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しいたけ.note。(読んだもの)

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#人間関係

嫌な予感しかしないのに、途中でやめることができない

嫌な予感しかしないのに、途中でやめることができない

今回の相談は少し変わっていて、いわゆる、「嫌な予感の扱い方」みたいなことを聞かれた感じがあります。

この相談者は「こうなるかもしれない」と、嫌な予感しかしないのに、乗りかかった船を降りることが苦手だそうです。あー、ありますよね。「なんかみんな酔っぱらっているし、二次会に行ったら絶対にズルズルと帰れなさそうだけど、ここで帰るとなるとすごく面倒くさいな」と言って、付き合っちゃうこととかあったりします

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集団の中で、ひとりで冷静になってしまう

集団の中で、ひとりで冷静になってしまう

今回の相談者の方はズバリ、集団行動が苦手だそうです。その苦手の内容についても説明して下さっているのですが、自分だけでなく他人どうしが「集団の中でみんなと仲良くする」、「相手に好いてもらおうとする」ことが嫌みたいです。こういう指南って、よく、コミュニケーション術などで言われるやつですよね。

それで、この相談者の周りにいる人についても、「誰かが、誰かに好いてもらおうと行動している」のが自然と分かって

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仕事が楽になると不安になってしまう

仕事が楽になると不安になってしまう

今回の相談者の方は、仕事のことで悩んでいるそうです。この方は13年間同じ職場で働いていたそうのですが、課長と反りが合わず、去年の4月に今の部署に異動させてもらったとのこと。そこからは、課長からの精神的苦痛もなく、平和に過ごせているそうなのです。平和だし、以前のように仕事に追われることもなく、なんとなく時間が過ぎるのを待っているという日常で、プライベートでも、昨年に離婚、今月再婚と、順調にいっている

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共に依存してしまう関係について

共に依存してしまう関係について

これを読んでいる皆さんの中で、友達や知人などから「その人にだけは会うのは辞めておきなさい」とか、「いや、その人とはちょっと距離を取った方がいいよ」と注意されたことがある人はいらっしゃいますかね。気づかないうちに、ある特定の人との関係が泥沼化してしまったり、かなり強い決意をしないと、その関係の解消や脱出ができないような感じになってしまうもの。

共に依存をし合ってしまうような関係は、思った以上に世の

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仲が良かった人と距離を取る決断

仲が良かった人と距離を取る決断

個人的な話になるのですが、20代の頃の対人関係の中で一番恐怖だった言葉に「ちょっと、距離を取ろう」があったりしました。

この台詞は生涯通算で多分3回ぐらい直接言われたことがあると思うんですけど、破壊力がすごいじゃないですか。

なんでしょう、若い頃って、「時間があったらあるだけ会いたい人」がいたりすることがありますよね。「一緒にいる時間の多さ」と「親密度」がかなり強くリンクする。

恋愛関係でな

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耳タイプの人は人見知りが多い

耳タイプの人は人見知りが多い

今回はちょっと「人見知りの人に何が起こっているのか?」について、オーラ占いの立場から書きたいことがあって、書きます。

何を隠そう、僕自身がすごく人見知りで、「しいたけ.さんって目を合わせないですよね」と4万回ぐらい言われているし、あと、占い師になって「ラッキー」と感じているのが、目をつぶって喋っていても怪しくないんです。いや、怪しいんですけど、怒られたりはしない。あと、これも「人見知りあるある」

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口角を1mm上げるのがツラいと感じる時

口角を1mm上げるのがツラいと感じる時

何回も書いている話で恐縮なのですが、僕は疲れてくると中国の方とかタイの方がやっているアジア系の食堂に行ってひとりでご飯を食べてきます。

もちろん、日本の人向けにフレンドリーなお店は増えましたが、あの潔いぐらいの「サービスとして、お客に笑顔を向ける必要性がない環境」にすごく癒されるのです。お店→料理を出すところ。客→飯を食いに来た人。それで関係が成り立っているし、過度のサービスはしない。放っておい

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たまには逃げちゃうのが良い

たまには逃げちゃうのが良い

もうずいぶん前の話になるのですが、仕事などでけっこう行き詰まっていた時があったのです。その時、たまたま読んだ雑誌の中に、ある方のエッセイが載っていました。

エッセイには、その方が高校生だった頃の話が書かれていて、ある朝、どうしても学校に行くのが嫌になってしまって、衝動的に通学方向とは反対の電車に飛び乗ったそう。本来、学校に行かなければいけない時間のはずなのに、反対方向の電車に乗って、そこに広がっ

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生身の人間に会うということ

生身の人間に会うということ

去年の2021年もそうだし、今年の2022年もそうなんですけど、やっぱり「ずっと閉じこもってきた反動」があって、色々な人に会いたいと願っています。

でも、けっこう去年から執筆の仕事が変わらず忙しくなってしまって、なかなかそんなに多くの人とは会えていないのですが、ちょこちょこと「この日に会いましょう」とか言って、友達とご飯に行ったり、お茶を飲みに行ったりしています。

それで、久しぶりに人と会った

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胃腸が弱いという運命

胃腸が弱いという運命

昔、ある芸人さんが書いた本の中で「僕はお酒が飲めないことを運命に感じている」ということを書いてあったことがあって、そこがものすごく印象に残っているのです。

その人はお酒が飲めないからこそ、何か悔しいことがあっても、楽しいことがあっても、お酒を飲んで勢いでそのまま寝ることがないそうです。誰かと一緒に楽しい時間を過ごしたとしても、必ず、夜寝る前はひとりの「考える時間」を持つ。その「ひとりで考える時間

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運が悪くならないための所作

運が悪くならないための所作

10代、20代、そして30代と、それぞれの年齢を過ぎて色々な友人と付き合って、そして、別れがあったり、自然に距離ができたりとあったのですが、それぞれの年代に付き合いがあった友人にはある共通の流儀があったのです。

僕が今まで付き合ってきた友人、そして、今でも付き合いのある友人達は、自分流の「運が悪くなることはしない」という流儀を持っているのです。

たとえば、昔の友人で「嫌いな人から受けた仕事の紹

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これさえなければ幸せなのに

これさえなければ幸せなのに

これは自分の実感としてかなり強くあるのですが、人生の中で、「どうしても埋まらない穴」ってあったりしませんか?

たとえば、自分が手掛けていることが5個あって、4個まではすごく上手くいっている。恵まれていると思う。でも、なんらかの形で「残りの1個の埋まらない穴」がある感じで。

「仕事とか、友人関係も、すごく自分なりに努力をしたことがあって恵まれていると思う。でも、家庭問題に関しては昔から解決の糸口

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大人になって大切なものをむさぼらなくなった

大人になって大切なものをむさぼらなくなった

個人的な話で恐縮なのですが、数年前からあんまり「読書」の時間を求めなくなってしまったことに気づいたのです。こんな話を聞かされても、「あー、そうですか」で終わってしまうのですが、自分の中ではこの“体験”が非常に大事なものなのです。

人生のあるタイミングで、これまでものすごく好きだったものとか、一心同体だったものや時間との間に距離ができる。

多くの人が「大人になる」過程において、上記のような「距離

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ある種の人達が「目標」という言葉をすごく苦手に感じる理由

ある種の人達が「目標」という言葉をすごく苦手に感じる理由

何か個人的に「異様な目標嫌い」みたいなものがあったりするんです。「今年やっていきたいことは何か?」とか「今後、どういうふうになっていたい?」と聞かれるのがとても苦手。それに対する答えが「おいしいカレーを作ってみたい」とかになるんです。それも立派な目標なんだけど。

だからかも知れないのですが、昔に、あるところで「やりたいことを100個書いてみましょう」と言われたことがあって、その場で席を立って急い

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