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記事一覧
3月の読書 | すべての生を肯定する
読書記録マガジンもなんと1年が経ちました〜〜(ぱちぱち)
毎月「○月の読書」というタイトルで書いてきたので、ぐるっと1年が回ったため、タイトルが被ってしまうので、どうしようか迷っています。ひとまず今回は、いつも通りのパターンで記事を書いています。
3月はいつもと方向をちょっと変えて、お勉強本も読んでいました。仕事に必要な知識をあらためてもう少し学びたいなぁと思い、何冊かの本を。
星野リゾートの
1月の読書 | 「今」で繋がることの大切さ
断片的なものの社会学/岸政彦
「誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない」読み始めてすぐにやってきたこのワードにハっと心が動いた。あぁこれはわたしが日々の中で大事にしていることのひとつ。この景色も、この気持ちも、この匂いも、色も、肌触りも、今、わたしや一緒に味わったひとだけの秘密なのだと感じるとき、贅沢な時間が流れる。誰にも自慢しなくても、知られなくても、生きてるって感じる。ときに「私を見て」
10月の読書 | 人はなぜ移動するのか
本を読んでいない時間も、続きが気になって仕方ない、そんな気持ちに久しぶりになる本に出会った。旅を愛する人には、旅に興味がない人にも、是非是非、是非とも読んでいただきたい1冊を、一番最初に今日は紹介したいと思います。
ひとつでも心に響く言葉があったなら、手に取ってみてください。うずうずして、いますぐ放浪したくなってしまうかも知れませんが。
旅の効能-人はなぜ移動するのか/ペール・アンデション
8月の読書 | それはつまり世界を愛したいということ
コロナぶりにうーんと高い熱が出たり、忙しかったりして、ちょっとだけ自分のペースがくずれてしまった8月。夏はもうその暑さを楽しめないくらいの猛烈な暑さで、わたしの大好きな夏はもう戻ってこないのかもしれないと思って落胆した。いつだったか、みいじじとみいばば(祖父と祖母)と浴衣を着て、土手を歩いたあの日のような夕暮れどきをもう一度、味わいたい。わたしはずっと夏を愛したいです。
スマホを置いて旅したら/
6月の読書 | 何を沁るか
6月はお金の使い方とか、消費の仕方とか、食べるものとか、そういうことについてよく考える1か月だった。本当に生活に必要なものはなにか、きっと、生きている間に見つけたい。
種をあやす/岩﨑政利
長崎・雲仙で長年にわたり、種採りに情熱を注いできた岩﨑さんの「農家であることの喜び」と「野菜と種がもたらす人生の醍醐味」について綴られた1冊。いわゆる「在来種」と呼ばれる野菜たちの姿について、わたしはどれく