そして、私たちの老後

けいこです。みずほの10ヵ条、すごいね。知恵袋だよ、いろんな場面で応用できそう!

私もみずほと同じような経験を経たけど、ウチは弟が90%, 私が10%くらいの割合で苦労した。父の認知症の診断が下った時は、家族一同やはり焦った。特に弟はその責任感から(いつもとは違い)すごく刺々しだした。

私にとって父の認知症、ということも大変だったけど、それよりも辛かったのは、弟との関係がギクシャクしたことだった。それまでウチに限ってそんなことありえない、って思ってたから。

しばらくは、弟とこのままギクシャクしたままになってしまうんじゃないか、ってすごく悩んだ。そして、弟との関係が悪くなることは、父が一番悲しむことだと思い私にとっての唯一の目標は、弟との関係を悪くさせない、ということにした。

このことですごく心を痛めてる時に、それを同級生にポロッと口にしたら「どこでもそんなもんだよ。僕も一時は妹のところとギクシャクしたよ。よくあること」って言ってくれて、心が晴れた感じがした。「うちだけじゃないんだ!」って。

今回、みずほが書いてくれたこと・そしてそれを共有してくれたことで、経験が重なることで安心する・経験から教えてもらえる・前もって考える・振り返る、などなどできるよね。ありがとう。

私はね、ぽくっとは逝きたくない、もし選択肢があるなら。ちょっとだけ家族に迷惑かけて、生きること・この世を去ることをこの身を持って経験し・示し、そして快く「ありがとうね!精一杯生きたよね。私たちも精一杯面倒見たよ!」と気持ちよく家族に送ってほしい。

これは父が成しえた偉業だと思ってる。(そして弟とのギクシャクも無くなった)

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