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アラ還女子の交換日記。大学の同級生4人グループ。60代になって、今だから気づくこと・考…

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アラ還女子の交換日記。大学の同級生4人グループ。60代になって、今だから気づくこと・考えることを記録していきます。 けいこ・きょうこ・みずほ・みや

記事一覧

夫源病からの逃避②

きょうこです。以前に「夫源病からの逃避①」を書いてから、ずいぶん時間が経った。①を書いたところで、私はnoteを私の過去のはけ口にして過去の夫のことを書き連ねていく…

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8日前
2

バスルーム改装日記(後半)

バスルーム改装を始めて、ほぼ1ヶ月。やっと完成しました。 最初は、10日ほどでできると言われてたんだけど、やはりニュージーランド。いろんなことが遅れると言われて…

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10日前
6

そして、私たちの老後

けいこです。みずほの10ヵ条、すごいね。知恵袋だよ、いろんな場面で応用できそう! 私もみずほと同じような経験を経たけど、ウチは弟が90%, 私が10%くらいの割合で苦労…

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3週間前

母の老後、私の老後

みんな読んでくれて感謝。 母が、てっちゃんや孫を、それまで会ったこともない、侵入者として排除しようとし、幼少期を過ごした場所の住人に初めてなった時。悔しくて残念…

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3週間前
3

介護日記?

みんなが今と、これからの希望ある生活にうんと目を向けている時に、なんか水をさすようだけれど… 今頭を占領しているのは、老い方というか、呆けを何とか回避する終わり…

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3週間前
6

さらに「時間」を考える(未来と自分)

時間について考えてきた。 たまたま昨日テレビの番組で「どストライク」的にこのテーマを扱っているのに出会った。(最近はリアルタイムで見なくていいから、ありがたいよ…

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3週間前
4

暇と退屈(アホさ加減告白編)

けいこです。きょうこの投稿に書き込みもしたけど、きょうこの文章は「まっすぐで自分に正直で」大好きだよ。それに加えて、美しい薔薇にトゲがあるようにちょっとチクっと…

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3週間前
5

暇と退屈(きょうこのお盆)

けいこが次々と書いてくる文章に私もモゾモゾしてくる。「お金を稼ぐような仕事をしているか」という社会からのマイルドなプレッシャーは主婦の私にとっては50歳くらいまで…

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3週間前
4

(退職後)働くべきか働かざるべきか、それが問題だ

けいこです。NZに来て5ヶ月、いろんな意味でこちらの生活に慣れてきたような気がする。 人間落ち着くと「このままでいいのか」とモゾモゾしだす、という厄介な傾向がある…

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3週間前
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退職後の「暇と退屈」を考える③

おはよう。けいこです。日本は南海トラフ注意情報が出されて5日ほどが経つけど、どういう雰囲気なんだろうか。ネットでも情報は即時に入るけど、海外にいるとやはり「社会…

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1か月前
1

「暇と退屈」の補足

ほんとだね、同じトピックについて掘り下げていくのも面白いね。 内容が深い分、念の為補足しておくね。 まず、「暇と退屈」の違い。「暇」は客観的にみて余剰時間がある…

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1か月前
1

オークランド(観光)参考Youtube

けいこです。「暇」だったからYoutubeを観てたら、オススメで出てきたのが↓。 きょうこが来た時は、「観光」というよりは「住む」みたいな感じだったので、次回は少し旅…

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1か月前
2

暇と退屈(きょうこの場合)

けいことみやの考察、おもしろかった。まずもって、けいことみやはずっとお仕事をしてきた人。この時点で私の人生とは違っているのだ。彼女たちには退職前と退職後ではあき…

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1か月前

暇と退屈から

「暇と退屈」 けいこの考察はとても興味深かった。 本を読んでいないのだけど、「消費社会では消費が退屈をうみ、退屈が消費を生むというサイクルが発生する」と書いてあ…

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1か月前
1

退職後の「暇と退屈」について考える②

けいこです。以前、「暇と退屈の倫理学」について書いた。その時書いたように、この本は「時間について」考えるすごくいいきっかけになった。 お金と時間は両方とも有限な…

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1か月前
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夫源病からの逃避①

朝ごはんを作ることを手放した。数ヶ月前にここでnoteを書いてる仲間たちとのグループラインに「作品絵本の製作の受注が増えたら、それを理由に朝ごはん作るのをやめようか…

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1か月前
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夫源病からの逃避②

きょうこです。以前に「夫源病からの逃避①」を書いてから、ずいぶん時間が経った。①を書いたところで、私はnoteを私の過去のはけ口にして過去の夫のことを書き連ねていくのだろうと感じてた。果たして、私はそういう気持ちにはならなかった。過去のことを掘り返しても、自分のかさぶたをむしる行為でしかないと気づいたからだ。

朝ごはんを手放しただけで、私の使える時間は十分に増えたし、2階のアトリエにキャンピング

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バスルーム改装日記(後半)

バスルーム改装日記(後半)

バスルーム改装を始めて、ほぼ1ヶ月。やっと完成しました。
最初は、10日ほどでできると言われてたんだけど、やはりニュージーランド。いろんなことが遅れると言われていたけど、これもその一つ。

長すぎて、完成した感激も半減しちゃったけど、(前半)書いて(後半)書かないのは気持ち悪いから、記録として残させてね。

壁の色をペパーミントに選んだところまで書いた。「出来栄え」は、私の中で75%くらい、かな。

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そして、私たちの老後

けいこです。みずほの10ヵ条、すごいね。知恵袋だよ、いろんな場面で応用できそう!

私もみずほと同じような経験を経たけど、ウチは弟が90%, 私が10%くらいの割合で苦労した。父の認知症の診断が下った時は、家族一同やはり焦った。特に弟はその責任感から(いつもとは違い)すごく刺々しだした。

私にとって父の認知症、ということも大変だったけど、それよりも辛かったのは、弟との関係がギクシャクしたことだっ

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母の老後、私の老後

みんな読んでくれて感謝。
母が、てっちゃんや孫を、それまで会ったこともない、侵入者として排除しようとし、幼少期を過ごした場所の住人に初めてなった時。悔しくて残念で(不思議と誰も腹は立たない)、何とかこちらの世界に引き戻そうとしたの。写真を何枚も見せたり、一緒に過ごした時のエピソードを話したり、旅行先で買ったものを色々見せたり…でもそれは、(心のどこかでわかっていたけれども)明らかにまずい対応だった

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介護日記?

介護日記?

みんなが今と、これからの希望ある生活にうんと目を向けている時に、なんか水をさすようだけれど…
今頭を占領しているのは、老い方というか、呆けを何とか回避する終わり方。めちゃネガティブ^^;

あーボケて来たわー、ってつい2年ほど前までたびたび言ってた母は、実は大してボケていなかった。その後周りが、母の状態を明らかに「呆けてる」と判断してからは、決して自分が「ボケている」とは言わなくなった。
そもそも

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さらに「時間」を考える(未来と自分)

時間について考えてきた。

たまたま昨日テレビの番組で「どストライク」的にこのテーマを扱っているのに出会った。(最近はリアルタイムで見なくていいから、ありがたいよね。自分の興味のある番組を時間のある時に見られるのだから)。

番組のメッセージとしては、私たちは歴史上の一点である。私たちの何代もの祖先から時間を引き継ぎ、そして何代も先の世代に引き継いでいくんだ、というようなもの。そして、私たちは歴史

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暇と退屈(アホさ加減告白編)

けいこです。きょうこの投稿に書き込みもしたけど、きょうこの文章は「まっすぐで自分に正直で」大好きだよ。それに加えて、美しい薔薇にトゲがあるようにちょっとチクっとするスパイス的なところもある。おもしろい。

きょうこの4日間がまさに「暇と退屈」のテーマの真髄を指摘してるんじゃないか、と思ったよ。みんな思い当たるところはあるんじゃないかな〜。

さて、私は前回、フランスの社会学者などを引用して自分の考

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暇と退屈(きょうこのお盆)

暇と退屈(きょうこのお盆)

けいこが次々と書いてくる文章に私もモゾモゾしてくる。「お金を稼ぐような仕事をしているか」という社会からのマイルドなプレッシャーは主婦の私にとっては50歳くらいまで悩まされた、そして自尊心を削られたものだったから。

でも、その前に私がお盆の間に感じたことを書くことにします。以前のこのテーマで私は「私には暇はあっても退屈はない」と豪語した。それがお盆の間にちょっと揺らいだ。8月12日~15日の4日間

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(退職後)働くべきか働かざるべきか、それが問題だ

(退職後)働くべきか働かざるべきか、それが問題だ

けいこです。NZに来て5ヶ月、いろんな意味でこちらの生活に慣れてきたような気がする。

人間落ち着くと「このままでいいのか」とモゾモゾしだす、という厄介な傾向がある。90%こちらの生活に満足しているが、10%は絶えずこの「このままでいいのか」ということを自問自答している。ちょっと心地が悪い。

今年63歳。このまま健康で活動的でいられると仮定して人生を楽しめるのは20年。長いようで短い。どう時間を

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退職後の「暇と退屈」を考える③

おはよう。けいこです。日本は南海トラフ注意情報が出されて5日ほどが経つけど、どういう雰囲気なんだろうか。ネットでも情報は即時に入るけど、海外にいるとやはり「社会全体がどういう雰囲気なんだろう」というざくっとした、かつ感覚的なものが掴めにくい。大事に至りませんように、と願うばかりだ。

親戚や家族に聞く限りは、特別なことはしていないみたい。家族間の連絡の仕方を確認したり、水や食料の備蓄を整えた以外は

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「暇と退屈」の補足

「暇と退屈」の補足

ほんとだね、同じトピックについて掘り下げていくのも面白いね。

内容が深い分、念の為補足しておくね。

まず、「暇と退屈」の違い。「暇」は客観的にみて余剰時間がある場合。「退屈」は主観的にみて、その余剰時間について(往々にして否定的な)意味合いや感情が発する場合、らしい。

消費社会について。経済は消費者のニーズに基づいて、それが生産されて・購入されて成り立つ、という見方が本来のものだったけど、ガ

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オークランド(観光)参考Youtube

けいこです。「暇」だったからYoutubeを観てたら、オススメで出てきたのが↓。

きょうこが来た時は、「観光」というよりは「住む」みたいな感じだったので、次回は少し旅行者になったみたいに楽しんでもらうのもいいと思ってリンクを貼っておきます。

LINEにしようと思ったんだけど、うまくできず。

暇と退屈(きょうこの場合)

けいことみやの考察、おもしろかった。まずもって、けいことみやはずっとお仕事をしてきた人。この時点で私の人生とは違っているのだ。彼女たちには退職前と退職後ではあきらかに時間も人生も違う。私は個人でやっている絵本教室のほかに結婚式やイベントの司会者やラジオのパーソナリティ、くもんのスタッフなどもやってきたけれど、基本は主婦。時間の使い方はそれほど変わらない。変わったのは家族がどんどん少なくなったこと。

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暇と退屈から

暇と退屈から

「暇と退屈」
けいこの考察はとても興味深かった。

本を読んでいないのだけど、「消費社会では消費が退屈をうみ、退屈が消費を生むというサイクルが発生する」と書いてあったという点、けいこが「普段から消費社会からどう距離を置くかを考えてきた。」という点に注目した。

私はけいこが羨ましい。なぜなら、私が全くもって暇で退屈な人生を送っており、消費が私の楽しみとなっているからである。お金があるわけではない。

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退職後の「暇と退屈」について考える②

退職後の「暇と退屈」について考える②

けいこです。以前、「暇と退屈の倫理学」について書いた。その時書いたように、この本は「時間について」考えるすごくいいきっかけになった。

お金と時間は両方とも有限な資源で、両方とも貴重だ。自分には今どれだけお金があるか把握しやすいし、どれだけ必要かがなんとなくわかる。お金がないと困るけど、お金がありあまっても困ることはあまりない。もしかしたら邪魔になることがあるのかもしれないけど、そんな生活送ってな

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夫源病からの逃避①

朝ごはんを作ることを手放した。数ヶ月前にここでnoteを書いてる仲間たちとのグループラインに「作品絵本の製作の受注が増えたら、それを理由に朝ごはん作るのをやめようかと思う。」と書いたら、みんなからの反応に驚く!「朝ごはんを作らない理由に『忙しくて時間がない』が必要なの?私なんて作ったことないけど。」3人ともこんな感覚だった。「えっ!私の感覚の方が特別なの???」でも、驚いたことにこのメンバーの中で

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