自分はまだ自分のことを、何もしらない
私たちはこれまでずっと、真面目に生きることがいいことだと教わってきた。上の人の言うことをきいて、制度に従い、親の期待通りに生きることがいいことだと思わされてきた。だから、ほとんどの人は社会に出てからも真面目が抜けないでいる。
真面目に生きるのはとても苦しい。足にあわない靴をはかされながら歩いているようなものだ。皮がめくれて血が出ていても、真面目な人はその靴を脱ごうとしない。
真面目なひとほど他人に迷惑をかけないようにする。真面目なひとほど自分の気持ちを押し殺そうとする。真