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アラ還女子の交換日記。大学の同級生4人グループ。60代になって、今だから気づくこと・考…

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アラ還女子の交換日記。大学の同級生4人グループ。60代になって、今だから気づくこと・考えることを記録していきます。 けいこ・きょうこ・みずほ・みや

最近の記事

「暇と退屈」の補足

ほんとだね、同じトピックについて掘り下げていくのも面白いね。 内容が深い分、念の為補足しておくね。 まず、「暇と退屈」の違い。「暇」は客観的にみて余剰時間がある場合。「退屈」は主観的にみて、その余剰時間について(往々にして否定的な)意味合いや感情が発する場合、らしい。 消費社会について。経済は消費者のニーズに基づいて、それが生産されて・購入されて成り立つ、という見方が本来のものだったけど、ガルブレイスによると、実際はそうではない、らしい。 供給が需要を先行していて、消

    • オークランド(観光)参考Youtube

      けいこです。「暇」だったからYoutubeを観てたら、オススメで出てきたのが↓。 きょうこが来た時は、「観光」というよりは「住む」みたいな感じだったので、次回は少し旅行者になったみたいに楽しんでもらうのもいいと思ってリンクを貼っておきます。 LINEにしようと思ったんだけど、うまくできず。

      • 暇と退屈(きょうこの場合)

        けいことみやの考察、おもしろかった。まずもって、けいことみやはずっとお仕事をしてきた人。この時点で私の人生とは違っているのだ。彼女たちには退職前と退職後ではあきらかに時間も人生も違う。私は個人でやっている絵本教室のほかに結婚式やイベントの司会者やラジオのパーソナリティ、くもんのスタッフなどもやってきたけれど、基本は主婦。時間の使い方はそれほど変わらない。変わったのは家族がどんどん少なくなったこと。でも、子どもたちが結婚して孫ができたりして、一族は増えて、時々我が家が襲撃された

        • 暇と退屈から

          「暇と退屈」 けいこの考察はとても興味深かった。 本を読んでいないのだけど、「消費社会では消費が退屈をうみ、退屈が消費を生むというサイクルが発生する」と書いてあったという点、けいこが「普段から消費社会からどう距離を置くかを考えてきた。」という点に注目した。 私はけいこが羨ましい。なぜなら、私が全くもって暇で退屈な人生を送っており、消費が私の楽しみとなっているからである。お金があるわけではない。だけれど、小遣い程度に使うものはあるはず(30年間働いてきたという記憶だけでそう

        「暇と退屈」の補足

          退職後の「暇と退屈」について考える②

          けいこです。以前、「暇と退屈の倫理学」について書いた。その時書いたように、この本は「時間について」考えるすごくいいきっかけになった。 お金と時間は両方とも有限な資源で、両方とも貴重だ。自分には今どれだけお金があるか把握しやすいし、どれだけ必要かがなんとなくわかる。お金がないと困るけど、お金がありあまっても困ることはあまりない。もしかしたら邪魔になることがあるのかもしれないけど、そんな生活送ってないからわからない。 じゃ、時間はどうかというと、ちょっとお金より複雑だ。時間が

          退職後の「暇と退屈」について考える②

          夫源病からの逃避①

          朝ごはんを作ることを手放した。数ヶ月前にここでnoteを書いてる仲間たちとのグループラインに「作品絵本の製作の受注が増えたら、それを理由に朝ごはん作るのをやめようかと思う。」と書いたら、みんなからの反応に驚く!「朝ごはんを作らない理由に『忙しくて時間がない』が必要なの?私なんて作ったことないけど。」3人ともこんな感覚だった。「えっ!私の感覚の方が特別なの???」でも、驚いたことにこのメンバーの中では私が異端らしい…(今でも世の中全部、少なくとも日本では私の感覚の方がメジャーな

          夫源病からの逃避①

          バスルーム改装日記(前半)

          けいこです。日本は猛暑とオリンピックで熱気ムンムンかな? こちらは真冬(と言っても凍てつくような寒さではなく、最高気温は15度くらいまで上がる)。冬はなんとなく「おうち時間」が長くなる。この時期にバスルーム改装が始まった。今回はその記録。 こちらのバスルームは、シャワー(お風呂)、トイレ、洗面が全部一緒になるので、日本人の私からすると不便。誰かがお風呂に入ってたら、トイレが使えず。そしてトイレ使用中は、歯磨きもできず。ということなので、いつも家族で一言ことわってから、使用

          バスルーム改装日記(前半)

          「(家政婦ならぬ)皿洗いは見た!」

          けいこです。 今日はボランティアの皿洗いから見えてきた「コミュニケーション能力」(以下、コミュ力と略す)について書く。市川悦子がドアの隙間からのぞいている姿ではなく、米倉涼子をイメージして読んでね、笑。 日本では英語を教える、つまり学生に英語のコミュニケーション能力をつける、ということを仕事にしていた。社会人に求められている能力の最たるもののひとつがコミュニケーション能力(英語に限らず日本語でも)だと言われている。しかし、具体的にはどういうことか、場面によって必要とされて

          「(家政婦ならぬ)皿洗いは見た!」

          アルバイト遍歴

          私の友達は皆すごい👍 蜘蛛にもヘビにも動じず、自分が納得するまで突き進むきょうこ。 ニュージーランドを自分の第二の人生の場所に選び、着々と生活基盤を築いているけいこ。 才能をひけらかすことなく、愛溢れる生活を送っているみずほ。 彼女たちを見るたびに、私に欠けているものを考えさせられる。 自己分析しても面白くないので、今日は私のアルバイト遍歴を書いていこうと思う。 思い出してみるに、うちは過保護の代表のようなうちで、何か新しいことに取り組もうとすると、両親が体を張って止

          アルバイト遍歴

          越前竹田村だより DAY8

          山月荘で過ごす最終日。先日、写真を載せた大蜘蛛、同じ洗面所で昨日は2匹に、今朝は3匹になっている。私がビビッていると蜘蛛たちになめられた。で、意を決して、蜘蛛を1匹ずつ、ビニール袋に誘い込んで袋の口をしばり、ゴミ袋へ。蜘蛛たちよ。おばちゃんをなめるから、こんなことになるんだよ。1匹だけだったら、そっとしておいたのに… 明朝には竹田をたって、輪島の友人に会いに行く。11日間でパッチの1組は縦のつなぎだけは終了。 今日はまずゴミの始末を考える。市役所でゴミの捨て方の手引きをもら

          越前竹田村だより DAY8

          たかが皿洗い・されど皿洗い

          昨日はボランティア初日だった。「皿洗い」担当に向けての10ステップくらいのマニュアルが事前に送られてきたから、2度読む。 ふむふむ、右手で食器をゆすいで、左手でラックに並べる。使ったフォーク類は白い容器に浸し、きれいになったら黒い容器に移す。ゴミは。。。と読んだところで、「え〜い、行って実際に見ないと具体的に頭に入らない!」となんとなく全容を掴んだところで良しとする笑。 よく考えてみると、私はアルバイトを含め飲食業で働いたことがない。強くは反対しなかったものの、父があまり

          たかが皿洗い・されど皿洗い

          越前竹田村だより DAY7

          今日、月曜日は燃やせるゴミの日でゴミ捨てに行くと第一村人に会う。竹田に来て、初めて地元の人と話す。Hさんというその人は「この間そこの豆腐屋さんに行ったら、道を熊が歩いていた。」とか、「裏庭の竹林に黒いゴミ袋が落ちてると拾いに行こうとしたら、むっくり動いて熊だったから、おなかがすいてるかなと食パンを投げてやった。」とか、「春にワラビ取りに行ったら、狩りをする人に会い、30分ほどしゃべったら、自分に狐がついて、意識がないままに山中(山中温泉の山中)まで歩いていた。そこではじめて『

          越前竹田村だより DAY7

          いぇ〜い!

          けいこです。 きょうこの孤軍奮闘ぶり、すごいよね。素晴らしい。そしてやってみたことで見えてくるものもあったようだから、意を決して福井に行ってよかったね。「いぇ〜い!」とエールを送りたい。 本当、片付けるのや〜めた、といったすぐにお掃除始めたところは「もう性分だね」と笑いながら私も読んだ。でも自分の空間ってそれぞれの心地よさの範囲があるから、そこにいる間はきょうこが気持ちよく過ごせるように整えていきたい気持ちもすごくわかる。 それにしても、立派なお家!目がハートになるよう

          いぇ〜い!

          越前竹田村だより DAY6

          昨晩はよく寝付けなかった。でもお昼寝すればいいかといつも通りに起きる。今日もパッチをしたり、片づけしたりしながら過ごす予定。 今日のはじめのターゲットはIHのポータブルのヒーター。はじめに見たときは捨てる候補だったけれど、昨夜の布団の中で磨いてみようかなと思い立つ。 激落ちくんのスポンジで磨けば、スルスルと汚れが落ちるかと思っていたのに全く歯が立たない💦でもあれこれ工夫したり、キッチンペーパーでお水で湿布して汚れをゆるめたりして、少しずつ汚れを取る。最後は竹串のおしりで力

          越前竹田村だより DAY6

          おーーー

          おーーー これは思ったより、断然すごいぞ、と心の中で叫びながら「竹田村たより」読ませてもらったよ 先週中頃から、自分ではどうすることもできなければ、理解もできないという不思議な出来事に、何をするにも「気がそぞろ」という、近年稀に見るモヤモヤ状況にあった私。それはまた話せる時に話すとして… 今日一気に恭子の冒険物語を読ませてもらったよ。いやもう冒険とか、探検、サバイバルのレベルでしょ。少なくとも私にとっては、衝撃的過ぎた😨 生活の場に大量かめ虫に、ムカデに、ビッグな蜘蛛に

          おーーー

          越前竹田村だより DAY5

          これ以上の掃除も片づけも進めないと宣言して、今日からは本を読んで、ヨガをして、持ち込んだ手仕事(今回はパッチワーク)をして過ごそうと思った。朝の一通りの掃除を終えて(それでも1時間くらいはかかる)、朝食をとると、YouTubeやTverでテレビ番組やラジオ番組を流しながら、パッチを始める。飽きたら、昼寝をしたりしてみるけれど、何か物足りない。 果たして、私はキッチンの片づけを始める。私は手仕事も好きだし、読書も好きだし、やってみたいヨガやストレッチの動画はYouTubeに満

          越前竹田村だより DAY5