断片的なものの社会学

兼近に本あげてみた。

先日、妹から「かねちーに渡して」と荷物が届いた。中身は本と書いてある。誕生日プレゼントだろうか? 荷物は適当なぷちぷちに包まれていたため、せめてきれいな紙袋に入れてやろうと中身を取り出したらきれいに包装された3つの袋が出てきた。
ふむ、3冊か……数打ちゃ当たると言えども、活字とのチャラつきにはこだわりのある大樹くん。そう簡単に喜ばせることができるかな?笑

翌日、複雑な思いで大樹くんに本を渡した。

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キスする??💋
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金曜日の日記/『断片的なものの社会学』『プレーンズ』などなど

五月とは思えない雨の一週間。社会学者・岸政彦さんの『断片的なものの社会学』を読み始める。さまざまな人へ取材をするなかで起こった、社会学の観点から分析できない断片的な出来事がまとめられていて、私は知らない人と話すのがすきなのでとてもおもしろく、社会学にも興味が湧いた。

 知らない人と話すのは、まえは飲み屋なんかでしょっちゅうあったけれど、子育て中の今は道端や公園で起こる。今週は、なかなか歩かなかっ

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断片的なものの社会学/プリキュアにおける「分断」

お父さん、犬が死んでるよ。
 沖縄県南部の古い住宅街。調査対象者の自宅での、夜更まで続いたインタビューの途中で、庭のほうから息子さんが叫んだ。動物好きの私はひどく驚きうろたえたが、数秒の沈黙ののち、語り手は一瞬だけ中断した語りをふたたび語り出した。私は、え、いいんですか?と尋ねたが、彼は、いやいや、いいんです、大丈夫とだけ言った。そしてインタビューはなにごともなかったかのように再開され、その件につ

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ありがとうございます
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街にある本屋さんに行きたかったけど我慢して家にある本を再読。改めて読んでも文章が心地いい良い本。
#断片的なものの社会学

日記 2020年4月 自分でそれを選んだのだから。

4月5日(日)

 夜、23時頃に職場の同期のグループLINEに「明日、仕事休もうと思う」というメッセージが届く。
 会社からメールが届いていて、僕らが働いてるビルの同じフロアで働いている方から新型コロナウィルスの陽性が出た、とあったらしい。
 すぐに自分のスマホで確認する。
 明日の朝までには、共有部分の消毒作業は完了する為、基本的には通常通りの運営を行う、とメールにはあった。
 体調不良や健康

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嬉しい...!
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言語化特訓「6日目」

僕の目は2つしかない

テレビで見ること耳に入る音は全て断片的で輝いてる部分でしかない。

例えば苺がお店に並ぶまでの過程を考えたら、そこまでには多くの人が関わってるし苦労もあり笑顔ももちろんある。

ある仕事の裏(苺でいう過程)の話を聞いて、計り知れない涙と汗、苦労や権力が絡んでいて目は2つじゃ足りないなと思った。

その話は驚くほど黒いく権力だらけでありながら一般的には明るいに見えていた世界だ

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私が出会った少女

その美しい少女とどこで出会ったのかは忘れた。気がついたらどこかのホテルを出て(何らかの行為があったわけではない。念のため…)、2人で街を歩きながら話をしていたのだった。ちなみにその時彼女は少し大人びた中学3年生で、「僕らの七日間戦争」の頃の宮沢りえを彷彿とさせ、そして同じくポニーテールだった。

何を話したのかも全ては覚えていない。断片的に覚えているのは、以下の2つの話題だ。

写真を撮るときに笑

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とても嬉しいです!
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「誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない」語り

『断片的なものの社会学』を読んでいる。

今、ある92歳のおばあちゃんに聞き取りをしている。生き様が民藝で、会えば会うほどすきになる、丸い目の優しいおばあちゃん。彼女をどう表現したらいいか行き詰まり、岸政彦さんの活動にヒントがあるような気がして読み進めている。

断片的なもの。それは、切り取った一場面に過ぎない。

ある一場面を普遍的なものだとラベリングしてしまうことに若干の違和感を感じていた。

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徒然なるままに。ありがとうございます◯
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ラクビーワールドカップとカルバンクライン「エタニティ」の偶然かつ永遠の関係

あいにく開催中のラクビーワールドカップには興味が湧かないのだが、「ラクビーワールドカップ」でふと思い出したのは、1995年のオーストラリアでのこと。

5月に日本からオーストラリアに旅立ち、シドニーで2週間ほど過ごした後、ふと思い立って Thredbo という New South Wales 州のスキーリゾートに行くことを決め(オーストラリアのスキーシーズンは5月下旬から始まる)、グレイハウンドの

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ありがとうございます!
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人生は断片的なものが集まってできている

社会学者の岸政彦が書いた「断片的なものの社会学」というユニークな本がある。その名の通り、著者の断片的な、しかし忘れられない記憶の数々を記した本だ。タイトルは、その最初の見出しから取った。

最近ぼくも、過去の断片的な出来事の記憶が、唐突に、ふと蘇って来ることが多くなった。何故かは分からない。というのは嘘で、菊地成孔のブログで「ミッシングパーソン」のことを読んだからだ。

人生のある時期に出会い、場

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ありがとうございます!
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