③ 正しい「先行技術調査」と、特許庁が行う(サーチ)との比較-3 、です。
https://drive.google.com/file/d/11G6pBscYQSp2ZKsJ328tnYyu2i5J-rgj/view?usp=sharing
正しい「先行技術調査」で具体例として取り上げた「特開2018-95625」皮膚外用剤(資生堂)について、特許庁が行った(サーチ)を検討してみました。
登録調査機関の株式会社AIRIの検索者(MG6S)が行った【検索論理式】による「スクリーニングサーチ」、及びそれにより得られた結果をご覧ください。
【検索論理式】の1は、出願人の以前の関連技術を探し求めたもののようです。
【検索論理式】の2から10までのものは、すべて「テーマコード」4C083(化粧料)に限定しています。
【検索論理式】の11が、唯一無テーマで検索用語群による近傍演算を行っています。
この近傍演算中の検索用語群が三つで、これらは当を得ていません。
【検索論理式】がメチャクチャです。
「技術主題」である「ゼオライト」が、「粉体」であるとの認識が欠けています。
検索用語の中に「粉」、「粒」を加算すべきでした。
その結果、得られた特許文献12件は全て「A文献」のみです。
検索者の言い訳けである【本願発明との対比相違点及び発見できなかった構成について】が手の込んだものになっています。
結局、「X文献」である「特開2009-137900」をみつけることが出来ていません。
そして、審査官は「特許査定」をして、この出願は登録特許としてしまいました。
この登録特許は、当然無効審判により無効となる可能性は十分あるもの、と考えます。
特許庁が行う(サーチ)による特許付与とはこの程度のものと思います。
登録特許の約三分の一が、「権利無効」とのデータの信憑性が明白と思われます。
「どうする特許庁」、「目覚めよ審査官」の言葉が頭をよぎります。
更にまた、「検索用語・分類(FI、Fターム)の選定 と 検索論理式の作成」、「その具体例」、「登録調査機関の検索者が行った、不十分で、的外れな「論理検索式」による(サーチ)」、「登録調査機関(株式会社AIRI)の検索者が見つけることのできなかった特許文献」などの資料を添付します。
https://drive.google.com/file/d/1Q3hHuHFHCHNlr3A0CRYVKYfpiNTPWUjB/view?usp=sharing
(余談です。)
ヨーロッパ特許庁や米国特許庁においての、審査官の「先行技術調査」について、です。
上記の国の審査官は、同一カテゴリーの『技術主題』についてのハイブリッド検索式(検索用語+CPC)を【検索論理式】の作成をして、調査対象の母集合を得ることをしているのでしょうか。
まさか、日本の特許庁の審査官が行っている、所謂(サーチ)と同じようなことをしている、のではないでしょうね。
日本の特許庁の審査官が行っている(サーチ)は、正しい「先行技術調査」を、矮小化・歪曲したものです。
(Google Translation)
A comparison between the correct "prior art search" and the (search) conducted by the Patent Office -3.
I reviewed the (search) conducted by the Patent Office regarding "JP 2018-95625" skin external preparation (Shiseido), which was taken up as a specific example in the correct "prior art search" that I uploaded two weeks ago.
Please see the "screening search" by the [search logical expression] performed by the searcher (MG6S) of AIRI Co., Ltd., a registered search agency, and the results obtained from it.
[Search logic] 1 seems to have searched the applicant's previous related art.
[Search logical expressions] from 2 to 10 are all limited by "theme code" 4C083 (cosmetics).
11 of the [Search logic formula] performs neighborhood calculations with search term groups in a unique theme.
There are three search term groups in this neighborhood operation, and they are not relevant.
There is a lack of recognition that "zeolite", which is a "technical subject", is a "powder".
I should have added "powder" and "grain" in the search terms.
As a result, all 12 patent documents obtained are only "A documents".
The searcher's excuse [Regarding differences in comparison with the invention of the present application and the configuration that could not be found] is elaborate.
After all, I have not been able to find "JP 2009-137900" which is "X document".
The examiner made a "grant of patent" and the application became a registered patent.
I understand that there is a good chance that this registered patent will be invalidated by an invalidation trial.
I think that this is the extent of granting a patent by (searching) performed by the Patent Office.
It seems that the credibility of the data is clear that about one-third of the registered patents are "invalid".
The phrases ``What should the Patent Office do?'' and ``Wake up the Examiner'' cross my mind.
(Google 翻译)
正确的“现有技术检索”与专利局进行的(检索)之间的比较-3。
我回顾了专利局对“JP 2018-95625”皮肤外用制剂(资生堂)进行的(检索),该检索在我两周前上传的正确的“现有技术检索”中被作为具体示例。
请参阅注册检索机构AIRI Co., Ltd.的检索者(MG6S)通过[检索逻辑表达式]进行的“筛选检索”以及由此获得的结果。
【检索逻辑】1似乎检索了申请人以往的相关技术。
【搜索逻辑表达式】从2到10均受“主题代码”4C083(化妆品)限制。
[搜索逻辑公式]的第11条以独特的主题对搜索词组进行邻域计算。
此邻域操作中有三个搜索词组,并且它们不相关。
人们对“沸石”这个“技术科目”是“粉体”缺乏认识。
我应该在搜索词中添加“粉末”和“谷物”。
结果,获得的12份专利文献全部只是“A文献”。
检索者的借口[关于与本申请的发明相比的差异以及未能找到的配置]很详尽。
毕竟,我一直无法找到“JP 2009-137900” ,
即“X文档”。
审查员作出“专利授予”,该申请成为注册专利。
我了解该注册专利很有可能通过无效审判而被宣告无效。
我认为这就是专利局通过(检索)授予专利的范围。
看来,数据的可信度一目了然,大约三分之一的注册专利是“无效”的。
我的脑海中浮现出“专利局应该做什么?”和“唤醒审查员”这句话。
(ハッシュタグ)
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