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ようこの人生紹介

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私の経験がどなたかの参考になったらうれしいです。 過去を思い出しながら執筆しています。
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2022年12月の記事一覧

ようこの軌跡16~療養日記、口腔外科受診~

ようこの軌跡16~療養日記、口腔外科受診~

5月27日
総合病院の口腔外科を受診した。
診察とCT検査を受けた。
結果、異常なし。
歯の食いしばりに気をつけるようにと言われた。
半日がかりの受診で疲れた。
胃がキリキリして辛い。

5月29日
次男が自宅へ来た。
次男を抱っこしたら腰が痛くなった。
私はほぼ横になって過ごしていた。
次男との生活が果てしなく遠く感じた。
胃がキリキリして辛い。
手に力が入らない。

6月1日
近所の胃腸科で胃

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ようこの軌跡17~療養日記、耳鼻科受診、抜歯~

ようこの軌跡17~療養日記、耳鼻科受診、抜歯~

6月15日
K病院に通院した。
抗うつ剤が15mgから20mgに増えた。
いつもより早めに出発したので、受診が早く終わってよかった。
帰りに買い物ができた。
疲れて、午後は眠気が強かった。

6月16日
次男が来た。
私は身体がだるくて、横になったり起きたりをくりかえしていた。
次男を抱っこしたり、ミルクをあげたりした。
可愛いかった。
父は何度でも同じ思い出話をしてくれる。

6月20日
次男が

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ようこの軌跡18~療養日記、孤独な育児~

ようこの軌跡18~療養日記、孤独な育児~

7月10日
長男の体操服を入れる巾着袋をミシンで縫った。
眠気を紛らわせながら作った。

7月11日
体調が良くない。
朝から眠気とだるさが強く、起きているのが辛い。
21時前に就寝した。

7月12日
今日は耳鳴りがしない。
身体がだるい。

7月13日
長男が夫と歯医者に通院した。
私は泣き虫な長男のことが心配だった。

7月14日
長男の懇談会に夫が行った。

7月15日
ここ3日間、胃がも

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ようこの軌跡19~療養日記、次男発語~

ようこの軌跡19~療養日記、次男発語~

8月11日
午前中、横になって過ごす。
倦怠感は少ないけれど、食欲がでない。

8月12日
歯の痛みあり。身体がだるい。

8月13日
身体のだるさは少なかった。
歯の痛みがあった。胃もたれは少ない。

8月14日
次男が来た。
次男達が帰った後、昼寝した。
疲れた。

8月15日
長男とダイソーへ行った。

8月17日
お墓参りへ行った。
散歩したらとても疲れた。
長男が夫と歯医者に通院した。

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ようこの軌跡20~療養日記、次男の病名~

ようこの軌跡20~療養日記、次男の病名~

9月13日
眠気が強い。昼寝をした。

9月14日
次男が来た。
次男がとても可愛い。
やる気が出ない。

9月15日
眠気が強い。昼寝をした。
やる気が出ない。脱力感があった。

9月16日
K病院に通院した。
薬の調整があった。

9月17日
スーパーへ行った。
夜、吐き気があった。

9月18日
朝だけ眠気が強い。
夜、吐き気があった。

9月19日
身体がだるい。

9月20日
昼食作りで

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ようこの軌跡21~療養日記、次男の病気~

ようこの軌跡21~療養日記、次男の病気~

10月19日
保健師さんと面談した。
1時間ほど話をして疲れた。
うつ病は寛解するまでにどうしても時間がかかると言われた。
O先生からはうつ病は治るようなことを聞いていた。
治すというよりも、つきあっていく病気だと知る。
寛解までの道のりの長さを想像すると、気が遠くなりそうだった。
今できることに目を向けるしかない、と無理やり自分に言い聞かせた。

10月20日
長男のお弁当を作った。
そして長男

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ようこの軌跡23~長男緊急入院~

ようこの軌跡23~長男緊急入院~

4月11日
夫は自家用車で救急車を追ってきていた。
コロナ禍で、付き添いできる保護者は1名だった。
一緒に救急車へ乗った私が、そのまま長男に付き添うことになった。
せきを治めるために、吸入の処置があった。
コロナの検査や、血液検査、心電図が行われた。
診察の結果、アナフィラキシーの可能性は低そうだった。
幸い、せきと本人の辛さは少しずつ治まっていった。
しかしまだせき込むこともあり、急変時の対処と

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ようこの軌跡24~実家へ避難~

ようこの軌跡24~実家へ避難~

4月12日
こども病院から、無事に3人で帰宅できた。
夫に休むことを促されて、私は布団で横になった。

徹夜して疲れているのに、眠れない。
昨年の5月にK病院にかかってから、不眠で徹夜した日はなかったはずだ。
また、不眠になったらどうしよう。
この一年、眠剤で夜の睡眠は確保できていたのに。
とてつもない不安に駆られていた。

それに拍車をかけるように、長男のコホコホというせきが聞こえてくる。
私は

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ようこの軌跡25~精神科へ入院~

ようこの軌跡25~精神科へ入院~

4月13日
K病院の通院を終えた夫から電話があった。
「O先生に相談したら、入院をすすめられたよ」
ああ、ついにこの時が来てしまった。
慣れない環境で、ぐっすり眠れるのかどうか、私には自信がなかった。
でも、どう考えても実家から通院することは難しい。
私は入院を選択するしかなかった。

必要な荷物を準備しつつ、夫の迎えを待っていた。
スマホや現金のもちこみはできないそうだ。
持ち物に母が記名してく

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ようこの軌跡26~入院生活と内観~

ようこの軌跡26~入院生活と内観~

4月13日〜17日
看護室での5日間、胃がキリキリしていた。
食欲がわかなかった。
日中は詰所にいる看護師さん達の声がよく聞こえた。
業務のあわただしさが伝わってきた。
個室だったので、睡眠はまずまずとれていたと思う。

その後、大部屋へ移動することになった。
5人部屋だった。
おそらく、私よりも年上の方ばかりだった。

大部屋に入ってから、困ったことが起きる。
夜中にトイレで起きた後、同室の患者

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ようこの軌跡27~精神科退院~

ようこの軌跡27~精神科退院~

6月下旬
睡眠環境が合わない場所で、不眠を改善するのは難しいと感じていた。
一方で、O先生との面談と内観を重ねたことで、自己理解はかなり進んでいた。
そしてちょうど、長男のせきは落ち着いていると夫から聞いていた。
それなら、自宅で家族と生活したい。
よし、思いきって、退院しよう。

担当看護師さんに状況を説明して、退院を希望した。
看護師さんはすぐに先生に電話で確認をしてくれたようだった。
幸い、

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ようこの軌跡28~精神科退院後の留意点①~

ようこの軌跡28~精神科退院後の留意点①~

退院後の療養上の留意点はO先生の直筆だった。
先生の字は読みにくかった。
先生は私のメモの字を見て、「女性にしては上手くない」と言っていたのに。
まあ、先生の業務の忙しさは目の当たりにしてきたので、ささっと書いてくれたのだと思う。

肝心なのは内容だ。
ひとつずつ、自分なりに考えてみた。

自分の能力って年齢と共に変化するのに、どのように把握するの!?
自分の感覚で、自分の能力を掴むということでし

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ようこの軌跡29~精神科退院後の留意点②~

ようこの軌跡29~精神科退院後の留意点②~

私はなぜか0か100か思考のところがあって、とても生きづらかった。
(これが完璧主義ってことだ)
グレーゾンがないのは、選択肢が少ないということ。
極端に行きすぎたら、生きるか死ぬかみたいなことにもなってしまう。
世渡り上手な人や処世術を身につけているひとがうらやましかった。
単純に、視野が狭いということだ。
先生のいう通り、他の人の生き方を観察して、自分の視野を広げたい。
そして、自分にとって楽

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ようこの軌跡30~精神科退院後の留意点③~

ようこの軌跡30~精神科退院後の留意点③~

私は面談で「私はこんなに気を遣っているのに、○○さんは私に気を遣わないのです。無神経だと思うことがあります」と言っていた。

先生「それは自分本位だ」
私(ムカッ。自分本位??)
私「自分本位ではないです」
私「私は繊細なところがあるので、細かい気遣いをしてしまうのです」
面談では、私は自分本位だということがしっくりこなかった。

だから【「私がこんなに気をつけているのに」と思うのは勝手ですが

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