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読書記録:Razorblade Tears: 人種差別とホモフォビアを正面から取り上げたミステリー
英語の本を読むと日本語の倍くらい時間がかかるが、それでも読むのは好きだ。結局活字を読むのが好きなのだろう。読みっぱなしももったいないので、アウトプットを兼ねて時々みなさんにも紹介していこうと思う。
題名を訳すと「カミソリの涙」という意味のこの本は、アフリカ系アメリカ人作家、S.A. コズビーによるミステリーである。
舞台はアメリカ南部の田舎町で、南部特有の黒人への差別やホモフォビア(同性愛嫌悪
アメリカ国内引越し:中古家具販売してみたら
今、ハワイ島からアメリカ本土に戻ってきて、残してきた家の整理をしている。去年、ハワイ島に向かった時に半分くらいの荷物は送ってあとは残してきた。私はハワイ島に完全移住する気満々だった。でもアメリカ人の夫にとってハワイに引っ越すことは海外に越すくらいの覚悟が入ったようで、うまくいかなかった時のために家を残しておきたかったからだ。
もう一つ、ハワイでは火山の女王ペレに気に入られないと島を追い出されると
読書感想:前職水商売、それでも就職できますか?
すごい本を読んでしまった。読んだ後夫から「何か悩みごとでもあるの?」と言われるくらい内省の世界に入ってしまった。
読んだ本はこれ。
Kindle unlimitedでDLしたので気軽な気持ちで読み始めたが、途中から心が正座するような気持ちになった。その理由は後で説明する。
この本は18歳から12年間水商売をやっていた著者が、その体験を書いたものだ。
この本は水商売をテーマ
この世の果てからの帰りはアメリカ最南端のレストラン、ハナ・ホウへ
昨日、アメリカ合衆国最南端のサウスポイントについてご紹介した。
荒涼とした景色、強い風、断崖絶壁、そして荒い波。どれもトロピカルでパラダイスなハワイのイメージにそぐわないだけにユニークで、行ってみる価値ががあると思う。
ただこの世の果てのような大海原を前にして、自然への畏怖と人間のちっぽけさを感じて少し心細くなってしまうかもしれない。この記事ではその帰り道、人間界に戻ってくるのに良い場所をご紹
ハワイ島にこの世の果てがあった:サウスポイント
ハワイ島はアメリカ合衆国の一番南にある島なので、島の最南端は当然アメリカの最南端となる。この地域はサウスポイント(South Point)と呼ばれていて、単に最南端というだけでなく、ダイナミックな絶景を見られる場所として知られている。
コナやヒロ、また北部のリゾート地から少々遠いこともあってややマイナーな観光スポットだ。でもレンタカーがあるのなら一度足を伸ばしてみるみる価値があるところだと思う。