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sasakitory ライフスタイル

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sasaki + (labora)tory = sasakitory「ささき研究室」マガジンでは、研究にも趣味にも分類しづらいライフスタイル全体に関わる内容を発信します。
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2023年8月の記事一覧

#41 あまりもののドン・ペリニヨンに学んだこと

#41 あまりもののドン・ペリニヨンに学んだこと

重めのトピックが続いたので、このあたりで気楽に読んでいただけるトピックを入れたいと思います。みなさんは、「ドン・ペリニヨン」というシャンパンをご存知ですか?ご存知なら、飲んだことはありますか?もしあるなら、どんな思い出がありますか?今日はそんなドン・ペリニヨンの話です。

ドン・ペリニヨン

詳しい説明は抜きにして、ドン・ペリニヨン、通称「ドンペリ」はおそらく世界で最も有名なシャンパンです。その独

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#38 ダルムシュタットの役所と教会を『ブラタモリ』

#38 ダルムシュタットの役所と教会を『ブラタモリ』

先日、現在住んでいるドイツ、ヘッセン州ダルムシュタットの市役所で住民登録をしてきました。日本でいう「転入届」ですね。今日はそんなダルムシュタットの役所と教会を『ブラタモリ』します😎

閉まっているけど大丈夫⁈

ドイツの役所では、手続きのために事前に予約を取る必要がある場合が多いです。先日住民登録をした時は、大学の留学生センターが代わりに予約を取っておいてくれたので、指定された日時に市役所へ行く

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#37 はじめてのアルバイト代で買ったもの

#37 はじめてのアルバイト代で買ったもの

これまでの記事を読んでいて、「うーむ、昔の思い出を綴ったものが多いな」と思いました。ドイツに引っ越して来たものの今は完全に無職で、来月から大学での仕事が始まるので、過去を一通りおさらいしたい気分なのかもしれません。

今日は8月17日、少し思い出のある日で、高校時代に付き合っていた彼女の誕生日です。大学進学後、大学生になって初めての彼女の誕生日に、「自分でアルバイトをしたお金で指輪をプレゼントしよ

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#36 「脇目もふらず」なんてみっともない

#36 「脇目もふらず」なんてみっともない

亥年だった1995年に、友人から届いた一通の年賀状の文面をはっきりと覚えています。「イノシシみたいに脇目もふらず突っ走るなんてみっともない」。目的に向かってまっすぐ突き進むイノシシのようには生きたくないという彼の人生哲学でした。28年も前の一通の年賀状の文面を覚えているとは、よほどのことです。

村上春樹マインド

この年賀状は大学4年生の時にもらったもので、差出人は高校生時代、兵庫県立神戸高校の

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#35 ストランゲーゼ30番地🇩🇰

#35 ストランゲーゼ30番地🇩🇰

みなさんは海外旅行に行く時、どうやって目的地を決めますか?見たい景色、建物、美術館、あるいは食べたいものや買いたいものなど、多くの要素が関係してきますね。僕は来月9月中旬にデンマーク、コペンハーゲンへ行くことにしました。目的地はずばり、「ストランゲーゼ30番地」です。

海外マラソンデビュー

マラソンをやっていると、一つの夢は「海外マラソン参戦」です。ドイツに着いたら、忙しくなる前に一度大会に出

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#34 熱を出して、スッキリした話

#34 熱を出して、スッキリした話

いきなりですが、一昨日熱を出しました。頭痛やせき、のどの痛みなどの症状は全くなく、熱だけが出たのです。丸一日寝ていると、熱はうそのように引きました。今日はそんな「熱」にまつわる話です。

緊張が解けた時

みなさんはどんな時に熱を出しますか?きっと、風邪やインフルエンザにかかった時だけではなく、その他いくつかの場面で熱を出すのではないかと思います。僕は昔から典型的に、「大きな緊張がかかった時」に奥

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#33 つくばウォーク 〜盛大なる1人イベント〜

#33 つくばウォーク 〜盛大なる1人イベント〜

「イベント」って普通は大勢で集まってやるものですよね。でもどうしてもやりたいイベントが大勢で集まれない性質の場合、みなさんならどうしますか?僕は、「じゃあ、一人でやっちゃえ!」と考えます。今日はそんな、「盛大なる一人イベント」の話にお付き合いください。

大好きだった教室

筑波大学の学生だった頃、高校受験をメインとする学習塾で英語と数学を教えていました。自分で理解して使うだけではなく、英語や数学

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#31 やわらかさは、うつくしさである

#31 やわらかさは、うつくしさである

これは、会社員をしていた頃に随分とお世話になったマッサージサロンの理念として掲げられている言葉です。創業された社長さんの言葉ですが、折に触れて「そうだよな〜その通りだよな〜」と思います。
 ここでの「やわらかさ」は、マッサージサロンで「身体をほぐす」ということから、比喩的な「心のやわらかさ」までを意味しています。ドイツに来てから一週間が経ち、そんな「やわらかさ」の重要性が身にしみました。

海外に

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#30 そこのアイロンに告ぐ! (号外#1)

#30 そこのアイロンに告ぐ! (号外#1)

という常ならぬ歌詞で始まる曲をご存知でしょうか?1986年の矢野顕子さんのアルバム『峠のわが家』に収録されている、『そこのアイロンに告ぐ』という「究極の家事ソング」です。2009年の東京Jazz でジャズピアノの上原ひろみさんと「夢の共演」をなさった動画があるので、ぜひ記事を読みながらお聴きください。ポップスの枠を完全に抜けた「血湧き肉躍る」名演です。

一番家事らしい家事?

家事にも「まあまあ

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#29 Three Good Things を書き出してみる

#29 Three Good Things を書き出してみる

友人が音声配信を始めました。もともとラジオが好きだった僕は、「これってかなり有効な発信手段かも」と思いました。AI の世界でも、言語だけ、音声だけ、画像だけではなくそれらを組み合わせた「マルチモーダル」の研究が盛んになってきていますが、その有効性を改めて感じた次第です。その番組で紹介されていた(恥ずかしながら、初めて聞いた)Three Good Things の書き出しなるものをやってみようと思い

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#28 モヤモヤすること

#28 モヤモヤすること

何となく思ったことを綴った先の投稿「#26 とりあえずドイツで暮らしてみる」が好評でした。普段は思いついた内容を書き留めて、「note トピックリスト」にプールしてある中から選んで書いて、しばらく寝かせて推敲してから予定投稿しています。でも、そういう「緻密に組み上げた系」の投稿のみならず、ぽろりと出て来た言葉のような、自然体の投稿も時には必要なのかもしれません。

ダイバーシティは美しくなんかない

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