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家でつくれる、まあつくれる、代用してつくれる、実践する自分用レシピ
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#家庭料理

片栗粉と小麦粉の使い分け、どうしてる?

片栗粉と小麦粉の使い分け、どうしてる?

とろみをつけたり、お肉や魚にまぶしたり、お料理に欠かせない片栗粉と小麦粉。

どんな時にどちらを使うか決めていますか?
どちらでも良さそうな時はどちらにしていますか?

レシピを見て作る時はレシピ通りに使えばいいのですが、たまたまどちらかだけ切らしていたり、似たような使い途の場合、どちらにしたらいいのでしょうか?

もちろん、お互いを代用することも可能なのですが、それぞれの特徴を知っておくと迷わず

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沖縄県民がつくる、ゴーヤーチャンプルー

沖縄県民がつくる、ゴーヤーチャンプルー

実は沖縄出身者でも
好き嫌いがハッキリ分かれるゴーヤー。
その理由の多くは「苦味」だと言われています。

苦味をとる方法は検索するとたくさん出てきますが、
物心ついた時から
沖縄のゴーヤーを食べている私が考える、
美味しいゴーヤーチャンプルーの作り方を紹介したいと思います!

①「ゴーヤー」苦味の移り変わり

まず、少しだけ私自身の話をしますと、
沖縄生まれ沖縄育ち
幼少期から父が家庭菜園で育てた

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夏休みはおうちカキ氷を楽しもう!お好きな果物でオリジナルのシロップが作れます

夏休みはおうちカキ氷を楽しもう!お好きな果物でオリジナルのシロップが作れます

我が家の夏のおやつ、それはカキ氷。

箱入りアイスを買うこともありますが、毎日だとなかなか大変ですよね…

カキ氷ならカキ氷機と冷凍庫にある氷、シロップがあれば食べ放題!

市販のカキ氷シロップは無果汁で香料と着色料で風味付けしたものがほとんどですが、お好きな果物と砂糖で専門店のような果実感たっぷりのシロップが作れます。

それぞれ簡単な作り方もご紹介しますね。
※2021.08.06 更新

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私が1番好きな炊込みご飯:鯛めしの作り方

私が1番好きな炊込みご飯:鯛めしの作り方

私と娘が1番好きな炊込みご飯、それは…

鯛めしです。

お祝い事の定番メニューですし、鯛を尾頭付きで炊込むのは勇気が要りますし、何よりせっかく炊き上がったのに、チマチマと骨を外して混ぜるまで食べられないので、ハードルの高い料理の1つなのではないかと思います。

ところが、ですよ?

普段の食事には尾頭付きなんて必要ないので、切り身で作ったら「なんて簡単なの!」と驚いてしまいます。

真鯛の旬は春

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30年間作り続けてやっと辿り着いた最後のカルボナーラレシピ。

30年間作り続けてやっと辿り着いた最後のカルボナーラレシピ。

カルボナーラを初めて食べたのは、震災前まで神戸の食いしん坊を唸らせていたベルゲンというお店でした。

ミートソースやナポリタン、たらこスパ、家で食べたどの味とも違う。
とろんとしたクリームは濃厚に舌に絡み付き、かりかりっとした香ばしいお肉は噛めば噛む程脂がほとばしる。

何これ何これ!興奮して、母にこれおうちでも作って!と頼んで、渡されたのは片岡譲シェフのレシピブック。小学校2年生頃のこと。
それ

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大丈夫、それが夏! 【生ニラ玉】

大丈夫、それが夏! 【生ニラ玉】

ニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウ、エシャレット、とにかく匂いの強い野菜が大好物で、料理の仕事をしているのをいいことに多少臭ったところでなんの問題にもならないだろうと決め込んで昼夜を問わず口にしている。

飲食店のレシピ開発の仕事では、特にランチメニューに匂う料理は要注意。ともすればお客様からのクレームにも繋がりかねず「おいしいから」だけでは商品になりにくい。加えて、休憩時間もランチにかける予算感も

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“伝説の家政婦”タサン志麻さんの夫にカメラを託したらD顔負けの腕前だった話

“伝説の家政婦”タサン志麻さんの夫にカメラを託したらD顔負けの腕前だった話


「えっ?来週放送ですか??」1都3県に再びの緊急事態宣言が発令されて5日目の夜(2021年1月12日)、「タサン志麻おうちごはんスペシャル」は放送された。制作に着手してからわずか4日。番組史上最短記録は間違いない。プロフェッショナル仕事の流儀は、通常ロケにおよそ1か月をかける。現在制作中の某アニメ映画監督に至っては足かけ4年…。荒川Pから「緊急企画をやる」と聞かされたとき、「えっ?来週放送ですか

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うま味の相乗効果|キムチ鍋

うま味の相乗効果|キムチ鍋

さて今日は何を食べようか。食べたいものを考えるとき冬という季節はずいぶん簡単で、体が温まるもの、熱くて冷めにくいものから始められるのでとっかかりやすい。底冷えのする真冬の冷たい日はすぐそこまで買い物に出るのも億劫で、まずは買い置きだけで出来る熱い食べ物を考えてみる。そんな諸諸の事情をもれなく満たしてくれる筆頭は鍋もの。冷蔵庫を開けてキムチがあればその行く先は自然とキムチ鍋。

日本のキムチは甘めの

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コクがあるのに重くない、明太子パスタ

コクがあるのに重くない、明太子パスタ

クリーム味の明太子パスタを初めて食べたのは随分昔のことで、どこか街道沿いのファミレスだったと思う。空前のイタ飯ブームを経て尚、まだまだ本場風より和風の方が身近だった頃のこと。その以前から和風パスタは市民権を得ていて、今も手元にある当時買ったパスタ本にもバリエーション豊富な明太子・たらこパスタのレシピが載っている。ただそのほとんどはバターをベースにしていて、粒々にはバターがつきものと思っていたところ

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ベーコンと栗の黒こしょうバターごはん

ベーコンと栗の黒こしょうバターごはん

「栗がおいしい季節」と「炊き込みごはんがおいしい季節」が一緒に来るなんて日本とは、なんと最高な国なのでしょう。
ポイントは、どうせ一膳では終わらないので、大きめのお皿に盛り付けることです。

材料 2合分(調理時間:60分)浸水などの時間は含みません。
・ブロックベーコン…60g
・栗………………………...400g
・バター………………….30g
・米…………………………2合
・黒こしょう………

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チータラのマスタードオイル漬け

チータラのマスタードオイル漬け

チータラを考えた人は、偉大だ。
遅ればせながら最近、ハマっているおつまみです。
しかし、曲がりなりにも料理家ですから、
更においしくするべく、マスタードオイルに漬け込んでみました。
たまらなくおいしかったことをご報告しておきます。

材料 作りやすい分量 (調理時間:5分)漬け込み時間が含みません
・チータラ………………70g
<A>
・粒マスタード…………大さじ1
・オリーブオイル………60㎖

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#我が家の秘伝レシピ:モツ煮込み

#我が家の秘伝レシピ:モツ煮込み

子供の頃は嫌いだったけど、大人になったら大好きになったもの、ありませんか?

私も例に漏れず、トマト、ナス、牡蠣など色々あるのですが、モツ煮込みもその一つ。

親戚が養豚をしていたので、時々お肉やモツのお裾分けを頂いたりして、母が大きな鍋いっぱいに作ってくれたものです。

当時はこんにゃくしか食べませんでしたが。

ところが、自分で食事の支度をするようになって早幾年。今ではモツ煮込みが大好きなので

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蒸し焼きにして和えるだけ「手羽中のカレーレモン味」

蒸し焼きにして和えるだけ「手羽中のカレーレモン味」

唐揚げにしても、照り焼きにしてもおいしい手羽中。
今日はワインで蒸し焼きにして、カレーとレモン汁であえてさっと食べられるおつまみに。

材料 ふたり分 (調理時間:25分
・手羽中……………200g
・塩…………………ふたつまみ
・白ワイン…………大さじ2
・サラダ油…………大さじ1と1/2
<A>
・カレー粉…………小さじ1/8
・塩…………………ひとつまみ
・レモン汁…………大さじ1
・白こし

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ラム酒が香る、おとなのフレンチトースト。

ラム酒が香る、おとなのフレンチトースト。

ふと思い立って、フレンチトーストを作った。
こどものころ大好きでせがんでは作ってもらい見よう見真似で自分でもよく作っていたのに、気がつけばもう随分長いこと食べていなかった。それを久しぶりに作りたくなった理由はシンプルで、家に「食パン」と「卵・牛乳・砂糖」があったから。焼きたてをそのまま食べてもおいしい、バターにはちみつ・メープルシロップでもあるならこの上ない贅沢。
おいしいものは自分にも作れる。そ

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