記事一覧
#3 最近読んだ本②
最近、「虐待」をテーマにしたドラマや本、映画が増えてきたのかな、と勝手に思っています。
その中でも、虐待を受けた子どもたちの生きづらさをとても現実的に描いているな、と感じた物語が、「52ヘルツのクジラたち」です。
52ヘルツのクジラとは、鳴いているのに仲間にはその声が聞こえないクジラのことです。
きっと、助けを求めている、または助けを求めたくても求められない子供達を、52ヘルツのクジラで例え
#5 虐待であると気づかされたとき
「ぴいさん。
ぴいさんが受けてきたのは、
身体的虐待だし、精神的虐待だし、ネグレクトだよ。」
カウンセラーの方が、認めてくれた。
その時、早くそう認めてほしかったと思う自分がいた。
でも、テレビで度々報道されるような、そんな酷い「虐待」ではないと信じたい自分がいた。
人は「言葉」として与えられると、安心して、混乱して、そしてなぜか、むかし流せなくて溜まっていた涙があふれてきて、じゃあどうすれ