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令和阿房列車論~まとめ

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紀行小説好きから『阿房列車』の沼に入り、令和の時代における『阿房列車』ならびに内田百閒先生と平山三郎先生について論じる考察コラムです。 その他、私の旅行記録や鉄道に関する様々なこ…
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記事一覧

お口直し日記〜『令和阿房列車論〜その37』がまだ書けません。

お口直し日記〜『令和阿房列車論〜その37』がまだ書けません。

はじめにまず、直近の『令和阿房列車論〜その36』のリンク記事です。

まだ書けない次回作一応下書き(フォーマット)は作っているのですが、いまだに読めていないのです。

なんか最近は作業所に行って、その帰りに食品等を買って帰宅してテレビを見ながらスマホからのSNS(特にポイ活)をしているうちに寝る時間になっているのが情けない現状です。

はてなブログの振り返り…というかはてなブログからのコピペ日記は

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令和阿房列車論番外編(38)〜昨今の路線バス問題に物申す【2024年8月】

令和阿房列車論番外編(38)〜昨今の路線バス問題に物申す【2024年8月】

神奈川中央交通(神奈中バス)の64系統(上大岡駅~磯子駅)と港64系統(港南台駅~上大岡駅~磯子駅)が2024年8月26日のダイヤをもって廃止されることになりました。
しかも、この系統は2024年4月1日のダイヤから平日のみの運行となったために本日2024年8月23日(金)をもって最終運行となるのです。

そして、本日2024年8月23日(金)、6時53分。JR港南台駅始発の磯子駅行きバスに乗車し

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令和阿房列車論~その36『時刻表昭和史【完全版】』(6)御殿場線907列車

令和阿房列車論~その36『時刻表昭和史【完全版】』(6)御殿場線907列車

前回のおさらい毎週各章ごとに書評をしていく記事ですが、相変わらず読書の習慣がほとんどないのが痛いです。

第6章 御殿場線907列車〜昭和14年戦時色が濃くなった時代

中学一年生になった宮脇俊三が中学校で軍事教練を受ける場面からこの章が始まっていることからわかるように、この頃から軍事色が濃くなったとわかります。
この昭和14年の9月に裾野の施設で軍事教育としての野外演習に行ったことが書かれていま

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令和阿房列車論・・・運休中

令和阿房列車論・・・運休中

前回の令和阿房列車論…

約1か月半も投稿していない…いや、本を読んでいないがために書けていません。

単なる小生の持論をつれづれ綴るのは恐れ多いと思って鉄道旅行の達人の名著の感想と合わせて持論を綴る計画は再開見込みが立たない運休状態です。

これでは人身事故に遭ったJRみたいです(涙)

令和阿房列車論~その35『時刻表昭和史【完全版】』(5)急行701列車新潟行

令和阿房列車論~その35『時刻表昭和史【完全版】』(5)急行701列車新潟行

前回のおさらい毎週各章ごとに書評をしていく記事ですが、相変わらず読書の習慣がほとんどないのが痛いです。

第5章 急行701列車新潟行〜昭和12年昭和初期の鉄道事情

昭和時代に入って特急列車に愛称がつけられて華やかな時代に見えますが、それは東京駅を出発する大阪方面の列車だけで、上野駅から出発する青森方面や新潟方面の列車は愛称のない急行が日に1、2本ある程度でそれ以外は普通列車が長距離輸送を担って

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令和阿房列車論~その34『時刻表昭和史【完全版】』(4)不定期231列車横浜港行

令和阿房列車論~その34『時刻表昭和史【完全版】』(4)不定期231列車横浜港行

前回のおさらい毎週各章ごとに書評をしていく記事ですが、相変わらず読書の習慣がほとんどないのが痛いです。

第4章 不定期231列車横浜港行〜昭和12年2・26事件

この年の前年の昭和11年、宮脇俊三は自宅のある池之上から帝都電鉄(現在の京王井の頭線)を渋谷まで乗り、さらに渋谷から東京市電(現在の都電)に乗って青山にある小学校まで通学していました。宮脇俊三の父は国会議員にまでなった人物ゆえの話です

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令和阿房列車論~その33『時刻表昭和史【完全版】』(3)急行5列車下関行

令和阿房列車論~その33『時刻表昭和史【完全版】』(3)急行5列車下関行

前回のおさらい毎週各章ごとに書評をしていく記事ですが、相変わらず読書の習慣がほとんどないのが痛いです。

第3章 急行5列車下関行〜昭和10年宮脇俊三、初めての寝台車

この年、宮脇俊三は母と女学校に進学したいちばん下の姉とともに宮脇の両親の故郷である四国香川県に行ったのでした。宮脇の祖母たちに孫を見せたかったと書かれているのですが、母にとっては里帰りであっても当時から時刻表に興味を示しはじめた宮

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令和阿房列車論~その32『時刻表昭和史【完全版】』(2)特急「燕」「富士」「櫻」

令和阿房列車論~その32『時刻表昭和史【完全版】』(2)特急「燕」「富士」「櫻」

前回のおさらい毎週各章ごとに書評をしていく記事ですが、読書の習慣がほとんどないのが痛いです。

第2章 特急「燕」「富士」「櫻」〜昭和9年初めて日本の列車につけられた愛称

現代は新幹線や特急をはじめ快速までも愛称のつく列車が多くなっていますが、日本の列車、とりわけ旧国鉄(当時は鉄道省)の優等列車に初めて愛称がつけられたのは昭和4年9月の「富士」と「櫻」になります。

さかのぼること明治45年6月

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令和阿房列車論番外編(37)〜みどりの窓口混雑問題に物申す。

令和阿房列車論番外編(37)〜みどりの窓口混雑問題に物申す。

はじめにこのところ、JR各社の「みどりの窓口」が大変混雑している話題が頻繁に流れています。時期が多客期だからではなく、どの日もどの時間帯も混雑しているようです。
コロナ禍のように利用者が減っているのではなく、さらにインバウンドをはじめとする利用者の増大がさらに拍車をかけています。

JR各社は従来みどりの窓口を指定券や特急券等のきっぷも発券出来る自動券売機を増やしています。一方で、みどりの窓口の人

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令和阿房列車論~その31『時刻表昭和史【完全版】』(1)山手線

令和阿房列車論~その31『時刻表昭和史【完全版】』(1)山手線

はじめに『実歴阿房列車先生』『鉄道無常』に続く久々の鉄道読書シリーズになります。

私の鉄道の『師』と言うには大袈裟かもしれませんが宮脇俊三先生の作品について読み進めながら私なりの作品解説、ならびに私の人生に振り返ってみた自分史も絡めながらの展開を考えています。

なお、本編の人物についての敬称は省略させていただきます。

第1章 山手線〜昭和8年まさに歴史への招待!

冒頭から「玉川電鉄(現在の

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令和阿房列車論番外編(36)〜2024年問題をどちらを主体に置くか?

令和阿房列車論番外編(36)〜2024年問題をどちらを主体に置くか?

はじめに今日のつぶやきを挙げておきます。

昨今の2024年問題もあって路線バスの廃止や減便が騒がれていますけれども、ほとんどのメディアは「不便になった」等の利用者目線で世論を煽っています。

それに対して私がよく見るX(旧Twitter)の路線バス運転士と思われるポストを見ると(当然ですが)全く別の視点に原因があるのです。

それは、以前から言われている劣悪な労働環境といえる現実からほとんど変わ

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令和阿房列車論番外編(35)〜最近買った車両を走らせてみた。

令和阿房列車論番外編(35)〜最近買った車両を走らせてみた。

走らせてみた車両はこちらです。

走行前に室内照明を組み込んで走行しました。

のちほどYouTubeにもあげようと思っていますが、こちらにも走行シーンをあげておきます。

動画を挿入しようとしましたけど、うまくいきませんでした。
一応YouTubeにあげてから再度チャレンジしてみます。

室内照明を組み込んで走行するとあらためて模型の実感が湧いてきます。
左隅にはキハ40形宗谷線急行色(TOMI

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令和阿房列車論番外編(33)〜北海道とんぼ帰りの巻(帰り)

令和阿房列車論番外編(33)〜北海道とんぼ帰りの巻(帰り)

行き(前編)はこちらです。

ありあまる時間つぶし2日目の朝を迎えて10時のチェックアウトまでの間大浴場で朝風呂に入ったりして過ごしましたが、羽田行きの飛行機の出発時刻は18時なのでチェックアウトからの時間をどうするかマジで迷いました。
実家に行こうにも主の母親は病院に入院しているしその病院も体制上面会出来ないし、結局都心部をうろうろして過ごしました。

昼食〜花尻ジンギスカン狸小路店

昼食は「

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