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読書感想

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#読書感想

「生まれてきたことが苦しいあなたに」読んでみた。

今日はタイトルから結構衝撃的です。
何しろ「生まれてきた事が苦しい」という一文から
始まっていますから。

ですがこれは単なるノウハウや
エッセイの題名ではありません。

「じゃあ何なんだよ!!」

一体何なのかと言いますと、
本日紹介する本のタイトルです。
という訳で今日は↓

「大谷崇著・生まれてきたことが苦しいあなたに
~最強のペシミスト・シオランの思想~」今日はこの本を紹介していきます。

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「水島広子著 毒親の正体」読みました。

今日ここを訪れたあなたは
「毒親」
という言葉を聞いた事はありますか?

・まあ、言葉くらいは……
・意味も詳しく知っています!!
・初めて聞いた言葉

感想はいろいろでしょう。

では毒親という言葉から
あなたはどのようなイメージを持ちますか?

・子供を虐待する親
・育児をしない母
・家庭を顧みない父

恐らくはこのような親を
想像したのではないでしょうか?

もちろん間違いではありませんし、

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「片田珠美著・他人をコントロールせずにはいられない人」読破感想。

「片田珠美著・他人をコントロールせずにはいられない人」読破感想。

あなたは今、何かに悩んでいますか

・自分に自信がない
・何をするにもおっくう
・眠れずに体調も悪くなった

悩みを抱えていると
この様な症状が出てくることもありますし、
そうでなくても不安になって
毎日憂鬱になってしまうでしょう。

世間では悩みを抱えている時
「相談出来る相手がいるとよい」
と言われています。

ですがちょっと待ってください、
あなたが相談している、
或いはしようとしている人、

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「人と分かり合えない理由が分かる本」

「人と分かり合えない理由が分かる本」

あなたは今、対人関係に悩んでいますか?

・職場でうまく会話ができない
・家族と話がかみ合わない
・友人が作れず、
いつも一人でいるのが不安

もし上記のようなお悩みがあるのでしたら
今日私が紹介する本が
きっとあなたの助けになります。

私も読んでみた結果、
悩みについて自分なりの回答が
出せましたから。

では、今日の主役に
登場していただきましょう↓

「黒川伊保子著 共感障害・話が通じない

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「子供を攻撃せずにはいられない親」
片田珠美著を読んだ感想

「子供を攻撃せずにはいられない親」 片田珠美著を読んだ感想

あなたは今、この様なお悩みを抱えていませんか?

・親との関係がうまく行かない……
・両親がもしかしたら毒親かも
・兄弟や他の家の子と比較されて辛い

私も昔から今に至るまで
上記の悩みを抱え続けています。
しかしそれ以上に
ずっと分からなかった事があります。

それは……
「どうして親がこの様な行動を取るのか」
という点です。

ずっと疑問に思っていたのですが、
先日その答えを教えてくれる本と出

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〇〇障害はウソ!?

〇〇障害はウソ!?

あなたはこの言葉を聞いた事がありますか?
「発達障害」
言葉そのものは1933年には既に生まれていますが、
日本ではここ20年ほどで急速に広まった言葉です。

もし、あなたや身近な人が発達障害と言われた事があるなら
どんな気持ちになりますか?

恐らく多くの場合ショックを受けるでしょう。
私自身そう言われて受けた事があります。

ですがそのショックを上回る衝撃的な本を
先日読みました。

もし発達

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「運勢転換術」とは?

「運勢転換術」とは?

本日は12月12日、後2週間足らずでクリスマスですし、

20日足らずで今年も終わりですね。

そして迎える2022年、あなたもl運勢を占う為に

おみくじをひこうと思っていませんか?

まあ、まだアレの影響がありますが……

私はおみくじをひくほど熱心に運命を信じる訳ではないのですが、

それでも「来年はもっといい年に」なってほしいな~

なんて思っていたら先日この様な本が目に止まりました↓

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内海聡「心の絶対法則」読んでみた。

内海聡「心の絶対法則」読んでみた。

「内海聡著 心の絶対法則」

真っ黒に謎のマーク……

なんだか恐ろしい雰囲気が漂う表紙ですね。

書店で並んでいたら一発で目に付きそうです。

内海聡氏とはどんな人?

ここで著者の「内海聡」氏について解説します。

この方は本職は内科医なのですが、

医学界、政治等様々な分野に対して過激な発言を繰り返しており、

自ら「日本一嫌われている医者」と名乗るほどです。

正直私も好感は持っていなかっ

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森岡正博著「生まれてこないほうが良かったのか?」を読んで

森岡正博著「生まれてこないほうが良かったのか?」を読んで

「生まれてこないほうが良かったのか?」

私の投稿をご覧になっているあなたはこれを聞いて何かを思い出すでしょう。
そう、これは先週読書感想を投稿した
「ディヴィッド・べネター氏の著書」に疑問を投げかけているのです。

いえ、私が投げかけているわけでは無いのです、
まあ、投げかけたい気持ちもあるのですが。
この疑問を投げかけている、つまり反出生主義についての考えを述べた本がありましたので
今週はそち

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pha「ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法」読破感想

pha「ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法」読破感想

「社会から外れた人達の言葉?」

今更私が言うまでもない事ですが、今世界は様々な問題を抱えています。
個人単位で見ても不登校、引きこもり、ニート……と上げればキリがありませんが、
本日はそんなニートの方が考えている事、その言葉に迫ってみたいと思います。
そのための本としてこちらを紹介しますね↓

「pha著 ニートのあるき方」
こちらは「日本一有名なニート」であるphaさんと言う方の著書です。

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久世芽亜里 「コンビニは通える引きこもりたち」読書レビュー

久世芽亜里 「コンビニは通える引きこもりたち」読書レビュー

「あなたの引きこもりに対するイメージは全部誤解です!!」

いきなりこの様に言われてあなたはどう思いましたか?
おそらくは不服なのでは。

・いやいや、引きこもりのイメージって言ったら……
・私の子供が引きこもりだけど行動は世間で言われている~

あるいはこうした感想を持たれましたか?
ではお聞きしますが、そのイメージというのは例えば

・部屋から一歩も出ようとしない
・不登校が原因で引きこもりに

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水島広子著「怖れを手放す」読破感想

「対人関係はコミュニケーションが大事!!」良く言われる事ですが果たしてどれだけの人がそれを実践出来ているでしょうか?
そう思っているそこのアナタ、コミュニケーションをトレーニング出来る方法は知りたくないですか?
それはこちらの本に書かれています↓

「水島広子著 怖れを手放す」
はい、此方は二周に渡って紹介した「それでいい」シリーズ二冊の著者である水島広子氏の本で二週目で共同著者の細川貂々さんが参

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森口奈緒美「自閉女の冒険 モンスター支援者達との遭遇と別れ」読破感想



「森口奈緒美著 自閉女の冒険 モンスター支援者との遭遇と別れ」

此方の本は自閉症当事者の著者が成人してから支援を求めたものの、その支援者(と呼ぶのもおこがましい連中)にも攻撃され、利用され、踏みにじられてきた波乱万丈の人生を綴ったノンフィクション・エッセイです。

で、此方の本を読んだ感想ですが、今まで自分も何冊か福祉や障害支援関連の書籍は読んだことは有りましたが、やはり当事者という事も有る

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