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アパレル会社員のボヤき

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アパレル販売員経験有り、デザイナーの私が思うアパレル業界についてのお話👗最近はエシカルファッションについても学んでいます🌍
運営しているクリエイター

#日記

嫌われ者の販売員

嫌われ者の販売員

「わたし店員さんに話しかけられるのキライなんだよね〜」

わかる。私もそうだった。
販売の仕事をする前は私だって販売員に話しかけられるのはあまり好きじゃなかった。
マイペースに服を選びたいと思っていた。

なぜ販売員はお客様に話しかけるのか。
お客様の立場の時、なぜ話しかけられたくないのか。販売員から逃げるたくなるのか。

販売員と話して買った人は、もしも話しかけられていなかったら買っていたのか。

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美化された過去に戻りたいなんて考えるのは無駄すぎる

美化された過去に戻りたいなんて考えるのは無駄すぎる

転職してから丸3ヶ月経ちました。

ところで冒頭から皆さんに聞きたいのだけど

転職することよりも転職した後の方が大変ってこと、知ってた!?!

私はね、知らなかった〜!!!😭😭😭

先日2回も転職経験のある先輩が言っていて、目から鱗だった。

知らなかったというより、転職=転職活動 しか頭に無かった。単純に。

入社しちゃえばなんとかなるっしょ!って思っていたけど、最近がまあ〜〜しんどくて

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今はまだ「慣れている」という感覚が恋しい

今はまだ「慣れている」という感覚が恋しい

コロナ療養が終わり、明日から社会復帰。

一昨日くらいからかなり元気になり、昨日と今日に関してはボーナスタイムでしか無い。

強いていうなら咳と鼻水はある。あと下唇のヘルペスも普通に痒い。けれど元気だ。

今の会社に入社したのが11月半ばだったから、1ヶ月経たずに1週間も休んでしまった。

有休消化期間にあんなにたっぷり休んだというのに、またこんなに休んで…

休みというのはもちろん嬉しいけれど、

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いつまでも綺麗な人々は、意識の積み重ねで出来ている

いつまでも綺麗な人々は、意識の積み重ねで出来ている

先日職場で「見た目的に年齢近そうだな〜」と思っていた人が10個も歳上でひっくり返った事件があった。

もちろんその日の夜は念入りにパックをしていつもより丁寧に保湿して、将来私もそうやって思われてぇ〜って考えた。

最近身に染みて感じることは、「意識の高い場所にいると、自ずと意識が変わるよな」ということ。

当たり前ですが…って感じなのだけど、こうやって身に染みて感じると色々考えてしまう。

だって

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なぜこんなにも洋服に魅了されるのか

なぜこんなにも洋服に魅了されるのか

私はとあるレディースブランドのデザイナーの仕事をしている。

どんなに自分の好きなファッションの傾向と違ったとしても、会社員のうちは“売れる洋服”を作らないといけない。

一部の人だけがキャアキャア言うような服を作ることは上司からの許可が降りないし、「一般的な人々が着やすいもの」を知っておくことは私のスキルとして多いに必要。

でも私自身は一般の人が少しハードルが高く感じるであろうデザインも好きで

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“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

アパレルデザイナーとして働いていく中で、心のそこからそんな風に思うようになった。

どんなにこの思いが強くても、私は普通の会社員だ。意見を言うことはあっても上司や会社の決めたことには従わなければいけない。

利益を生むことが最優先ならば、服を安く作って高く売らなければいけない。

その事実は、作り手にとっても客にとっても幸せにならない負のループを生み続ける。

最近は「エシカル=道徳的な」「サステ

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私は「可愛い」を探し続ける

私は「可愛い」を探し続ける

可愛いものを探すのは、趣味であり仕事の一環でもある。常に探し求めているから、もはや生活習慣レベルかも。

靴、鞄、アクセ、服。私の身なりに関わるもの全てに対して、本当は毎日こだわっていたい。毎日は難しいからせめて休日だけでも、という気持ち。

なぜこんな記事を急に書き出したかというと、本当に心から可愛いと思ったものをここ最近買えていない事に気づいたからだ。買うどころか、見つけることも出来てない。

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フワフワしたクリエイターってアリなのだろうか

フワフワしたクリエイターってアリなのだろうか

まるで日曜日みたいに仕事をした。のんびり、お茶を入れて、眉毛の脱色をしながら業務開始、メールを見て、パソコンで出来る業務のみをこなして、ちょっと休憩して、LINEが来たらすぐ返して、パソコンでリサーチして、また休憩する。

テレワークなんて集中出来るわけがないのだ。そもそも家は休む場所だし、家で仕事ができるなら最初からそうしてる。って思うけど、「意外に家の方が効率よくできるー!」なんていう知り合い

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「天職」って、DV彼氏みたいだ

「天職」って、DV彼氏みたいだ

仕事の話を友人にしていた時、「天職に就いたねぇ」と言われて、確かに天職だ!って単純に思った。

【天職】
天から授かったつとめ。
神聖な職務。
自分の生まれつきの性質に合った職業。

天から授かった務めかは微妙だけど…

今の自分の仕事が好きだ。

常に新しいものに触れるこの仕事は、飽き性の私にはとても合っている。

好きなことを仕事にできて幸運だったと思うし、デザイナーの仕事はちゃんと楽しい。

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デニムを履いた幽霊が教えてくれたこと

デニムを履いた幽霊が教えてくれたこと

この記事は、デザイナーの就活の大変さと、ちょっとした心霊体験と、メンタルの大切さを同時に語る、なんか色々詰め込まれた実話です。怖くないです。

霊感のレの字もない私だが、人生で一度だけ、完全に幽霊を見たことがある。

専門学生の時。私の所属するデザイナー科は、女子が14名、男子はいなかった。女子校のような(そんなキレイなもんじゃ無いけど)、とにかく騒がしいクラスだった。

デザイナー科で過ごす、専

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「軽率な買い物」は「運命の買い物」でもある

「軽率な買い物」は「運命の買い物」でもある

鞄を買った。

黒の、柔らかい牛革の、斜め掛けの、小さな鞄を買った。

洋服のデザイナーをしているけど、鞄の方が本当は好きなのでは?って思う時があるくらい、鞄が好きだ。特に革の、小さい鞄。

以前一緒に仕事をしたイラストレーターの方が「小さい鞄は女子の特権だと思うから好き」と言っていて、首がもげるかと思うくらいに頷いた。わかり過ぎる。

小さい鞄、その可愛さは計り知れない。

そして小さい鞄には、

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販売員時代に腹が立ったことをメモしていた

販売員時代に腹が立ったことをメモしていた

「嫌われ者の販売員」が読まれていることが私はとても嬉しい。あの時思うがままに書いた記事が、ダッシュボードを見て少しでも多くの人に読まれている事を知ると、販売員を助けることに繋がるのかもと思う。

そして販売員じゃなくなった今も、「販売員を褒め称えておくれ〜〜〜」と常日頃思っている。

大前提として、私は販売員を目指してやっていたわけではない。

私はデザイナー採用という形で内定を貰い、「デザイナー

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販売員が答えます!Q&A

販売員が答えます!Q&A

飲食店の店員なら多くの人がアルバイト経験があったりと、店員の気持ちを理解できる人がほとんどだと思うが、アパレルとなるとほとんどの人が未経験。

買い物の時に必ずでくわすけど、結局販売員ってどう扱ったらいいのかわからない。
飲食店のスタッフみたいに呼ばなきゃ来ないってわけでもないし、声をかけられるけど実際どうしたらいいんだろう??

という方々!たくさんいると思います。
ここでは販売員のわたしが友達

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カップルの接客には勇気がいる??

カップルの接客には勇気がいる??

アパレル販売員として働くようになって約2年。
お客様の動向や、心境を察しつつ購買意欲を高めてお洋服を買ってもらう仕事。
なわけだけど、もちろん販売員に話しかけられること自体嫌なお客様もこの世界には多いと思っている。

販売員ならわかってくれる気がするけれど、カップルの接客って嫌がられるかちゃんと話しを聞いてくれるか2極化していて、私はいつもビビってしまう。

特にいちゃいちゃしてるカップル程突

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