新祐大

世界史大好き文学青年です。 最近は社労士試験合格に向けて奮闘中!! 歴史や哲学を学ぶ…

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世界史大好き文学青年です。 最近は社労士試験合格に向けて奮闘中!! 歴史や哲学を学ぶことは楽しい! を伝えていけるように、過去の偉人の成功例や失敗例などを分かりやすく解説していきます。 また知識をどのようにしたら現実世界に生きていくための武器に出きるのかも同時に考えていきます。

マガジン

  • 哲学という地図を片手に

    哲学は難しくなんかない! それは目的地に連れてってくれるキーアイテムである これを原点に、日々をより自分らしく生きるための方法を書いていきます! 興味があればぜひご一読を!

記事一覧

【歴史の旅に出ることで見えてくるもの】

「イベントの内容」 先日 #中部軍拡会議 という名で世界の宗教について語らう会を開いて、改めて歴史を学ぶことは物事のルーツを知ることであり、それらをより深く理解で…

新祐大
4年前
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【知識の深めかた】「歴史」「哲学」「再現性」を組み合わせて学びを実践しよう

結局高校や大学で学んだことってどうやって活かせばいいの?そもそもこれって社会に出て役立つの?そういう声をよく聞きます。自分も学生時代はそう思ってました。ですが、…

新祐大
4年前
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【パーソナルリアリティーとしての哲学】

お久しぶりです! 久しく哲学関連のことを書いてなかったのですが、最後の記事から色々と世界観の変化がありました。忙しいというのは言い訳にしかならないので、ここらで…

新祐大
4年前
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【無知の知】

「私は何も知らないということを知っている。」ギリシャの著名な哲学者ソクラテスはこう呟き、賢者と呼ばれるようになりました。 ソクラテスが生きた時代ではソフィストと…

新祐大
5年前
4

【立ち読みのススメ】

自宅で本を読もうと思って買ってみたものの結局積ん読になってしまってる昔の自分もこんなのばっかでした。 でもあることをし始めたことで積ん読も徐々に解消してこれてま…

新祐大
5年前
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【五教科を学ぶ意味 国語編】

「国語とは文脈を理解する力を勉強する」ずっと前にこう書いたかと思います。今日はこれをより掘り下げて書いていこうと思います。 国語は小学校では読み書きから始めて、…

新祐大
5年前
1

【教養とは何か】

「動物にも心はあるのですか?」この言葉は僕がふと勉強の合間に聞いていた夏休み子供科学電話相談室の中の質問のひとつです。これを聞いたとき、偉い先生はなんて答えるの…

新祐大
5年前
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【5教科を学ぶ目的】

「学校教育なんて意味がない」こんな主張を最近よく耳にしますが、こういうことを言う人ほどバカだと思います。 確かに、普通に企業に勤めたりするのであれば、古文を読む…

新祐大
5年前
4

【自分の時間を生きるために】

最近よくこの事を考えています。この先どこかの企業に就職して、通勤時間にイライラしつつ出社して、自分の手柄には全くならない雑務をこなして、その時間給で生きていくな…

新祐大
5年前
4

【自分らしく生きる哲学】

「哲学って結局どう使うんだよ」最近になっておぼろげですがその答えが見えてきたと思い、これを書こうと思いました。1つ前のnoteにも書きましたが、哲学とは目的地に行く…

新祐大
5年前
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【哲学とは目的地に行くための地図である】

「漫画の芸術性を語りたい」学部3年生も終わりに差し掛かる頃、卒論のテーマをそろそろ決めないといけないってときに、ふとこの考えが頭をよぎりました。 僕は漫画が大好き…

新祐大
5年前
3

【エモいってみんな言い過ぎ】

「そもそもエモいってなんだよ」って言っておきながら自分も自己紹介の欄にエモいことを伝えていけたらなんて書いてます(笑) でもこのエモいって言葉、スゴく使いやすいん…

新祐大
5年前
7

【自分の知ってる範囲で語ろうとするのは無知の現れ】

「精神的に向上心の無いものは馬鹿だ」 夏目漱石の名作『こころ』に出てくるKはこの言葉を先生に投げ掛け彼の向上心の無さを責めました。その言葉は先生の心に深い闇をつ…

新祐大
5年前
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【洗練するということ】

「何度も思考され選ばれた言葉は一回読んだだけでは分からない」大学院で文章を書くという作業をしてると、たまに何言ってんだこいつ?と疑いたくなる文章によく出会います…

新祐大
5年前
5

【なんで勉強をするのか】

「人間は知りたいという欲求から逃れられない」 この言葉は僕の大好きな漫画NARUTOに出てくる大蛇丸というキャラクターが語ったものです。人は自分を支える指針を見つけそ…

新祐大
5年前
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【最近の漫画について】

「あれ、人間が化け物になる話多くね?」どーもこんばんは暇な大学院生(仮)です。 今日は僕の大学院での研究テーマである漫画についてお話ししようかと思います。冒頭にも…

新祐大
5年前
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【歴史の旅に出ることで見えてくるもの】

「イベントの内容」

先日 #中部軍拡会議 という名で世界の宗教について語らう会を開いて、改めて歴史を学ぶことは物事のルーツを知ることであり、それらをより深く理解できると再確認しました。

内容自体は世界の三大宗教の概要と文化や芸術との絡みを主に話しました。他にも植物に翻弄された歴史や日本神道とその変遷、神権政治のルーツエジプトが神の代行者となり王権政治へと移行していく話などとてもバラエティに

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【知識の深めかた】「歴史」「哲学」「再現性」を組み合わせて学びを実践しよう

【知識の深めかた】「歴史」「哲学」「再現性」を組み合わせて学びを実践しよう

結局高校や大学で学んだことってどうやって活かせばいいの?そもそもこれって社会に出て役立つの?そういう声をよく聞きます。自分も学生時代はそう思ってました。ですが、大学院にまで進み、学問をより深いレベルで研究したことで、色々と発見がありました。今回はそれらについて簡単にまとめたいと思います。

目次
1.知った知識の歴史を知ることでより深いレベルで学べる
2.それが現在までに普及した仕組み=再現性を知

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【パーソナルリアリティーとしての哲学】

お久しぶりです!
久しく哲学関連のことを書いてなかったのですが、最後の記事から色々と世界観の変化がありました。忙しいというのは言い訳にしかならないので、ここらで言葉に起こして思考の整理をしつつ、最近の現代日本に蔓延る病魔について考察していきたいと思います

目次
・AI脅威論の衰退と個人主義について
・哲学の意義、ゴールを決めることの重要性
・人生への哲学の応用
・まとめ

【AI脅威論の衰退と個

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【無知の知】

「私は何も知らないということを知っている。」ギリシャの著名な哲学者ソクラテスはこう呟き、賢者と呼ばれるようになりました。

ソクラテスが生きた時代ではソフィストという弁論を生業とする人たちがわんさかいました。しかし、この人たちは今でいうツイッタラーのような連中で、相手を論破することが主な仕事でした。

そんなのが至るところにいるので、ソクラテスは窮屈で仕方ありませんでした。そんなある日、ソクラテス

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【立ち読みのススメ】

自宅で本を読もうと思って買ってみたものの結局積ん読になってしまってる昔の自分もこんなのばっかでした。

でもあることをし始めたことで積ん読も徐々に解消してこれてます

その方方とはズバリ立ち読みです!

ここでの立ち読みとは書店やコンビニなどの棚に置いてある本を時間潰しがてらや興味のあるページを流し読みするのとは少し違いますが、その性質を利用してもいます。

要は家で本を読むときにただ立って読まば

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【五教科を学ぶ意味 国語編】

「国語とは文脈を理解する力を勉強する」ずっと前にこう書いたかと思います。今日はこれをより掘り下げて書いていこうと思います。

国語は小学校では読み書きから始めて、書いてあることの意味を考えることが主です。中高と上がると文章をより掘り下げて考えていくためには、という問題設定のもと、段落同士の関係性、接続詞の使い方などにも注目して読む方法を教えられます。これと平行して、古文や漢文など昔の文章に触れるこ

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【教養とは何か】

「動物にも心はあるのですか?」この言葉は僕がふと勉強の合間に聞いていた夏休み子供科学電話相談室の中の質問のひとつです。これを聞いたとき、偉い先生はなんて答えるのか、この難しいテーマを子供にどう伝えるのか気になってしまいました。

先生の出した回答はこうでした

「僕が考えるに、心ってのは生き物が生きていく上で"必要のないこと"に反応することだと思う」この解説に僕の頭にガツンと衝撃が走りました。

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【5教科を学ぶ目的】

「学校教育なんて意味がない」こんな主張を最近よく耳にしますが、こういうことを言う人ほどバカだと思います。

確かに、普通に企業に勤めたりするのであれば、古文を読むことなんてないでしょうし、微積分をやる場面もないでしょう。しかし、だからといって小中校時代の勉強が無意味なんてことは無いです。

僕が考えるに、5教科の真の目的は以下のことだと思います。

国語 「文脈を読み論理的に批判する力を養う」 数

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【自分の時間を生きるために】

最近よくこの事を考えています。この先どこかの企業に就職して、通勤時間にイライラしつつ出社して、自分の手柄には全くならない雑務をこなして、その時間給で生きていくなんて真っ平御免です。

こんなことを言うと、お前は現実を見ていない!世の中舐めてる!などの言葉がよく飛んできます。確かにそうです。僕は世の中舐めてるかもしれません。だって、自分の時間を切り売りすることでしかお金を獲ることができず、それを当た

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【自分らしく生きる哲学】

「哲学って結局どう使うんだよ」最近になっておぼろげですがその答えが見えてきたと思い、これを書こうと思いました。1つ前のnoteにも書きましたが、哲学とは目的地に行くための地図です。道しるべです。これがなければゴールに辿り着けない、物語が始まらないって位重要な役割を担っています。そんな哲学の具体的な使い方を今回は見ていきましょう

「哲学が用いられている具体例~創作への応用~」今一度『ONE PIE

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【哲学とは目的地に行くための地図である】

「漫画の芸術性を語りたい」学部3年生も終わりに差し掛かる頃、卒論のテーマをそろそろ決めないといけないってときに、ふとこの考えが頭をよぎりました。
僕は漫画が大好きでこれまでもたくさんの作品を読んできました。ドラゴンボール、NARUTO、ワンピースなどの少年漫画、NANAやタッチなどの少女漫画、美味しんぼや味いちもんめなどのグルメ漫画、東京喰種や進撃の巨人などの青年漫画といったようにジャンルも幅広い

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【エモいってみんな言い過ぎ】

「そもそもエモいってなんだよ」って言っておきながら自分も自己紹介の欄にエモいことを伝えていけたらなんて書いてます(笑)
でもこのエモいって言葉、スゴく使いやすいんですよ!
何かに触れて感動したり心動かされたりしたときに、その時の気持ちを手っ取り早く伝えやすいのが「エモい」って言葉だと思います。

ただ、使いやすいからって頻繁に使うのもどうかと思います。Twitterでも話題ですが、大学生はエモいを

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【自分の知ってる範囲で語ろうとするのは無知の現れ】

「精神的に向上心の無いものは馬鹿だ」

夏目漱石の名作『こころ』に出てくるKはこの言葉を先生に投げ掛け彼の向上心の無さを責めました。その言葉は先生の心に深い闇をつくり、お嬢さんへの恋心を抱いてからは、自身の劣等感とKに対する負い目になりました。奪われた自尊心を取り戻すため、先生は同じ言葉をKに投げ掛けお嬢さんを半ば強引に嫁にもらいますが、Kはその言葉の後に自殺をしてしまいます。先生はなぜKが自殺し

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【洗練するということ】

「何度も思考され選ばれた言葉は一回読んだだけでは分からない」大学院で文章を書くという作業をしてると、たまに何言ってんだこいつ?と疑いたくなる文章によく出会います。もちろん僕より圧倒的に知識も経験も豊富な方々の書く文章ですから、僕の知らないことの方が多くて分からないケースが大半です。ただ、問題なのは僕にとっても自明のことを作者が書いていている場合です。中途半端に知識があるせいで、作者がわざと分かりに

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【なんで勉強をするのか】

「人間は知りたいという欲求から逃れられない」

この言葉は僕の大好きな漫画NARUTOに出てくる大蛇丸というキャラクターが語ったものです。人は自分を支える指針を見つけそれと共に生きていくのだと思います。

だから僕らは多くのことを学びます。幼少期はお絵描きから数の数えかた、小中学校で読み書きや四則演算、歴史、語学の基礎、高校でそれらを更に深く学び、大学で自分の興味に照らし合わせてそれらを反証する力

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【最近の漫画について】

「あれ、人間が化け物になる話多くね?」どーもこんばんは暇な大学院生(仮)です。
今日は僕の大学院での研究テーマである漫画についてお話ししようかと思います。冒頭にもある通り最近の漫画って人間が化け物になってしまって、彼らと人間が戦いを繰り広げる(もしくは逆に人間が化け物の力を使って敵と戦う)話が多い気がします。東京喰種や進撃の巨人、テラフォーマーズなどがそうだと思います。

なんでこのテーマが最近多

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