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ポジティブ思考の罠

木下空です。

「幸せになるには、
ポジティブ思考であるべき」

世間では、
そういう風に言われている。

ただ、
ポジティブ思考なんだけど、

仕事や人間関係など
思った通りにいかないという人もいます。


Why?
なんででしょうね?

実は、
「ポジティブ/ネガティブ」だけでは、
情報が足りないんです。


真正面から向き合っている/目を逸らしている

これが大事なんです。


つまり、
いわゆる

「ポジティブな人」
「ネガティブな人」の他に、


「表面的にはポジティブだけど、
自分の課題や現実から目を逸らしている」

「表面的にはネガティブだけど、
自分の課題や現実と向き合っている」

というパターンがあるんです。


「表面的にはポジティブだけど、
自分の課題や現実から目を逸らしている」

という場合。



たとえば、
日常で

「ありがとう」
「ついてる」
「楽しい」など、

ポジティブな言葉を使っているけど、


  • 表情がどこか暗い

  • 家庭が上手くいってない

  • 子供をコントロールしようとする

  • 心の底では自己評価が低かったりする


講座や読書などで学んだり、
仕事を頑張ったりすることが、

「本当に大事なことから目を逸らすための手段」
になってしまっている。


ただ、
せっかくポジティブであろうと
努力されているのに、
これではもったいない。


まずは、
自分の課題や現実と、
真正面から向き合うこと。


「恐怖と向き合って乗り越えること」

これが大切です。



逆に、
「表面的にはネガティブだけど、
自分の課題や現実と向き合っている」

という場合。



これは、

  • 自分に厳しい

  • シビアに物事を見る

  • 冷静沈着

  • 常に「これがベストか」疑う


そういったタイプの人。

わかりやすいイメージだと、
軍人とか。


こういうタイプの人は、
むしろ、ガンガン
現実を動かしていけたりします、



このように、
ポジティブ/ネガティブ
もちろん重要ですが、

自分の人生を
切り拓いていくためには、

土台としての

「真正面から向き合う(目を逸らさない)」

という姿勢が、
一番大切かなと思っています。



自分の課題
都合の悪いところ
見たくない現実

そこを見る。
そこを良くする。


目を逸らして
後ろを見ても、
特に何もありません。
あるとするなら、
「逃げ道」くらいです。


でも、
前を向いて見たら、
無限に道があります。

「理想の未来」に通じる道も、
もちろんあります。



無理して
ポジティブシンキングなんて、
しなくていいんです。


目の前だけを、向きましょう。

そして、遠くに見える
理想の目的地に向かって、

ゆっくりと
歩き出して行きましょう。


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