暇と退屈(きょうこの場合)

けいことみやの考察、おもしろかった。まずもって、けいことみやはずっとお仕事をしてきた人。この時点で私の人生とは違っているのだ。彼女たちには退職前と退職後ではあきらかに時間も人生も違う。私は個人でやっている絵本教室のほかに結婚式やイベントの司会者やラジオのパーソナリティ、くもんのスタッフなどもやってきたけれど、基本は主婦。時間の使い方はそれほど変わらない。変わったのは家族がどんどん少なくなったこと。でも、子どもたちが結婚して孫ができたりして、一族は増えて、時々我が家が襲撃されたりはする。

みやが「消費が楽しみ」と書いてたのが、みやらしいなと思った。ある意味、羨ましい。みやの生活はいつも優雅でリッチだ。でも、貧乏くさい私の感性に文句も言わずに(少し言うけど)合わせてくれて、感謝だ。私の人生でお金が潤沢にあったときはなかったように思う。必然、私はけちんぼだ。家庭菜園はしているけれど、常に採算は考えている所がけいことは全然違う。けいこは人生や体験知としての家庭菜園かもしれないけれど、私の家庭菜園は間違いなく、生活のためであり、美味しいと同じくらいの理由で安くできるということが重要だ。

なるほど、みんなで一つのことを考察するのはなかなかおもしろいし、人生があぶりだされるもんだなと思う。で、暇と退屈の考察。私には暇はあるけれど、今のところ退屈はしないなぁ。貧乏性と好奇心や冒険心があいまって、私は退屈とは無縁だ。でも、暇はときどき訪れる。時間の余裕があると私は具合が悪くなったり、熱を出したりする。だから、暇を楽しめない。時間の余裕がある日には「やることリスト」を作っておく。

たまたま昨日の「さんま御殿」がこのような話題だったので、けいことみやの話がより楽しめた。

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