 

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【131】【映画】超絶ハイクオリティ作品のこの世界の片隅に

【131】【映画】超絶ハイクオリティ作品のこの世界の片隅に

頼むから見てほしい映画です。
この世界の片隅を

作品になります。
見ていて絵の感じや頭の中ではわかっているけどそれ以上感動があるから見てほしいと。
戦争の話で広島に住んでいる女の子の話、最後は原爆が落ちてというストーリーで展開もわかりやすいけど、それ以上のものが書かれているので見てくれと思ってます。
こういう作品に出合いたく沢山映画を見てきて、ひさしぶりに見たら感動し過ぎました。
そういう映画に

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記憶に残る1枚

記憶に残る1枚

月曜日の朝のこと。
職場に届く新聞を読んでいたら
『「安全への逃避」今も感謝』というタイトルの記事が。

そこに載っていた写真が、沢田教一さんというカメラマンが撮った、ピュリツァー賞受賞作の「安全への逃避」

ベトナム戦争の際、川を渡って逃げる母子を写した写真で、そこに写っている子ども達(今は60~70代)を取材した記事だった。

この写真、私が子どもの頃に、戦争に関する展示を見にいった時に見た1

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平和の思いを次の世代に

平和の思いを次の世代に

私は、近年の日本を見て、不安を感じずにはいられません。
社会全体の雰囲気として、平和への思いが薄まっていると感じるからです。
今年の夏のテレビ番組表を見ても、戦争関連の番組は大幅に減っており、国の予算も教育や福祉の予算が減らされ、防衛費に多く充てられています。
「日本という国は、再び戦争に向かっていっているのではないか。」そう思わざるおえません。

フリースクールのスタッフとして、子どもたちの学び

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平和とは? 

平和とは? 

平和とは?ときかれた時に思い出すのは『銀河英雄伝説』のカイザーとヤンさんのそれぞれの言葉です。

『戦争』が着物や風呂敷などのデザインにもなっていたとは……!

シロクマ文芸部さまの企画に参加させていただきました。ありがとうございました🍀

知らない過去

知らない過去

戦争は体験した事がない。
けど、恐ろしさは映画だったり祖父の話やドキュメンタリーや学校で教わり、その度に何で人が人を殺すのだろう?争うの?
そんな事せずに皆んな仲良くしたらいいのに。

って子供の頃、考えた。

それが一番いいんだと思う。
友達と喧嘩して、腹立っても落ち着いたら、自分も悪かったな。明日謝ろう。許してくれるかな?
なんて思いながら眠りについた幼少期が純粋に思える。

大人になればなる

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行動へと突き動かす、強い思い

行動へと突き動かす、強い思い

今日は北九州市民カレッジ「『新・平和学習』のあり方を考える~戦争体験者から未来へのバトンをつなぐために~」の第3回。

テーマは「見て・触れて・考える 戦時資料との向き合い方と市民活動の挑戦」で、講師は北九州平和資料室の小松芳子さんと、聞き書きボランティア平野塾の出口敬子さん。

小松さんの作った平和資料室へは、昨日お邪魔してきた。

小松さんは元小学校の先生で、子どもへの平和学習をしてきた中で、

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「はだしのゲン」削除は撤回を!

「はだしのゲン」削除は撤回を!

みなさん、こんにちは。

暮らしを豊かにするお役立ち情報メディア「LIVIKA」の
新米ライター(予定)のHAYAOです。

ネットニュースで話題となっているテーマを取り上げます。
小学校の平和教育教材から、漫画「はだしのゲン」が削除されることになると報じられました。この漫画は、著者である中沢氏の被爆体験を元にしたものであり、戦争への怒りや平和への願いを込めた作品として知られています。私自身も、小

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口下手な爺ちゃんが原爆について語った話

口下手な爺ちゃんが原爆について語った話

8/6は原爆の日でした。自分自身が忘れないために、
子供の頃爺ちゃんが話してくれた思い出をnoteに書き留めておきます。

当時現場でできた唯一のこと

うちの爺ちゃんは広島で原爆投下直後から被爆地の救援作業にあたり、数えきれないほどの多くの死に触れてきたそうです。

来る日も来る日も屍の山を積み上げては燃やし、
積み上げては燃やし。

救援といえば聞こえはいいですが、実際この時の広島で、それ以外

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花

花が咲くのはやさしさだ
だから花は永遠に生きる
いつまでも殺し合いなんてしていたら
いつかわたしたちは永遠に滅びる

人間の知性が未熟だったころ
人は人を殺した
はじめの殺人はいつだったのか
何がきっかけだったのか
知る人はいない
正義のためだったのか
憎しみや欲望のためか
人間の本性は
いまだ謎のまま

争いが起こらないようにと
尽力する人がいる一方で
己の未熟な感情や欲望のために
争いを起こす

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