合法的にサボれる仕事に就けたこと
私は海外に住む人のYouTubeだったり本やエッセイを読むのがとても好き。
色んな考えや価値観や暮らし触れると、どんどんしなやかな自分になっていく気がするから。
そういうコンテンツでよく出てくるものといったら、日本人の自己犠牲感や「みんなに合わせなきゃ」な思考。
自己主張が苦手だったり、「自分だけ良い思いをする」みたいなものをとにかく気にしている人が多い。
私にとってそういうのを取っ払えたのが、デザイナーになってからだ。
この仕事は個人プレーな部分も多くて、有給が取りやすい。
販売員だった時やアルバイトをしていた時は、シフトを気にすると「今日(明日)休みたい」を叶えることがとても難しかった。
インフルエンザレベルじゃないと休みたいとは言えなくて、無理していた日もとても多かった。
けれど今は、「今日絶対出社しなきゃいけない!」が無ければ自由に休める。
気分が乗らないとか、なんとなく調子が悪いとか、そんな軽い理由でも休めるのだ。
これは完全に、合法的なサボりだと思っていて。
幼少期に自分の意見が言えなくて、周りばかり気にしていた私が合法的にサボれる仕事に就けたことは、とても運が良かったと言える。
無理してなくて良いし、「休みたい」「休みます」も言いやすいわけだから。
お陰で自ら無理しないように休む癖も付いてきて、サボることの大切さすら感じてる。
シフトに組み込まれた仕事ではなく、自分でコントロール出来るという選択肢のある仕事に就けたのは私はラッキーだったけれど、
最初からそれを選ぶことだってきっと出来る。
もしくは「今まで何となくダメだと思い込んでたけど、実は自分の仕事って簡単に休めちゃうんじゃない?」って気付けたり。
私は今の仕事のそういう部分に気付いてからは、もうシフト組まれる仕事は嫌〜!ってなっているし、多分今後も選ばない。
むしろ、もっと自分のワークスタイルをコントロール出来るようにしていきたいとすら思う。
「合法的にサボる」は悪用する人はダメだけど、無理し過ぎちゃう人なんかはもっともっと使ってほしいワザだ。
仕事について色んな考え方、色んな働き方がある時代だけれど、
「合法的にサボりやすい職種・環境かどうか」という視点も1つ増やしてみるのはどうだろうか??
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