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人の性格を車に例えると

先日、性格のタイプ分けについての記事を書いた。

その中で、岡田斗司夫氏が提唱している性格の4タイプ分け理論を紹介したんだけど、記事を読んでくれた人は動画をご覧になりましたか?

で、自分のタイプはわかりました?

人類の性格はもともと1つ

今日の記事は、「性格をタイプ分けするのはいいことだ」という趣旨で、それがなぜなのか?を書きたいと思うんだけど、その前に、あの記事の内容をおさらいしておくと、

そもそも性格をタイプ分けできるのはなぜか?

という素朴な疑問に突っ込でみたのである。

性格に限らず、人間はいろんなものをタイプ分けして考えるのが好きだ。。動植物も、コケ類だの、シダ類だの、種子植物だの、脊椎動物だの、無脊椎動物だの分類してとらえる。

自動車も、セダンだの、クーペだの、それからオープンカー、ハッチバック、ミニバン、ステーションワゴン、SUVなどなどに分類される。

同じく、人間の性格も、外向型だの、内向型だの、思考型、感情型、感覚型だのといろいろとタイプ分けして捉えたがるけど、そもそも「タイプ分けはなぜ可能なのか」ということは普段あまり考えない。「タイプ分けできるのが当たり前」だと思っている。

では、なぜタイプ分けできるのが当たり前だと思っているのだろう?そこを考えてみたわけだけど、タイプ分けできるのが当たり前な理由は、

もともと1つだったから

なのではないか、いうことだ。

自動車を考えてもらえばわかりやすいが、自動車が発明されたのは1769年だそうである。これ。

最初のクルマ

説明はいらないだろうが、このクルマの唯一の特徴は、「人間や馬が引っ張らなくても自ら動いてくれる車」すなわち、自動車であるというだけであり、それ以上でも以下でもない。

セダンも、クーペも、ステーションワゴンもへったくれもない。

自分で動いちゃうんだぜ!すごいだろ!

というドヤ感あふれるデザインだ。

しかしやがて改良され、進化していく中で、たくさんのモノを運べるトラックや、たくさんの人を運べるバスや、たくさんの女の子をナンパできるクーペなどなどのタイプに枝分かれしていくわけである。

ということを逆に言えば、クルマをいろんなタイプに分けることができるのは、最初は1種類だったからだということになる。もともとは同じものだったのが、発達する中でいろいろなものに枝分かれしていったからこそ、分岐の仕方によって、バスだのトラックだのとタイプに分けることができるわけだ。

生物も同じで、最初は単細胞生物だったものが進化していく中で、いろんな種類に枝分かれしていったからこそ、分岐の仕方によって爬虫類だの哺乳類だの鳥類だのとタイプ分けられる。

たぶん性格も同じで、最初の人間は1つの性格だったがのちにいろいろと分岐していったからこそ、枝分かれの仕方によって、内向型だの外向型だのとわけられる。

人の性格を車に例えるなら、いまではこういう性格の人やら↓

普通の人

こういう性格の人やら↓

あつかいがやたらむずかしい

こういう性格の人やら↓

押しが強い

こういう性格の人など↓

軽やか

いろいろいるわけだが、最初は全員がこれ↓

そぼく

だったと考えられる。よく言えば素朴。

あなたの性格を車に例えるなら?

ここで、「さて自分の性格をクルマに例えるならどういうタイプなのだろう」と思ってみたのだが、最初にぼくのアタマに浮かんできたのはこれである。

フェラーリよりカネかかってます

なので、たぶん、僕の性格は月面作業車みたいなものなのだろう。

しかし、あらためて画像で確認してみると、月面作業車は、人も荷物も載せられないし、スピードも出ないし、乗り心地も悪いし、デザインもへったくれもないので、1769年の初期型にかぎりなく似ており、ちょっとイヤである。遺憾の意を表したい。

1769年型との唯一の違いは、

とんでもないところを走っている

というだけだ。

さて、みなさんは自分の性格をクルマにたとえるとどういうタイプでしょうか。答えはないので、自由に考えましょう。あんがい自分の隠れた特徴に気づくかもしれない。ぼくは自分がミニクーパーみたいなものかと思っていたので意外だった。けっこうおもしろい。

そして、ぼくならこういう人や

お役に立つタイプ

こういう人となら

ややがっしり

友だちになれそうな気がするけど、これは

飲みに行くのはちょっとイヤ

ちょっとイヤかなあ。なんか・・話が通じなさそうだし。でも、あなたもわたしも最初はたぶんこうだったのだ。人類の遥かな祖先は、おそらく座席も、サスペンションも、カーラジオもなにもついていない、素朴そのものの性格をしていたのだろう。

というわけで「タイプ論のここがいい!」という話はたぶん明日書きます。

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