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フムフム納得、心に響いたnoteを集めてます。
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#毎日更新

「一方通行の正義」はただの凶器

「一方通行の正義」はただの凶器

アニメ「鬼滅の刃」には、正義が描かれていると感じた。

最終選別の話に、印象的なシーンがあった。主人公の炭治郎が、多くの子どもたちを喰ってきた凶悪な鬼を倒した。喰われた子どもの中には、炭治郎の友人もいた。強い憎しみを感じるはずだ。それでも、炭治郎は死んでいく鬼の手を握って、鬼の苦しみや怒りに寄り添おうとしたのだ。

まだ10話も見ていないけど、鬼滅の刃がヒットした理由が少しわかった気がした。悪に対

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フィードバックの流儀

フィードバックの流儀

良い感じのフィードバックをする極意3つ。

①まずほめる

②もったいないポイントを言う

③改善できそうな案を提示する

ダメ出しじゃなくて、一緒によくなっていく方法を考える。

この極意は学生時代に小室淑恵さんに教わった。当時彼女が主催するプレゼン塾に参加していて(通称「小室ファミリー」の9期幹事)、そこでメンバーのプレゼンを聞いたあとの質問の仕方のルールとしてたたき込まれたものだ。

相手が

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下書きばかりの人生も悪くない

下書きばかりの人生も悪くない

noteの下書きを確認したら45個ほどあった。

完成しているものもあったし、途中まで書いてあるのもある。中にはタイトルだけものもある。

以前はエディタで下書きすることが多かったが、最近はnoteに直接書くスタイルに変更した。noteでどう表示されるのかを見ながら書きたいからである。

書きたいと思ったことはまずタイトルだけ書いて下書き保存する。すぐに続きを書くこともあるが、書けないこともある。

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先回りがやさしさとは限らない

先回りがやさしさとは限らない

「すみません確認したいことがあって、A……」
「Aさんからきたメールの内容だよね?」

先読みした行動は素晴らしいものとされている。相手が無駄に労力を使う手間を省き、意思疎通を簡略化できる。今年の上司と話すと、わたしが話す内容を先回りされる時がしばしばある。わたしは説明しなくて済んでいる。話す手間が省けて楽になっているはずだ。

でも先回りされてポジティブな気持ちは全くわかない。むしろせっかく用意

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毎日更新の向き不向き

毎日更新の向き不向き

僕は毎日noteを書いているし、毎日更新派です。

理由は今までも色々書いてきたけれど、いちばん大きいのはリズムが崩れると書けなくなる=放置プレイの読む専門になるのが目に見えてるから。

でも、毎日更新ってほんと向き不向きがあるから、みんながみんな毎日更新がベストアンサーではないと思うんですよ。

たとえば、一つのテーマに対してじっくり推敲しながら書くのが得意な人もいれば、思いついて気分の乗った時

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noteからスキの数が消えてしまったら

先日インスタグラムの「いいね」の数が、非表示になっていた。

日本やニュージーランドなどいくつかの国で、数日前から試験的に実施されている。

私はインスタとの馴染みは、ほとんどない。だから今回の「いいね数」の非表示は、「へー」ぐらいにしか感じていない。

では、noteで同じことがおきたら?

スキの数が非表示になり、自分だけが知っている。

一瞬だけ想像して、「それもいいかもなあ」と思った。

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家事神話からの解放で、男女の家事時間ギャップを埋めるんだ!

家事神話からの解放で、男女の家事時間ギャップを埋めるんだ!

いまや「男だって家事育児するのが当たり前だろ」という社会的な雰囲気、空気はたっぷりあります。

男の人の価値観だって、それだけ変わってきているわけで「俺だってぼちぼち家事育児してるよ」という人も多いはず。

それにも関わらず、男性の家事率はどうにも低いままのようで。
やはりクリティカルな課題として、「働き方」の問題は大きいと言われています。物理的に時間がないんだよね、ということです。

その一方、

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人見知りって全然悪いことなんかじゃない

人見知りって全然悪いことなんかじゃない

人見知りって治すべきものなのか。
私はちがうと思う。

そう思うようになったきっかけはカレー屋さんのシェフとの出会い。

はじめてお店を訪れたとき、接客をしてくれたのはシェフの奥さんだった。和やかに話しかけてくれたおかげで小さな会話もはずみ、ていねいでちょうどいい接客に気持ちのよい時間を過ごさせてもらった。
その日、シェフとは目を合わせる機会も、話す機会もなかった。厨房の奥にいらっしゃったのだ。

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君のSNSには誰も入っていない 無機質なものが欠けた雫になる

君のSNSには誰も入っていない 無機質なものが欠けた雫になる

午後11時。
街灯はついていない。
「おはよう。」
どこからともなく聞こえてくる。
空耳かと思った。
やんわりと首筋を噛まれる。
ごめん、無視したわけじゃないよ。
夜空を咀嚼する。
背伸びをしたら届きそうだった。
わたしはいつだってわたしなのに。
わたしにはわたしが入っているのに。
動物が寝静まる時間は空白だ。
人、そのものの皮に包まれる。
わたしたちは皆わたしを着ている。
それを脱いだら名前、わ

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人生曲線を書いて、ネガティブな経験に囚われていたと気づけた

人生曲線を書いて、ネガティブな経験に囚われていたと気づけた

人生曲線って聞いたこと/書いたことはありますか?

先日、参加しているコミュニティで人生曲線を書く課題が出たので、私もやってみました。それがこちらです。じゃーん!

人生曲線を書いて良かったこと書いてみて良かったのが、ネガティブな経験にとらわれていたと気づけたこと。

学生時代に経験したいじめから、「人と関わるのが怖い」「素を出すと嫌われてしまう」という思いが心の奥底にありました。でも、それは私の

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相手のためと自分のためのバランスの取り方

相手のためと自分のためのバランスの取り方

人のためと自分のためのバランスが分からない。これがずっと悩みのタネでした。

先日、1日10分掃除をはじめたというnoteを書きました。

ある日、掃除された痕跡をみたパートナーが「どうしたの?本当に毎日やってるんだね」と驚きつつも喜んでくれて。

実は、これまでは掃除をしたら"褒めてアピール"をしていたんです。それで褒めてもらえたらうれしいし、モチベーションを上げる効果もあったんですが、期待通り

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子どもに求めてしまうこと

子どもに求めてしまうこと

昨日の投稿に、オヤノミカタの松井さんからこんなコメントをもらいました。

そこから、子どもに求めるってどんなことなんだろうと色々と考えさせられました。

2種類の子どもに求めること子どもに何かを求めるとき、「純粋に子どものため」と「実は親自身のため」の2つがあるんじゃないかと思っています。

「実は親のため」に子どもに何かを求めるって、間違ったことのようですが、別にそうではなくてそういうことってた

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ぼくが親としてできる唯一の教育って。

ぼくが親としてできる唯一の教育って。

自分が楽しそうに生きている姿を子どもに見せることが、
ぼくが親としてできる唯一の教育なのかもな、と考えています。

教育に関する情報って、世の中に溢れかえっていて、
どのような教育を子どもに与えていくのかは、
多くの親が悩んでいると思います。

ぼくも色々と考えたし、夫婦でたくさん話もしました。
その結果、自分の娘の教育を飛び越えて、学校をつくりたい、
なんて話になったり、東京から京都へ移住をした

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ねえ 本当に人は生きているだけで偉いの?と突っ掛かるわたしは もう少し美味しいごはんが必要なのかもしれない

ねえ 本当に人は生きているだけで偉いの?と突っ掛かるわたしは もう少し美味しいごはんが必要なのかもしれない

誰でもよかった。

すれ違いざまに誰かに刺されるのではないかと気が気でない毎日だ。なんとなく悪いことが起きるような気がしてしまう。わたしにとっての毎日はいつしか幸せを求めるのではなく、不幸せをなんとかして遠ざけることしか出来なくなっていたのだ。
好きな仕事が出来るのか。恋人が出来るのか。別にそれだけが幸せなわけではないけれど。弱くなれば弱くなるほど、わかりやすい幸せに縋りたくなるものだろう。

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