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2023年2月の記事一覧

占いにおける「何か」について

占いにおける「何か」について

昨年の10月21日にこういう記事を書いた。占い師のゲッターズ飯田氏が「来年2023年についてこのように言っている」という記事である。

飯田さんの言うことをいつも鵜呑みにしているわけではなく、失礼な言い方になってしまうかもしれないが、「外してるな」とかんじることもある。

しかし、この記事でとりあげていた予測については自分の肌感覚に照らして、かなりの確率で当たっているはずだと直感したので引用させて

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「いろんな人がいる」と思えるかどうか

「いろんな人がいる」と思えるかどうか

このあいだから、「岡田斗司夫氏が提唱している性格の4タイプ」について何度も紹介している。すでにこの記事

やこの記事

で触れたので今日が3回目だ。

ぼくが岡田氏のタイプ論のこだわるのには、けっこう深い理由があるので、今日はそこのところをガッツリと論じてみたい。

タイプ論は古今東西で人気

性格をいくつかのタイプに分ける理論はむかしからたくさんある。心理学にもあるし、占いにもある。CGユングの

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人の性格を車に例えると

人の性格を車に例えると

先日、性格のタイプ分けについての記事を書いた。

その中で、岡田斗司夫氏が提唱している性格の4タイプ分け理論を紹介したんだけど、記事を読んでくれた人は動画をご覧になりましたか?

で、自分のタイプはわかりました?

人類の性格はもともと1つ

今日の記事は、「性格をタイプ分けするのはいいことだ」という趣旨で、それがなぜなのか?を書きたいと思うんだけど、その前に、あの記事の内容をおさらいしておくと、

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イヤな相手との関係は距離感だとおもう

イヤな相手との関係は距離感だとおもう

このnoteでは毎日なんだかんだ書いているけど、そもそもぼくが一番望んでいるのは日々元気に生きていくことだ。

未来にそこそこ希望を持ち、日々をまずまず楽しみ、他人にあまり不愉快感をかけず、やや前向きにやや明るく生きていきたい。

それが大前提で、あれをやりたい、これをやりたいというのは、そのあとの話であって、すべては元気な自分があってこそ成り立つ。しかし日々元気に生きるのはそれほど簡単なことでは

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なぜ性格はタイプに分かれるのか

なぜ性格はタイプに分かれるのか

タイプ論は人気

YouTubeで、岡田斗司夫氏が性格の「タイプ論」をやっている動画を見ていたら、なかなか面白かった。

「タイプ論」というのは、人間の性格をいくつかのタイプに分ける理論のことだ。

有名なところではCGユングの『タイプ論』がある。ユングは、人間の性格をまず内向型と外向型の2つに分けた。それぞれをさらに思考型、感情型、感覚型、直感型の4つに分類するので、2×4=8種類のタイプに人間

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しっかり区切る

しっかり区切る

なにかを始める前の儀式めいたことというか、ルーティンみたいなものは、だれにでもあるのではないか。

ジョギングの好きな人なら、走る前に着替えたり、ストレッチをするだろう。それらにはもちろん合理的な理由があり、着替えるのは汗をかくからで、ストレッチするのはケガをしないためだ。

しかし、そうした表向きの理由とは別に「さあ、走るぞ」というモードに心を持っていくための準備にもなっているはずである。そうい

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推理小説以外読みたくない日

推理小説以外読みたくない日

最近、江戸川乱歩を読んでいる。

ふだんは推理小説というものをやや見下しており、謎解きは、小説というよりゲームみたいなものではないかと思っているのだが、ふとそういうものを読みたくなってしまった。

とくに乱歩を読みたかったわけではないけど、実家にいるので手元にあるものから選ぶしかなく、そのときに強く思ったのは、

ということだ。人生をかんがえさせるようなものは読みたくなかった。そういう気分なのであ

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生涯、ゼロダジャレ

生涯、ゼロダジャレ

ある程度の年齢にになってくると、だれしもなにかしら、加齢に逆らおうという気持ちが起こってくるはずだ。

という人もいるだろうし、

と思っている人もいるはずで、

とこころがけている人もいると思う。

だんだんどうでもよくなってくる

逆に言えば、年を取ると、スタイルとか流行とかおしゃれなど、若い頃大事にしていたことがだんだん「どうでもよくなってくる」のが自然の流れだ。

年を取るといろいろと問題

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こういうとき「大人になった」と感じる

こういうとき「大人になった」と感じる

せっかく読んでくれる人のために、何か参考になること、役に立つことを書きたいといつも思っているのだが、今日は無理だった。昨日は、イヤなことが立て続けに起こったのでその余裕がなく、今日の記事は、単なる日記である。

イヤなことは存在しない

でも、よくよく考えてみればこの世に「イヤなこと」というのは存在しない。たとえ数万人の被害者を出した大震災であろうと、地球の側からすれば必要な新陳代謝の動きを起こし

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ことばがむなしくなるとき

ことばがむなしくなるとき

依存症は脳の病気なのか

依存症のそもそもの原因は心にあるはずだ。たとえばアルコール依存症の人が飲まずにいられなくなった原因は心の中にある。

アルコール依存が進めば体がボロボロになり、止めるか死ぬかしかないということになって医者に止めさせられるわけだが、それは「体がもたないからやむを得ず止める」というだけのことで、何年断酒したとしても、依存のきっかけになったこころの問題が解決するわけではない。

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楽しい - エモい = おもしろい

楽しい - エモい = おもしろい

「楽しい」と「苦しい」

よくスポーツ選手がオリンピック出場前にメディアに聞かれて

というけど、これは期待を背負って自分を追い込んでしまうと、体が固まって力を発揮できないから、意識的に楽しもうとしているということでいいだろう。

ベストパフォーマンスを発揮するために意識的に楽しもうとしているということだから、「楽しみを勝つための手段にしている」といえば言えなくもない。

いまWBCを控えて侍ジャ

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エモくなりすぎたら一巻の終わり

エモくなりすぎたら一巻の終わり

いきなりだが、生きていくうえでいちばんだいじなことは、

ということではないか。「余裕」と言い換えてもいいだろう。

駆け落ちとは?

昔の日本の小説を読むと、若い男女が駆け落ちしたり、心中したりするシーンがやたら出てくるんだけど、今の若い人はあまりやらないだろう。いいことだ。

「駆け落ち」、「心中」という言葉自体が死語になっているのかもしれないが、それもいいことだ。

ちなみに、駆け落ちとは「

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いきなり水の上を歩かない

いきなり水の上を歩かない

昨年末に『展覧会 岡本太郎』を見に行ってたいへんに感動したという話を以下の記事を書いたことがある。

しかし、その感動の原点になったことについては、あまり触れなかった。それは、岡本太郎の初期のデッサンが、

ということだった。これが感動の直接のきっかけになったのだが、岡本さんがうまいのは僕が知らなかっただけで、美術界ではたぶん当たり前のことなのと思ったため、記事では省略している。

岡本太郎はヘタ

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夜になれば話は別だ。

夜になれば話は別だ。

だれにでも「心の支え」ってやつはある。元気な時には、そんなものはどうでもいいような気で生きているが、やや弱ったときには「心の支え」があるかどうかが大きい。

弱ることのない人間などというものは存在しない。

夜になれば話は別だ

ヘミングウェイの『陽はまた昇る』という小説の中の有名なくだりにこういうのがある。

主人公のジェイク・バーンズは、このときたぶん泣いているのだと思う。泣いているとは書かれ

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