- 運営しているクリエイター
記事一覧
自分が成瀬あかりだと気付いた人はどう小説を書けば良いか
数日前に『成瀬は天下を取りにいく』を読みました!
面白かった!ネタバレは避けますが、ぶっ飛んでいるように見える主人公・成瀬あかりもまた一人の葛藤する人間だったところが素晴らしい。
『成瀬は天下を取りにいく』を読んでいて思ったのは、
成瀬あかり=主人公=色んな意味で面白い人
島崎みゆき=語り手(成瀬の親友)=客観的な人
の2タイプに分かれるのでは?そして、小説を書くのに向いているのは後者の
元町ひばりさんがnote記事「夢と死と」で私の記事「走る、歩く、夢を見る」を紹介して下さりました。元町さんの言葉を読んで、確かに気持ちを共有して貰えたと嬉しくなりました。沢山の方の素敵な記事が紹介されているので、ぜひ読んで下さい!
https://note.com/hibari_motomachi/n/n4c89814acb5d?magazine_key=md2f2dfc469cb
走る、歩く、夢を見る、
僕にとって爆風スランプの『Runner』は長い間、名曲ではなく忌まわしい曲としてあり続けた。
それというのも、通っていた小学校で持久走の半月ほど前からこの曲が使用されていたからだ。
どういうことかというと、持久走週間というものがあり、持久走までの数週間、毎日お昼休みにひたすら15分、グラウンドを走り回るのだ。その時、BGMとして『Runner』が流れていた。
それも、いきなりサビからだった。
コバルト短編小説新人賞で「もう一歩の作品」に選ばれました!
コバルト短編小説新人賞に応募して「もう一歩の作品」に入ることが出来ました!タイトルは『地球留学記~パーフェクトフェイスは面倒の連続~』です。「もう一歩」にもなかなか入るのは難しいと聞いていたので嬉しいです!また是非とも挑戦したいです。
この作品は大幅に書き直して再チャレンジしたいので、内容は伏せますね。ジャンルだけ言うと、宇宙SFラブコメです。いつか、推敲版を何かしらの形で公開する時に読んで貰え
【復刻版!】サッカー数字コラム+短歌一首「8」青レンジャーとしての背番号8
【復刻の理由】
前に「サッカー数字コラム「8」青レンジャーとしての背番号8」を書いてnote公式で「今日の注目記事」と「スポーツ記事まとめ」に選んで頂いた記事が元になっています。
「♯新しい景色を2022」に応募する際に読み返して、当時のサッカー界や世相と今が変わっていたので、大幅に加筆修正して「復刻版」を記事として投稿することにしました!よろしくお願いします。
サッカーについて、数字から連想し
300文字小説「ギャングスターの集い」
「この中に裏切り者がいる。弟分のジョージから聞いた情報だ」
机を4人の男たちが囲んでいる。コードネームはレッド、ブルー、イエロー、ブラック。皆、サングラスをかけている。
「またかよ、レッド。その話は聞き飽きたぜ」とブルー。
「そうさ、俺たちはブラザーだろ?何も心配することないさ」とイエロー。
「イエロー、お前のそのチョコムースより甘い考えを捨てないと今に痛い目見るぜ」とブラック。
「何だ
超ショートショート「記録」
ねえ、お父さん。昔の映像っていつか無くなっちゃわない?
そのためにビデオ、DVD、ブルーレイがあるんじゃないか。
それにヒビが入っちゃったら?
複数の記録メディアにデータとして残す。
それも消えるときは一瞬だよ。
だからこそ心に残すんじゃないか。
日曜の朝からクサいセリフだね。
#今日の短歌 「現代学生百人一首」入選作 祖父の愛情がくれた短歌
落ち込んで「辛い」とぼやく僕の手を祖父が黙ってギュッと握った
東京都 東洋大学(大学院) 1年
小田切 拓
母校が全国の学生から募集している「東洋大学現代学生百人一首」2015年度の入選作。
応募総数56,972首(小学生部門も含む)の中から100首に選ばれてその中の優秀歌15首にも入った。NHKラジオでも朗読して貰えたらしい(聴きそびれた)。
受賞、分かりやすさ、歌壇の人からの感想。全
原稿用紙1枚小説「飼い犬チュロ」
その日は綺麗な雨上がりで、飼い犬チュロは尻尾を振り晴信と散歩に出かけた。名前の由来は仔犬用のチュロスをあげていたからだ。
三年前、十二歳の娘がペットショップでヨーキーのチュロを見つけた。絶対に毎日面倒を見るとの約束で、チュロは我が家に来た。約束はその後、受験と部活を理由にあっさりと破られた。妻はもともとチュロを飼うことに反対だった。それでご覧の始末である。
それにしてもチュロは軽快な足取りで
ベストセラーの理想の題名は7音+ッ? 短歌に学ぶタイトル案
ベストセラーに多い7音の題名2024年1月17日(水)に第170回になる芥川賞・直木賞が発表されます。未だに多くのベストセラーを出しているこの賞。候補作が挙がっていますが誰が手にするのでしょうか?
大ヒット作は、かなりの割合で7音(口に出したに7文字)のタイトルで出来ている?
本名・小田切拓で57577の詩・短歌を作る筆者、たくおだぎりがそんな仮説を立ててみました。
例えばロングセラーの小説