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遊布野ユフ
2021年7月10日 21:26
実家にいた頃、暑い夏の日に手づくりの紫蘇ジュースにレモン酢をひとたらし入れて氷でキンキンに冷やしたのを母がよく飲ませてくれた。フォロワーさんが紫蘇ジュースを作ってアップされた記事が、そんな涼しい風とともに刻まれた記憶を引っ張り出してくれた。想像の斜め上をゆく、思わずにっこりしてしまう記事。ぜひこちらから。よし!私も作ってみよう!!でも例によって砂糖を入れてしまうと妹が飲んでくれない
2021年7月19日 20:16
本日、今年4回目の紫蘇ジュースを作った。妹にも好評だったのが嬉しく、また2回目の味加減が最高でテンション上がったからだ。甘さ、酸っぱさ、爽やかさ、すべてが完璧なバランスで紫蘇色のグラスの中にお互いを引き立てあっていた。黄金比である。まあ、甘味料(使ったのは酵母の甘味料)もレモン果汁も目分量飛び越えて感覚分量て感じでドボドボやったからレシピも何もないんだけどね。憶えてるのは紫蘇が一袋だっ
2021年9月8日 19:52
毎月28日が来るたびに「私の月誕生日!!」とのたまってきた妹の本誕生日がやってきた。例年、寿司やマッシュポテトやさまざまな食材でケーキを作ってきた姉。妹は甘いケーキが苦手なのだ。今年はマンネリ化しつつあるケーキ食材に、新たな風を吹かせようと考えた。妹の誕生日は毎年、前日は前夜祭として夜中零時に飲み、当日はいっしょに近所のちょっと高い回転寿司で好きなものを食べ、夜にはケーキ(という名の妹の好
2021年7月18日 20:14
今我が家の家庭菜園に植わっている面々は、シシトウナスオクラである。そのなかでシシトウがなんかもう、時を超えているのではないかというくらいにポンポンなる。あれっ昨日採ったばっかなのにてな感じである。シシトウだけ延々今日を繰り返しているのではないだろうか。タイムリーパー・獅子唐。今日も採れそうな子たちがひとり3本くらいあったので、こりゃもうやるっきゃないと庭にブルーシートを敷き始める遊布野
2021年6月27日 19:08
いちばんの忙しい土曜午前の仕事を終えてヘロヘロと帰宅、した私の目の前に現れたのは、輝くばかりのだいだい、白、赤の刺身の柵たちと、それを彩る緑の紫蘇だった。「姉、今日のお昼は庭で豪勢に行こう」「お…おお…神よ…!」思わずとる祈りのポーズ。そこへ差しのべられる手。「1,000円」お、おお、うん。あそっちか。そんな感じで突如、ごちそうパーティが出現することになったのだ。妹が海鮮丼
2021年6月22日 20:11
前のぬか漬けはうっかりかき混ぜ忘れて刺すような刺激臭の塊にしてしまった。今度こそ。と地元の仲良しのお米屋さんから母がもらって届けてくれた米ぬかと向き合う。私たち姉妹は漬物が大好きだ。妹がまだ京都に住んでいなかったころ、遊びに来た時に必ずと言っていいほどせがまれて連れていくのは寿司でも焼肉でもなく、西利さんの漬物バイキングだった。 今もやっているかはわからないが、数十種類の漬物と、その漬物
2021年6月20日 20:55
家でビアガーデンができる。簡単な庭つき一階住みの特権である。今週の週末は非常に充実した一日だった。 ※申し訳ありませんでした、竹工芸記事今回お休みです!また数日内にあげます!朝は姉妹2人して少し遅めに起きる。平日同様に妹がご飯を作り姉はふとんあげと洗濯。食後はひとやすみ。しばらくたって妹に声をかける。「コーヒー淹れるけど飲む?」答えはイエスだ。湯を沸かす間に豆を挽き、今日はう
2021年6月14日 20:31
まずは前の記事の結論から!…姉妹共同戦線、張れず!!!というか諸事情により平日に梅仕事をしないといけない結果になってしまったため、お仕事の妹はそもそも参加ができないということに。というわけで姉の方がひとりで梅たちを仕込みます!今日作るのはこんな感じ。①白干梅2キロ分②焼酎と酵母で漬けた梅焼酎③オーソドックスな梅酒残りの梅は、糖類を使わない無糖梅酒のために一度冷凍することに
2021年6月13日 21:28
楽しいことを模索している遊布野姉妹、今週は何をしようかと日々考えつつ平日を過ごしている。土曜日、出かけていると妹からLINEが入る。「今日はなんかしよう」それとともに何やら写真が添付されてる。なんか楽しそうなことやってんじゃん。姉も混ぜろよ。とりあえず一度家に帰って妹と相談する。もらった写真にインスピレーションを得て考案したのが野外焼き鳥パーティ!遊布野家じつは庭と呼べるスペー
2020年11月16日 21:05
私たち姉妹を昔から知る人に今の現状を話すと100%「絶対上手くいかんやろ」と言われる。それほど私たちは何から何まで正反対だ。私は関東生まれ、妹は関西生まれ。私は関東の言葉を話し、妹は関西の言葉を話す。私は甘い系のお菓子が好きで、妹はしょっぱ系のお菓子が好き。私は転んだらすぐ泣く奴で、妹はそんなことくらいで泣いているのをこの年まで見たことがない。指にホチキスの針が貫通したときでさえ泣
2021年2月27日 22:31
寒の戻りでカセットコンロと鍋と灯油ストーブが大活躍中。安かったちぢみほうれん草で鍋をやり、ひと段落して一杯やっている遊布野家での話である。日本酒を熱燗にして飲みつつ蟹味噌をちびっとやってみた。かにみそは妹が買ってきてくれた。これが旨い。美味すぎる。旨くて旨くて震える。「こ、これが大人か…!」と妹が言う。たしかに妹は肝系食べられなかったなあ、子どもの頃。対する姉の方は、子ど
2021年5月16日 21:18
この記事がようやく書けたのが今日5月16日「旅の日」であったことに嬉しさと親しみを隠せない。隠す気はないんだけれど。この一か月、noteの更新につぶやきが多かったのは、あることにチャレンジしているからだと以前お話ししたけれど、それがようやく終わりを告げた。やっと乗れるようになった。これからはどこまでも行けるしどこへでも行ける。実は中型バイクの免許を取りに通っていたのです。とりあえず達成
2021年6月8日 20:26
故郷が和歌山なのに梅干しも漬けられない自分なんて許せんぞ。およそ京都に来てからずっとそんなことを思い続けている。厳密にいうと、実家では漬けていた。梅酒も梅シロップも作っていた。味噌も作ったし結果的に醤油もできた。ヨーグルトもバターも作った。母はそういうのが好きな人だった。私も妹も手伝いはもちろんした。だからこそ、ひとりに(今はふたりに)なった途端にそれができなくなるというのが悔しい。思い