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届いて

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SUPPRESSION

心の傷やトラウマは、年齢を重ねる度に 時を経る度に癒える物なのでしょうか。 何をそんなに怯える必要があるの? そう言われて答えてみても そんなに昔の話って一言…

ao__
7か月前
7

約束事

幸せの絶頂期、 そんな時に頭に過る過去の記憶 新しい幸せを掴んで、過去から離れ これからだという時に あなたはいつも私の前に現れた “僕は今もここにいるよ”って …

ao__
8か月前
13

花占い

偽りの愛が終わって 新しい春が訪れた 新しい風が私の髪を靡かせて 私は君の頬にてを当てる "僕と幸せになりましょう"と 君が囁いて 私はそれに頷いた

ao__
9か月前
22

純愛

君は私の手を優しく握って、 “君はずっと大人だね”って微笑んだ 苦いままのコーヒーに口をつける私と ミルクが入った甘いコーヒーに口をつけた君 タバコは…

ao__
9か月前
27

maze

たまに自暴自棄になって、 全てがどうでもよくなる時がある 例えば、今日 私がいなくなったとして あの人は私を想い悲しんでくれるのか あの人は私を想い泣いてくれる…

ao__
9か月前
23

私は本当に残酷な人間だ どれだけ愛情を注がれて どれだけ自由を与えられて こんなにも私だけだと 見てくれている人がいても 私はそれを不自由に感じる 自分から導いた…

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10か月前
22

強迫観念

不確かな何かで彩られたこの世界で 私は必死に正解を探した 頭の中でぐるぐると過ぎる思考が 私の思想そのものが 全て正しくも思えた こんな事もできない人はあり得ない …

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11か月前
28

退屈な僕

呼吸が乱れて 視界が白くなって 頭の中にいろんな過去が フラッシュバックして 吐き気がして 涙が次々と溢れていく。 唐突にやってくるこの病を、 僕はいつか乗り越え…

ao__
11か月前
28

恋泥棒

あなたから私に触れてきて 私はその手を握った あなたには恋していた人がいて あなたは私を愛した あなたは彼女との明日を見て あなたは私との未来を見た 私はあなた…

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11か月前
28

カルマ

何も感じられなくなった 僕の心はもう、空っぽだ 痛かった傷口は、傷が塞がらなくも 痛みすら感じられなくなり あんなに、流した涙は ずっと前に枯れ果てた 助けを求め…

ao__
1年前
36

spring

春を待つ 好きだった人との別れは辛く儚く とてつもなく一瞬だ とても好きだった人との 遠距離恋愛はたったの3年で その時間で、私たちはなにを 埋め合ったのでしょう …

ao__
1年前
37

罪の共有

あなたの手に触れて 温もりを感じて 愛が伝わった あなたの体に触れて この手でその傷口を 塞ごうとした あなたの心臓の音を聞いて あなたとの未来を見た あなたの足元…

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1年前
38

shortage

“ママ、このぬいぐるみ欲しいの” 透明のガラスの中にディスプレイされた 真っ白なクマのぬいぐるみ それを指さした、幼かった私は 必死に母親に縋った “ママ、あそこ…

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1年前
32

恋煩い

君と出会って 正しく有りたいと思ったんだ 君の辿る道を、付いていこうとした 君は、正しく微笑むから 僕は張り裂けそうな鼓動を必死に隠した 君は、その小さな体で僕に…

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1年前
31

イノセント

君は、僕を美しいという 僕のしてきた罪や言葉すら 見て見ぬふりをし、目を逸らした 君は、心に蓋をするかのように 僕に触れてこなくなる そして、僕を視界から消し去っ…

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1年前
57

ギルティ

私の愛した人は、深い、深い底にいました とても、冷たくて とても、温かくて とても、残酷な人でした それでも、あなたからもらった 溢れるほどの言葉は忘れられないも…

ao__
1年前
45
SUPPRESSION

SUPPRESSION

心の傷やトラウマは、年齢を重ねる度に
時を経る度に癒える物なのでしょうか。


何をそんなに怯える必要があるの?
そう言われて答えてみても

そんなに昔の話って一言で済まされる


他人からみれば、そんな事で

でもそれがいつまでも足枷になっていた


時間が経てば経つほどに、
心の傷が深く脆くなっていくのが
自分でわかる


人に弱みを見せたくなくて、
いつだって自信満々で、

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約束事

約束事

幸せの絶頂期、
そんな時に頭に過る過去の記憶

新しい幸せを掴んで、過去から離れ
これからだという時に

あなたはいつも私の前に現れた

“僕は今もここにいるよ”って
どこか寂しげな表情を向けて微笑んだ

もう、戻れないと戻らないと
お互いに誓った過去

もう二度と交わらないどこかで
幸せになりましょうと
約束したあの言葉が

長い月日を経た今は、
呪いのようになっているのかもしれない

花占い

花占い

偽りの愛が終わって
新しい春が訪れた

新しい風が私の髪を靡かせて
私は君の頬にてを当てる

"僕と幸せになりましょう"と

君が囁いて

私はそれに頷いた

純愛

純愛

君は私の手を優しく握って、


“君はずっと大人だね”って微笑んだ


苦いままのコーヒーに口をつける私と
ミルクが入った甘いコーヒーに口をつけた君



タバコは苦手だって笑って見ている君と
その横でタバコに火をつける私



いつだって無邪気に話す君と、
それをただ微笑んで聞いている私



君はそんな私の髪に触れて
“僕たちは、とても似ているね”って呟いた


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maze

maze

たまに自暴自棄になって、
全てがどうでもよくなる時がある


例えば、今日
私がいなくなったとして
あの人は私を想い悲しんでくれるのか
あの人は私を想い泣いてくれるのか
あの人は私がいなくなっても
思い続けてくれるのか


そんな事ばかり考えてしまう日がある


どれだけ年齢を重ねても
心だけはずっと変えられずにいる私と

周りはとても大人に見えて

私は私自身に劣等感を感じる。

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罪

私は本当に残酷な人間だ

どれだけ愛情を注がれて
どれだけ自由を与えられて

こんなにも私だけだと
見てくれている人がいても

私はそれを不自由に感じる

自分から導いた安定さを
一瞬にして壊そうとする

浮ついた愛情と
不安定なひとに惹かれ

私は一つ、またひとつと、
過ちを犯す

そしていつかその全てを

あなたのせいだと吐き出して

ここを逃げるのだろう

強迫観念

強迫観念

不確かな何かで彩られたこの世界で
私は必死に正解を探した

頭の中でぐるぐると過ぎる思考が
私の思想そのものが
全て正しくも思えた

こんな事もできない人はあり得ない
こんな言葉を言う人は信用に値しない

そんな生き方は幸せにならない

そうやって周りに押し付けていた

言葉にしない圧で訴えた

周りは口を揃えて言った

"君の正しさは君だけのものだ"

"周りに期待するな"

"その完璧は、他人

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退屈な僕

退屈な僕

呼吸が乱れて
視界が白くなって

頭の中にいろんな過去が
フラッシュバックして

吐き気がして

涙が次々と溢れていく。

唐突にやってくるこの病を、
僕はいつか乗り越えなければならない

あぁ、、、苦しい

あぁ、、助けてほしい

何が辛いのか、僕はわからないんだ。

僕は、人より心が弱いだけなのかい
僕は、意気地なしなだけかい
僕は、身体すらも弱いのかい

僕は、ぼくは.....

そんなにも

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恋泥棒

恋泥棒

あなたから私に触れてきて
私はその手を握った

あなたには恋していた人がいて

あなたは私を愛した

あなたは彼女との明日を見て

あなたは私との未来を見た

私はあなたを抱きしめて
もう幸せだと呟いた

あなたは彼女の手を離して

君を永遠に守ると約束した

そんな誰かのあなたを
私は独り占めする

カルマ

カルマ

何も感じられなくなった
僕の心はもう、空っぽだ

痛かった傷口は、傷が塞がらなくも
痛みすら感じられなくなり

あんなに、流した涙は
ずっと前に枯れ果てた

助けを求めた僕の右手は
とっくに切り落として

色がついたこの景色は
もう色を持たない

ああ、僕は、
この世界の一員なのだろうか

いつしか人の目線すら
浴びなくなった

僕は言葉すら忘れていく

僕の声は今も出るのだろうか

僕は生きてい

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spring

spring

春を待つ

好きだった人との別れは辛く儚く
とてつもなく一瞬だ

とても好きだった人との
遠距離恋愛はたったの3年で

その時間で、私たちはなにを
埋め合ったのでしょう

あの人とのたった一つの約束事は

"結婚は絶対にしないこと"

月に一度だけ送り合う手紙には
どれだけの想いが
込められていたのでしょうか

探り合った淡い初恋

背伸びした純愛

ドラマのような物語は
私たちには存在しなかった

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罪の共有

罪の共有

あなたの手に触れて
温もりを感じて
愛が伝わった

あなたの体に触れて
この手でその傷口を
塞ごうとした

あなたの心臓の音を聞いて
あなたとの未来を見た

あなたの足元を見て、
厳重に繋がれた鎖に気づいた

私はこのままこの場所で
あなたと鎖で繋がれ幽閉されましょう

永遠に

shortage

shortage

“ママ、このぬいぐるみ欲しいの”

透明のガラスの中にディスプレイされた
真っ白なクマのぬいぐるみ

それを指さした、幼かった私は
必死に母親に縋った

“ママ、あそこいきたいの”

“ママ、聞いてっ”

母は、そう得意げに話す私の顔を
しっかり見て微笑んだ。

優しい温もりの感じるその手がいつも
私をしっかり握っていて
私も優しく握り返す

“ママ!!聞いて”

“ママ!!”

“ママ…”

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恋煩い

恋煩い

君と出会って
正しく有りたいと思ったんだ

君の辿る道を、付いていこうとした

君は、正しく微笑むから
僕は張り裂けそうな鼓動を必死に隠した

君は、その小さな体で僕にハグをして

“また、会いましょう”

涙ぐみながら、そう囁いた

僕はそんな君の後ろ姿を見ながらホッとする

あの日、僕の傷を見て、怯えなかったのは
唯一君だけで

僕が目を瞑った後、その傷に手を当てて
優しく撫でたのは君だけで

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イノセント

イノセント

君は、僕を美しいという

僕のしてきた罪や言葉すら
見て見ぬふりをし、目を逸らした

君は、心に蓋をするかのように
僕に触れてこなくなる

そして、僕を視界から消し去った

それでも、
ここから抜け出せる幻覚を見せた君が
わずかな希望だった

君の見ていた世界を見てみたい
君も僕の見えている世界を見たいと言ったから

僕の作り上げた居場所を見せてあげるんだ
見なくていい、そんな世界を君だけに

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ギルティ

ギルティ

私の愛した人は、深い、深い底にいました

とても、冷たくて
とても、温かくて
とても、残酷な人でした

それでも、あなたからもらった
溢れるほどの言葉は忘れられないものです

世界の普通が分からないと嘆いていた

僕のしてきたことを間違いだと言われても
理解できずにいたと話した

僕は、みんなの言う普通を
何一つ出来なかったと話した

“正解は、なんなの?僕に教えて欲しい”

そう、泣きながら何度

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