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内海聡「心の絶対法則」読んでみた。

「内海聡著 心の絶対法則」

真っ黒に謎のマーク……

なんだか恐ろしい雰囲気が漂う表紙ですね。

書店で並んでいたら一発で目に付きそうです。


内海聡氏とはどんな人?

ここで著者の「内海聡」氏について解説します。

この方は本職は内科医なのですが、

医学界、政治等様々な分野に対して過激な発言を繰り返しており、

自ら「日本一嫌われている医者」と名乗るほどです。


正直私も好感は持っていなかったです。

精神科の問題等にも切り込んでいますが、

「専門外の分野では?」と思っていました。


更に度々他社を見下している様な言動も見られるので……


では、何故そんな方の本を読もうと思ったのか、

それは先程も言ったように、

精神科を批判されているのですが、

そうした人がどの様な心の事を書かれているのかが気になったからです。


その内容は?

その内容についてですが、

最初に今の世の中でありがちな政治家を例としてよくある問題が出題され、

そこから心の絶対法則として様々な事象が紹介されています。


具体的にはまず「トラウマ」や「深層心理」

「周波数」「被害者意識」等についての法則が書かれ、

続いてそれらが集団に共有されると

どの様な問題が起こってくるのかが書かれています。


それらに関連して新型コロナに関する意見も述べられており、

著者の上げる問題点が世界中に広がっているとされています。


そのまま終わっていると単に言いっぱなしですが、

その後どうしていくべきなのか、

著者の病院で実際に行われている治療を元に解説されています。


読んだ感想は?

ではここから読んだ感想ですが

「今まで抱いていたイメージと違う」

というのがまず第一です。


先程も言ったように

私は内海氏に好感を持っていなかったのですが、

著者の発言には自分自身も含まれているということを知り、

少し評価を改めてみようと思えました。


又本書の主題である「心の絶対法則」も、

これまで思いもよらなかった視点から書かれており、

「もう少し前に知る事ができたら……」と感じました。


しかし著者の発言はやはり過激であるため、

心が強い人でないと途中で折れてしまうでしょう。


冒頭であげた一文は被害者意識についての法則についての事なのですが、

これが意味するのは「あなたは被害者ではない、加害者である」

という事です。


こう言われてあなたは心穏やかで居られますか?

少なくとも私はいられません。


そもそもなんの加害者なの?

と思われるかもしれませんが、

これは「法則が引き起こす問題における加害者である」

という意味です。


つまり社会問題において、

被害を受けていると思っている人も

実は問題全体では加害者であると言うのです。


まとめ

これらのことを踏まえるとこちらの本はあなたが


・厳しい事を言われても受け止める自信がある

・心の絶対法則を知って少しでも行動を改めたい

・著者を前から支持している


のであれば読んだ方が良いと思います。


「あなたは被害者ではない!!」


この様にいきなり言われてあなたはどう思いましたか?

え!?いきなり何……

そもそも何の事件にも巻き込まれてないし……

.恐らくはこの様に思われたのではないでしょうか?


しかし、この被害者というのは

事件があったので言っている訳ではありません。


実は少し前に読んだ本で書かれていたのです↓というわけで今回は日常演舞が

「内海聡著 心の絶対法則」を

読んだ感想を述べる読書感想記事でした。


では又次の記事でお会いしましょう!!

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