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価値の設計図「コンセプトの教科書」
こんにちは、ナカムラです。今回は「コンセプトの教科書」という書籍を紹介したいと思います。
本書は、TBWA/HAKUHODOでCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務める細田高広さんの著作で、曖昧模糊としている『コンセプト』という概念に、明確な定義を与えてくれる書籍となっています。
noteでは、その定義と、コンセプトの作り方に焦点を当てていきます。
1)コンセプトとは本書では、辞書
意思決定のための「分析の技術」
こんにちは、ナカムラです。今回は「意思決定のための 分析の技術」という書籍を紹介したいと思います。
「分析」ってどういうこと?と改めて聞かれると、なんと答えてよいものか悩ましいもので、けっこう雰囲気で使ってるなぁ~というのが正直なところ。
本書は20年以上前の書籍ですが、分析とは何か?どうやって分析すればよいのか?という問いに、分かりやすい解を提示してくれますので、今回はエッセンスをまとめてみ
アイデアの手引き「発想の技術」
こんにちは、ナカムラです。今回は「発想の技術」という書籍を紹介したいと思います。
電通の樋口景一さんの書籍です。「資源のない日本人が世界と戦って伍していくにはアイデアしかない」という問題提起からはじまり、アイデアを生み出すための技術を体系的に解決してくれています。
今回は、備忘録として本書のエッセンスを記録していきたいと思います。
1)「発想の技術」の全体像まずは、樋口さん流のアイデアを生み
「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」
こんにちは、ナカムラです。今回は「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」という書籍を紹介したいと思います。
決算が読めるようになるノートのシバタナオキさんの著書です。
決算を普段読むことがない人に向けて、「決算ってこれだけ分かればいいのよ」と敷居を下げてくれる入門書的な書籍です。
今回はライトに、決算を読むメリットと決算を読むときの心得を紹介したいと思います。
1)決算を読むメリッ
ビル・ゲイツのマニフェスト「地球の未来のため僕が決断したこと」
こんにちは、ナカムラです。今回は「地球の未来のため僕が決断したこと」という書籍を紹介したいと思います。
ビル・ゲイツが考える「気候変動による地球規模の災害を防ぐための具体的方策」を記したのがこの書籍。
ビル・ゲイツといえば、マイクロソフトの創業者としてIT業界を牽引した第一人者である一方で、世界最大の慈善基金団体であるゲイツ財団を運営している慈善活動家でもあります。
今回は、気候変動の影
成功の大原則「人を動かす」
こんにちは、ナカムラです。今回は「人を動かす」という書籍を紹介したいと思います。
邦題だと「人を操ってコントロールする」というニュアンスを感じますが、「友を得て、人々に影響を与える方法(How to Win Friends and Influence People)」というのが原題であり本書の主旨です。
1936年に初版が刊行されて以来、90年に渡って読み続けられている名作中の名作なので、
企業の存在意義を問う「パーパス」
こんにちは、ナカムラです。今回は「パーパス『意義化』する経済とその先」という書籍を紹介したいと思います。
昨今、盛んに叫ばれるようになった「パーパス」という概念について、それをどのように捉え、どのようにビジネスとして成立させるのかを、多様な事例と併せて紹介している書籍です。
著者はTakramのディレクター、佐々木康裕さん。イリノイ工科大学のデザイン学科修士で、以前ご紹介した「直感と論理をつな
企業文化を創る「WHO YOU ARE」
こんにちは、ナカムラです。今回は「WHO YOU ARE」という書籍を紹介したいと思います。
事業家・VCであり、「HARD THINGS」の著者でもあるベン・ホロウィッツが記した「企業文化」に関する書籍です。
原題は「What You Do Is Who You Are」。邦題ではサブタイトルのような扱いになっている「行動(What You Do)」の部分が、実は最も重要なメッセージになって
普遍の戦略論「良い戦略、悪い戦略」
こんにちは、ナカムラです。今回は「良い戦略、悪い戦略」という書籍を紹介したいと思います。
「戦略家のための戦略家」と呼ばれる戦略の大家、リチャード・P・ルメルトの著書で、戦略本の代名詞といっても過言ではない名著。
本書は、いわゆるフレームワークやチャートを紹介するような類のものではなく、本質的かつ普遍的な戦略論を提示しており、何年にも渡って読み続けられています。
3つのパートから構成されてい
「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」
こんにちは、ナカムラです。今回は「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」という書籍を紹介したいと思います。
台湾のデジタル担当政務委員を務めるオードリー・タン(唐鳳)が、デジタルやAIといったテクノロジーに対する考え方を”日本に向けて”語った書籍です。
ちょっと表紙が平成初期の広告並みにうるさいですが、内容は非常に面白いです。
5章にわたり様々なテーマについて論じられているのですが、