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「ほどなく薄まる」デザイン《後編》

 《前編》では、”つかみどころ”がスッキリしない中途半端な提起となってしまいました🙇
 《後編》の今回は《あるある話》に寄っていけるのではないかと見通していますので、以下読み進めて頂ければ幸いです。

 

◆働かないアリ
◆馬が合わない人/なんだか気に食わない存在

と、お示ししました。
これらの共通点や思考連鎖のようなもののお話📖

◆働かないアリ

 社会生活のコミュニティも例外ではないのですが、概ね《職場での仕事》をイメージした方がしっくりくるでしょうか。”働”ですから。

 個々の従業員が自分の”持ち場”や職務を全うすべく勤務時間を過ごしているわけですが、複数人が協力して取り組む場合であれば一層、そうでなくても各自のワークを集めて全体成果とするような体系であることがほとんどであるため、一部の人が手を抜いたりサボったりすると〔総output〕が目減りしますね。この点は説明するまでもないでしょう。

 だからと言って、【メンバー全員が全力を尽くし続ける】という状況は、現実にはありません。休憩をするか否かというよりは、「概ね役に立たなかったり成果が他よりもかなり少ない人」が一定数含まれるものだ、という一般的傾向です。

 見出しの『働かないアリ』とは極端な表現に聞こえるかもですが、個々の生産性に対する評価点を付け(て並べ)た場合に、そのうちの最も少ない領域に属する『活躍が微少”なメンバー』というところでしょうか。

 

 そして、ここからが本題です。
 実社会では稀ですが、もしそのような人員を解雇等で”ご遠慮”頂き、そこそこの『働くアリ』ばかりに絞れた、としましょう。

 しかしながら、月日の経過とともに、辿るシナリオは決まっているようです。
 すなわちそれは、残存したメンバーの中から、前述した『働かないアリ』が一定数生まれてしまう、という傾向のことです。

 下手な説明ではありますが、ここまでの本旨はご理解いただけますか?

「ほどなく薄まる」ようです

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

◆馬が合わない人/なんだか気に食わない存在

 職場にかぎらず学校その他のコミュニティにおいても。
 周囲の他者との関りがある〔集団〕内に属すると、構成員の中には、自分にとって好感触な人ばかりではなく「苦手な存在」が何人か居るもの、ですよね。

 そしてもし、その人が引退したり、他の部署へ異動したり、自分が相談した権力者が便宜を図ってくれて引き離してくれたり🤣という、”望ましい”変化/厄介ごとの取り払いが実現すれば気持ちが晴れる。本音は「居なくなって”せいせいした”」…な感じで、皆さんも経験があることでしょう。

 下手な説明ではありますが、この例の方はもっと《あるある話》ですよね?

 そして・・・

 しかしながら、月日の経過とともに、辿るシナリオは決まっているようです。
 すなわちそれは、残存したメンバーの中から、また別の「なんかイヤな人」や”やっかみ”が生まれませんか? つまり、【これまでは気にならずにまぁまぁの感覚だったけれど、この頃鬱陶しくなってきた】という印象の相手が新たに生まれてしまう… いや、生んでしまう(?)

 

 これらの《類似シナリオ》から連想されるキーワードは色々ありそうです。相対評価とか。派閥とか。『敵の敵は味方』とか。

貴方にとって、どのような思考拡張がもたらされますか?

~my note での関連は、例えば以下です👇

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