記事一覧
№24:ジョセフ・ピラティス原理主義
わたくしは開業1年目途中からピラティス指導をパーソナル、グループとおこなっています。かれこれ10年になる。
ピラティス指導におけるテーゼは
『コントロロジー~体と心を自分の意志でコントロールする能力~』
これらは実証主義であり、観念論ともいえるところです。
それは東洋医学思想の心身一如にも近いとわたしは考えています。
ところでピラティス創始者はジョセフ・ピラティス氏なのですが、実際あまり知らな
№23:ヒトでいるならマスクを外すべき
ヒトは徹底的に社会的生物。
比喩ではなく系統発生学としてそうなのだ。
だから自律神経は社会的に働く一面があり、長期の孤立や非社会化は自律神経をネガティブ作用させ、調子が狂うサインを出す(病気)。
つまり・・・
「人との交流(社会交流)はストレスを増やす」のではなく
「人との交流(社会交流)はストレスを減らす」のです。
交流とは「面とう向かって、話し、聴くこと」です。
また触れ合うことです。ざ
№22:道理と中庸~感性をロジックにロジックを感性に
東洋医学は近代医学の傘の下
わたしがnoteでこのタイトルをつけた理由はセラピストとして「人の心身」に関わっているのと今日の風邪症候群騒動なども通して東洋医学、西洋医学、近代医学、古典伝統医学にしても「画一的」で「縦断的」になっている感がある等々です。つまり偏ってる。
全てと言いませんが、鍼灸師でも近代医学のシステム配下になってしまっている人がいる。
それは施術方法や保険云々(少しは関係あ
№21:行動の前に呼吸をせよ、ただし”まともな”呼吸を(ルソー)
【3㎞Rペース】
Nikeズームフライフライニットが逝きました。
3年近くトレーニングだけでなくハーフ、フルマラソンでも使用していました。久しぶりに”履きつぶした”感があります。
すでにアウトソール(最底)がすり減りミッドソールが露出していますので、このままですとケガにも繋がります。
そもそもアッパーが破断しているけれども・・・。
3㎞Rペースといってもラストは呼吸・息も絶え絶えで、リブフレアし
№19:絶対に効くという治療もなければ、絶対に効かないという治療もない。
~施術現場からの鑑み~
【脊柱管狭窄症】
70歳男性7月初旬来院
4月より発症
腰痛、臀部痛、坐骨神経痛様症状、間欠性跛行。
整形外科では保存療法で改善しない場合、手術もふくめた提案を受ける。鎮痛薬、血流改善薬を服用するも改善せず来院。
当院のアセスメントとして局部への血流改善、腰椎骨盤股関節のアライメント修正(エクササイズ中心)。シンプルです。
3回目の施術からVas10→2となり、5回目
№18:血液が治癒エネルギーの根幹である
わたくしの治療院にはアキレス腱痛、大腿・下腿肉離れ、いくつかの膝痛、腰痛、肩痛から、頭痛、うつ症状、慢性的倦怠感、耳鳴り、不眠といった不定愁訴の訴えの方々もご来院されます。
今日、様々な施術テクニックや方法がありますが、わたしが常に念頭にいれているのは「血流改善」と「過度な筋緊張改善」の二つです。
というか薬剤などは使えませんので、突き詰めればこれしかないのです。その手法として、鍼灸、手技、ホット
№12:肉体が滅びゆく道理
日月星辰の下
細胞ミトコンドリアの不活性。
組織の繊維化。
器官、内臓の廃弱。
そして身体の瓦解。
それらは定められたプログラムではある。
老化が治癒力低下の一つの要因であることは間違いない。
歴史がそれを証明してる。
自分の身体が物語ってる。
それが道理です。
今日の日本は件の風邪症候群バカ騒ぎから鑑みるに
「生きるな、だが死ぬな」
という風潮ではあります。
そんな矛盾に楔を自分自
№11:プラシーボ反応から自然治癒力をみる
「まずプラシーボは除外だ」プラシーボ効果(反応)は風邪症候群騒動もあって最近よく耳にしますね。しかし、多くの医学実験、特に薬剤における試験では邪魔者扱いといったどころでしょう。「まずプラシーボは除外だ」と。
端的には以下の説明が世の多くでしょう。
プラシーボ反応によるからだの変化は幻ではない上記の説明のように近代医学、薬学でもプラシーボ(反応)が認知されていることは間違いがないが、あまりポジテ