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デザインする過程の思考を知る

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記事一覧

WEBアプリケーションのデザイン時に最低限考える必要があるポイント

WEBアプリケーションのデザイン時に最低限考える必要があるポイント

WEBアプリケーションの機能やインターフェースを設計するとき、WEBプラットフォームに関する知識やアプリケーションの仕組みをはじめ非常にたくさんのことを考える必要があります。

2~3年前に「UIデザインを作るときおさえておきたいポイント」的な記事を書いたのですが(恥ずかしくて下書きに戻しました)、今現在見返すと内容が非常に薄く、押さえるべきポイントはもっとあるよな〜と思ったため今回は「WEBアプ

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STORESロゴデザイン漂流記 〜完成に辿り着くまでのアイデアと対話の全記録〜

STORESロゴデザイン漂流記 〜完成に辿り着くまでのアイデアと対話の全記録〜

CoineyとSTORES.jpがheyへと経営統合してから約2年。
それぞれ別々のサービスブランド名で運営していましたが、統合してついにひとつの 「STORES」として始動することになりました。

ブランド統合にあたり、STORES.jpとCoineyのデザイナーによる組織横断メンバーと、外部パートナーで組成されたブランドデザインチームで、新生「STORES」のロゴデザインをつくりました。

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UIUXデザイン-KIDSNAシッター編(前編)

UIUXデザイン-KIDSNAシッター編(前編)

こんにちは!「KIDSNAシッター」のデザインに携わっている吉川です🙋‍♀️
KIDSNAシッターに携わるデザインと開発メンバーで、UIUX改善の一環として、様々なワークショップを行ってきました。
今回は、その一部をご紹介する記事の前編になります!

1. 『競合アプリ調査』で他社のUI設計を知ろう!✨デザイナーであれば、関連アプリの調査を同時に行いながらデザインするかと思いますが、開発メンバー

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チェックバックの視点

チェックバックの視点

・・・

はじめに

株式会社エムハンドの岩松です。アートディレクターとして、弊社の全案件TOPデザインの品質チェック(チェックバック)をおこなっています。品質チェックというと、たいそう偉そうに聞こえますが..。実態はデザイナーさんと一緒に、デザインの「なぜ」という理論の追求をしている..すなわち、考えるデザインを実践しております。「なぜ」は「関係性」の疑問視であり、根本的な問題に遡っていけること

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行きたい展示やイベントが見つかるアプリを考えてみる pt.1 - Cocoda!

行きたい展示やイベントが見つかるアプリを考えてみる pt.1 - Cocoda!

デジタルプロダクトのデザインを実践的に学べるCocoda!がリリースされましたね。自分は対象者ではないと思いつつ、挑戦してみた記録をつけていきたいと思います。

🗒進め方🗒1回のチャレンジ90分で形にはできないと思ってはじめてます。
この記事は自分のメモ程度のものを複数回にわけて公開しようと思う。

pt1. まずは90分 瞬発的にやってみる
pt2. 作ったものを見直して内省
pt3. 改善

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SUZURIのUX・UIをリデザインしてみた

SUZURIのUX・UIをリデザインしてみた

はじめにみなさんはSUZURI(スズリ)というサービスをご存知でしょうか?
SUZURIとは、イラストなどの画像を使ってオリジナルグッズの作成と販売ができるオンラインサービスです。また、好きなクリエイターのオリジナルグッズを購入することもできます。

私も何度かグッズを購入したことがあるのですが、SUZURIの画面から商品を知ったのではなく、好きなクリエイターさんがSNSで宣伝しているのを見て商品

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ブランドビジョンの整理の仕方

ブランドビジョンの整理の仕方

最近ブランディングってどうするんですか。立ち上げ時に何をしたら良いですか。という質問を受けることが何回かありました。自分はこうやっているなぁということをいくつかまとめてみました。あくまで私のこれまでの経験の中に基づいており、主にアプリなどのデジタルプロダクトを立ち上げる時に行っていることを書きました。

そもそもブランドとは
ブランドとは何か?という質問を受けた時に私はよく「ブランドとは人のような

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新機能のUIUX制作過程

新機能のUIUX制作過程

SansanのPC画面のUIUXデザインを担当している八木下です。先日、『スマート署名取り込み』という新機能がリリースされました🎉

これはメールのやりとりをしている差出人情報等を、メール本文から自動的に識別&情報抽出し、Sansan上にデータ蓄積することができる機能です。

いま、Sansanが力を入れている機能で、2021年の夏には、先行してテレビCMも放映されました📺✨

今回は、この機

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NewsPicks UIデザイナーのFigma利用フロー大公開!

NewsPicks UIデザイナーのFigma利用フロー大公開!

自己紹介NewsPicksでUIデザイナーをしております。つづく(ひらい) ともこと申します!

初note投稿なので、本題に入る前に軽く自己紹介をさせていただきますm

2016年に武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、ヤフー株式会社に新卒デザイナーとして入社しました。
ヤフーでは広告管理ツールのUIデザインやCtoCサービスアプリのデザインなどに携わりました。

そして今年の6月末でヤフーを退

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【2.5ヶ月目】はじめてゼロからサービスを考えて、UIデザインしてみた/ 成長記録 No.2

【2.5ヶ月目】はじめてゼロからサービスを考えて、UIデザインしてみた/ 成長記録 No.2

本業が忙しく少し期間が空いてしまったんですが(汗)やっとnoteが更新できます。以前のnoteを後から訪れてくれる方が沢山いて、とっても嬉しいです!勉強するモチベーションになってます^^ ちなみに以前の投稿からの出来事としては、

などこれまでになかった変化が、少しだけですがありました。マインドも少しずつ変えていけてるのかなあ。ただ、僕自身がゆうてもデザイン駆け出しも駆け出したところなので、202

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【イベントレポート】プロダクト開発のデザインプロセス -前編-

【イベントレポート】プロダクト開発のデザインプロセス -前編-

DESIGN BASEのメンバーが出演し、過去から現在の取り組み、未来への展望など、現場のリアルを語るトークイベント「DESIGN WAVE Vol.4」。

本イベントでは、Uzabase CDO/プロダクトデザイナー平野友規とNewsPicksのプロダクトデザイナー鳥居大が、前職クックパッドにて組織横断でデザイン戦略を推進していたKRAFTS&Co.倉光美和氏をお迎えし、「現場目線」でのリア

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主観と客観を切り替える鍛錬

主観と客観を切り替える鍛錬



突然ですが、ここに一つのプロダクトがあるとします。

そのプロダクトを見つめる視線には様々な種類があります。

そのプロダクトを利用しているユーザーの視点、利用していないが存在は知っているという人の視点、それをつくるデザイナーの視点、プロダクトを運営している会社経営者の視点…

もしあなたがデザイナーであれば、デザイナーの視点だけが唯一自分で体感できる「主観」で、それ以外はすべて「客観」となり

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【CVRが大幅に向上】UXライティングでアプリのプッシュ通知を改善するには

【CVRが大幅に向上】UXライティングでアプリのプッシュ通知を改善するには

アプリに関わるテキストのライティングの中で、UXライティングの効果を最も実感しやすいもののひとつが、アプリのプッシュ通知です。

プッシュ通知は画像を添付することも可能ですが、あくまでメインはテキストで、フォントや文字サイズなどのデザインをコントロールすることもできません。そのため、シンプルにテキストの訴求力が問われます。

逆に言うと、テキストの改善だけで大きな効果が期待できるので、必要なリソー

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UXリサーチをアップデート!「北欧、暮らしの道具店」流お客さまインタビューのコツ

UXリサーチをアップデート!「北欧、暮らしの道具店」流お客さまインタビューのコツ

こんにちは。デザイナーの白木です。早いもので入社して1年が経ちました。前回は入社3ヶ月目の印象とデザイナーの役割について書いたのですが、そのときに今後やっていきたいこととしてUXリサーチ(ユーザー体験に関わる調査)をあげていました。

その後、UXリサーチを少しずつ進めていき、現在では定期的にユーザーインタビューを行い、改善に繋げられるようになってきました。
今回はUXリサーチの立ち上げから半年間

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