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カメラ遊び

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2022年6月の記事一覧

“天上天下唯我......”🐈‍⬛

“天上天下唯我......”🐈‍⬛

あの〜 何か出てますよ

“そち 何か用か?”

いえいえ 特には

“そうか そち 上がって来ぬか?”
“ほれ 手を貸すぞ”

“ほれ 掴まれ”

“どうじゃ 掴まら無いのか”

多分….. 無理だと….

“そち 猫の手も借りたいと 言うじゃろ”

........ 使い方が違うと思いますが....

“天上天下唯我.....

“御軸に 描くか?”

梅雨の季節
猫師匠は 聡明である

色彩….

色彩….

竜宮城に 招かれ暖簾を見た瞬間
ホッとした….

鮮やかな美濃友禅 好きな作家さんの
作品であった

クリスマスイブ🎄
退院し この景色を観た時に
色彩は リセットされた

“これ全部ください”
“え?”
“はい 四本共 全部”

どの口が勝手に言ってるんだと 
思ったが
勝手に “四季の色彩”って 
組み作品に していた。

作家さんと ギャラリーオーナーは
顔を見合わせて 泣いてられる。

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竜宮城へ 招かれた日….. そんな景色を….

竜宮城へ 招かれた日….. そんな景色を….

こんなところに あったんだ
少し寂れた繁華街の真ん中

暖簾を潜ると….
そこには 乙姫様が立っていた

じっと眼の奥を覗き込まれる
“あ 全て観られた”...

“浮世雲さん お待ちしておりました”

乙姫様は こちらへと

暖簾を潜った瞬間に 空気感が変わる
神社仏閣にいるようで....

竜宮城だし....

気がつくと喉が渇いている

“ビールください…..”

泡が 美味しい....

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遊び心を 大切に….

遊び心を 大切に….

梅雨の中
見慣れた 紫陽花

どうせ飾るなら

はっと なるくらい 
美しく
艶やかに

そこに 遊び心のスパイスを入れて

“花瓶が 欲しくて
ジンを 買う……”

細やかなこと
細やかに

遊んで みる

平安な暮らしをする縄文人

ところでスパイスは⁉️....

ジンにたっぷり 入ってましたから....

“…….”

花瓶が欲しくて....

本能…..      朝の徒然 平安な暮らしって…

本能….. 朝の徒然 平安な暮らしって…

朝 側溝のグレーチングの隙間に見つけた

ちょうど 羽化をして 羽根が固まるのを
待っているのだろう

どこからやって来たのか?
調べてみたら 庭で 見かける 真っ黒な
芋虫 “ツマグロヒョウモン”と 言うらしい。

夜中のうちに 這い出して
サナギになって
この スリットの柱で 羽化を

ここなら 猫や鳥に 突かれなくて済む

“本能”って すごいな〜

と 言っても 羽根が開くと出れないし….

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“これは 何の花?“ ニンジン🥕の花でございます

“これは 何の花?“ ニンジン🥕の花でございます

“喰えるのか?”
ニンジンだから 大丈夫だと思いますが

では 喰ってみるか

“なかなか 乙な味だぞ

そちも 食うか?”

いえいえ 私は….

“そち 器が 悪い”

絵になるかと思いましたが

“喰べるに気を使う”

畏まりました….

“そち”って

相変わらず 猫師匠からは 下僕のように
扱われる

平安な暮らしをする 縄文人

追記

ニンジンのヘタを庭に植えたら
こんな花が咲きまし

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ブロッコリーに花が咲く

ブロッコリーに花が咲く

そんな景色 野菜を育ててみないと
気がつか無かった

平安な暮らしをする縄文人
朝の景色を 徒然に

パセリの花は 可愛くて

ニンジン村に トマトが咲く

ニンジンに 花が咲くなんて
まるで 夏の日の花火の様に

二十日過ぎた 大根は 花盛り

夏の夕涼みの枝豆は 膨らみ始め

熟したメロン
その種を 植えてみたら…..

見事に 発芽して…..

何が何だか…..

毎日 毎日
その日暮らし…

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鮎漁師の海釣り修行 徒然に

鮎漁師の海釣り修行 徒然に

“朝ごはん出来ました”

電話口のおばちゃんは元気だ

二階の案内された部屋
関取みたいなおじさんが 先に居た。
挨拶を交わし 後は黙食….

御飯が美味しい
誰がこんだけ食べるのか?

となりの関取みたいな おじさんは
米を鱈腹たべているけど….

会計を済まし 向かうのは

そう 車で2分の海上釣り堀

渓流を 釣り歩く体力気力はまだ全く無い

選んだのは ここ。
ひと昔前
前記の釣り仙人 “

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小さな小さな漁港 昭和の空気を感じた 朝に

小さな小さな漁港 昭和の空気を感じた 朝に

早朝四時前 まだ薄暗い中
軽トラが走り回る

聴き慣れない波音

時折 風の息で 襖が 一斉に音を立てる

“ドン”って

あまり 寝れなかった…..
旅先での何時もの事….

夜中に 薄暗い廊下を歩いて行くのも
ドキドキする。
何も視えないけど….

廊下にはこんな張り紙が

けたたましく鳴り響く
サイレンの音
それはそれは 大きな音で….
皆 起きるわなって

定置網に向かう船が出て行く

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鯛や烏賊の舞踊りに 酔う宴に  The...昭和の宿にて

鯛や烏賊の舞踊りに 酔う宴に  The...昭和の宿にて

すいませんー
こんにちはー

昭和な扉を開ける
おばちゃんと おっちゃんが
揃って出てくる。
”四階の部屋へ って“
テクテクと階段を上がる
エレベーター そんなものは無い

波音の心地よい部屋へ
二間合わせて 12畳 貸し切り

って 
今日は 男 二人しか泊まって無いから
”お風呂 女風呂使って
24時間 入れるしと“

昭和の銭湯みたいな 風呂がまた宜しく

”やっぱり タイルに ケロリンや

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トワイライトゾーンを抜けたら  そこはトワイライトトーン 波音の聴こえる海だった  昭和編

トワイライトゾーンを抜けたら  そこはトワイライトトーン 波音の聴こえる海だった  昭和編

朝から 頭の中はトワイライトゾーンが
エンドレスで 流れている。

トワイライトゾーン抜けた田舎道
気がつくとまた
トワイライトゾーンに

吸い込まれて居る….

トワイライトゾーン

独蠍号の吐息が
トワイライトトーン

心地よい

長い長い…..

ここは 住み着いたおばあちゃんが
居るらしい
私は 視えないけど…..

ここは トンネル
狭いから 入り口には 信号がある。
(昔は 蒸気機関車

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光学な日 雲眺めてたら…. 視力2.0(補正にて…)に…

光学な日 雲眺めてたら…. 視力2.0(補正にて…)に…

“こんなに 観える人いませんよ”

え?
空眺め 雲眺め 鮎の舞を 眺めて…ます

長い付き合いの店長さん 
ホスピタリティは 老舗の旅館の女将以上
検査機器の仕組みを尋ねたら
詳しくマニアックに教えてくれる
(最後は 昔と変わらず アナログ機器判断に落ち着くそうで って 眼鏡はアナログ)

“どうしたんですか?
視力検査 見え過ぎてますよ…,”

SNSから離れ 
空ばかり 眺めてるから....

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吉丁虫がやって来た

吉丁虫がやって来た

七色に輝く吉丁虫 
そう 国宝になっている 法隆寺 

玉虫厨子のあの
ヤマトタマムシ

朝は最強の昆虫オニヤンマの羽化に立会い

目の前には
昆虫で 一番美しいといわれる
ヤマトタマムシ

縁起のよい 昆虫みたいで

箪笥の中にいれると 着物が増えるそうで

田舎は 目の前に自然の美がいっぱいだな

田舎暮らし 徒然に