◆河川水に微量に含まれる砂金を集めても豊かにはなれない。機会費用の方が大きいからだ。散らばったものは価値が低い。これを情報について考えてみる。情報は多くあればよいのではない。(熱力学上正確な言い方ではないだろうが)エントロピーが小さく、高質に系統的にまとまっていないといけない。
「秩序があるものは秩序がない方向にしか動かない」ーそれが宇宙の摂理、エントロピー増大の法則だ。何かをつくり出す行為は、この流れに逆らうこと。だからこそ、今あるものを風化に先んじて壊す悲しみと、新しいものを生み出す苦しみがある。そしてそこに命を燃やす充実感がある。
全てのものは放っておけばバラバラになる。そんなエントロピー増大の法則に抗うこと、それが生きている証だ。つまり、家族の散らかしを毎日片づけ続ける主婦(夫)は、家族という自分よりも大きな生命体が生きている実感を誰よりも深く感じることができるのだ。
分子はどんどんぶつかっていくだけで軌道をそのまま引き返す性質はないらしいから、3歳児が1歳児に戻ることはない。それを時間というらしい。時間は戻らないというらしい。でも、分子と分子がぶつかってるだけだと。それ聞いてクイズタイムリープ見たら、過ぎし昔、じゃなく別常識界のはめ込み感。
自然界はエントロピー(乱雑さ)が 増大するようにできている すなわち 放っておくと 乱雑になるのは自然の摂理である 片付ける・秩序ある状態にするというのは 自然に反してエントロピーを 減少させることだから、 仕事(エネルギー)が必要 故に整理整頓とは エネルギーが必要なのだ