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アパレル会社員のボヤき

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アパレル販売員経験有り、デザイナーの私が思うアパレル業界についてのお話👗最近はエシカルファッションについても学んでいます🌍
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嫌われ者の販売員

嫌われ者の販売員

「わたし店員さんに話しかけられるのキライなんだよね〜」

わかる。私もそうだった。
販売の仕事をする前は私だって販売員に話しかけられるのはあまり好きじゃなかった。
マイペースに服を選びたいと思っていた。

なぜ販売員はお客様に話しかけるのか。
お客様の立場の時、なぜ話しかけられたくないのか。販売員から逃げるたくなるのか。

販売員と話して買った人は、もしも話しかけられていなかったら買っていたのか。

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合法的にサボれる仕事に就けたこと

合法的にサボれる仕事に就けたこと

私は海外に住む人のYouTubeだったり本やエッセイを読むのがとても好き。

色んな考えや価値観や暮らし触れると、どんどんしなやかな自分になっていく気がするから。

そういうコンテンツでよく出てくるものといったら、日本人の自己犠牲感や「みんなに合わせなきゃ」な思考。

自己主張が苦手だったり、「自分だけ良い思いをする」みたいなものをとにかく気にしている人が多い。

私にとってそういうのを取っ払えた

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「好きな働き方」という視点をすっかり忘れてた!

「好きな働き方」という視点をすっかり忘れてた!

私が好きなYouTubeチャンネルのひとつがchiakiさん!

現役CA時代のVlogだったり、イギリスでのリアルなライフスタイルを撮った動画を見るのが好きだ。

先日数年前のchiakiさんの動画の中で、「私はCAのライフスタイルがとても好きなので〜」と言っていて、なんとなくその言葉が頭の中に残った。

また別の日に、これまた好きなSeikaさんのYouTubeを流し聞きしていたのこと。

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美しさや可愛さには、ほんの少しの“新しさ”が不可欠

美しさや可愛さには、ほんの少しの“新しさ”が不可欠

仕事でデザインや企画をする上で、人が何かを「可愛い!」「美しい!」「ステキ!」って思うのはどんな時なんだろう、と考えたりする。

答えは一つではないと思うけど、最近気づいたことは、

「鮮度」がかなり関係あるってこと。

ほんの少しのでいいから、新しいエッセンスを加えてみる。

デティールとか、コンセプトとか、素材とか。ほんの少しでいい。

そういう目新しさが、人々をときめかせる要素のひとつだと思

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転職のハードルが低いことは、ベストな居場所探しに繋がる

転職のハードルが低いことは、ベストな居場所探しに繋がる

入社して1年4ヶ月ほどの先輩が退職すると聞いてかなり衝撃だった最近の出来事。

30歳のその人は今の会社が3社目で、次が4社目になる。

一度の転職でヘロヘロになっている自分がいるからこそ、その決断にスンゲーーーー決断力!!ってなってしまった。

慣れない場所に行くことも、新たな人間関係を築くことも、新しいリズムに自分を慣らすことも覚えていくことも、そんな簡単に自分は出来ないと最近知った。

その

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ハイブランドの良さをようやく学んだ〜27歳の春〜

ハイブランドの良さをようやく学んだ〜27歳の春〜

最近の休みの日は、もっぱら服を見に行ってる。

新宿とか池袋とか丸の内の、ルミネとか伊勢丹とか。流行ってるものも新しいものも、高いものもそれなりの値段のものも。

インスタやTwitterで見て気になったものはお店があるかチェックして、オンライン限定じゃないと知ったら見に行くようにして🏃🏻‍♀️

そして気になるものは試着する。試着して、「ふわーーー!かわいい!!!🥹」ってなる。

そしてス

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想像力が「強み」から「足枷」になっている

想像力が「強み」から「足枷」になっている

私は想像力がある方だと思う。

こんな風にしたいな、こんなことしたいな、を考えるとぶわぁあ〜っと世界が広がっていき、まだ起きてもいないことに心が踊る。

そして逆に、こうなったらどうしよう、こうなったら悲しい、を考えても同じように世界が広がって起きてもいないのに落ち込んでしまう。

想像力があることは悪いことではない。

それは分かっているし、自分の強みでもあると思う。

私がこうして文章を書いた

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美化された過去に戻りたいなんて考えるのは無駄すぎる

美化された過去に戻りたいなんて考えるのは無駄すぎる

転職してから丸3ヶ月経ちました。

ところで冒頭から皆さんに聞きたいのだけど

転職することよりも転職した後の方が大変ってこと、知ってた!?!

私はね、知らなかった〜!!!😭😭😭

先日2回も転職経験のある先輩が言っていて、目から鱗だった。

知らなかったというより、転職=転職活動 しか頭に無かった。単純に。

入社しちゃえばなんとかなるっしょ!って思っていたけど、最近がまあ〜〜しんどくて

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今はまだ「慣れている」という感覚が恋しい

今はまだ「慣れている」という感覚が恋しい

コロナ療養が終わり、明日から社会復帰。

一昨日くらいからかなり元気になり、昨日と今日に関してはボーナスタイムでしか無い。

強いていうなら咳と鼻水はある。あと下唇のヘルペスも普通に痒い。けれど元気だ。

今の会社に入社したのが11月半ばだったから、1ヶ月経たずに1週間も休んでしまった。

有休消化期間にあんなにたっぷり休んだというのに、またこんなに休んで…

休みというのはもちろん嬉しいけれど、

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いつまでも綺麗な人々は、意識の積み重ねで出来ている

いつまでも綺麗な人々は、意識の積み重ねで出来ている

先日職場で「見た目的に年齢近そうだな〜」と思っていた人が10個も歳上でひっくり返った事件があった。

もちろんその日の夜は念入りにパックをしていつもより丁寧に保湿して、将来私もそうやって思われてぇ〜って考えた。

最近身に染みて感じることは、「意識の高い場所にいると、自ずと意識が変わるよな」ということ。

当たり前ですが…って感じなのだけど、こうやって身に染みて感じると色々考えてしまう。

だって

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なぜこんなにも洋服に魅了されるのか

なぜこんなにも洋服に魅了されるのか

私はとあるレディースブランドのデザイナーの仕事をしている。

どんなに自分の好きなファッションの傾向と違ったとしても、会社員のうちは“売れる洋服”を作らないといけない。

一部の人だけがキャアキャア言うような服を作ることは上司からの許可が降りないし、「一般的な人々が着やすいもの」を知っておくことは私のスキルとして多いに必要。

でも私自身は一般の人が少しハードルが高く感じるであろうデザインも好きで

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“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

アパレルデザイナーとして働いていく中で、心のそこからそんな風に思うようになった。

どんなにこの思いが強くても、私は普通の会社員だ。意見を言うことはあっても上司や会社の決めたことには従わなければいけない。

利益を生むことが最優先ならば、服を安く作って高く売らなければいけない。

その事実は、作り手にとっても客にとっても幸せにならない負のループを生み続ける。

最近は「エシカル=道徳的な」「サステ

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私は「可愛い」を探し続ける

私は「可愛い」を探し続ける

可愛いものを探すのは、趣味であり仕事の一環でもある。常に探し求めているから、もはや生活習慣レベルかも。

靴、鞄、アクセ、服。私の身なりに関わるもの全てに対して、本当は毎日こだわっていたい。毎日は難しいからせめて休日だけでも、という気持ち。

なぜこんな記事を急に書き出したかというと、本当に心から可愛いと思ったものをここ最近買えていない事に気づいたからだ。買うどころか、見つけることも出来てない。

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フワフワしたクリエイターってアリなのだろうか

フワフワしたクリエイターってアリなのだろうか

まるで日曜日みたいに仕事をした。のんびり、お茶を入れて、眉毛の脱色をしながら業務開始、メールを見て、パソコンで出来る業務のみをこなして、ちょっと休憩して、LINEが来たらすぐ返して、パソコンでリサーチして、また休憩する。

テレワークなんて集中出来るわけがないのだ。そもそも家は休む場所だし、家で仕事ができるなら最初からそうしてる。って思うけど、「意外に家の方が効率よくできるー!」なんていう知り合い

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