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アレコレ楽書きessay

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はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
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#夢

レゲエ風に変身したMがラーメン屋に転身・ジャスに身を委ねる夜

レゲエ風に変身したMがラーメン屋に転身・ジャスに身を委ねる夜

いつくか並んでいる
屋台を通り過ぎたとき
ラーメン屋のカウンター越しに
でかい声で呼び止められた。

前日の雨で足元がどろどろ。
歩みに集中するふりをして
呼びかけを無視した。

通り過ぎて奥の屋台にいた
知り合いの女の子に声をかけた。

するとラーメン屋から
レゲエっぽい風貌のMが
ひょっこり出てきて
俺のラーメンを食べていきなよと
こちらに向かってやってくる。

え!M?全く気が付かなかった!

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肩乗りクジラ

肩乗りクジラ

背中の傷からたくさんの
濃い氣の塊が出たことを
懸念した友達が
氣の常態を観てくれる存在に
その事を伝えてくれた。

男の形をしていたその存在は
自分から取り出した氣の塊を
私に向かって投げた。

すり抜けないで肩のあたりに
留まったので大丈夫だという。
スカスカだと通過してしまう。

その氣の塊はクジラの形になった。
かわいいなあ、と思っていたら
ガラスのコップになって
手元にやってきた。

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キムタクがアメリカで「たこ焼き屋」をやると言った

キムタクがアメリカで「たこ焼き屋」をやると言った

そんな夢をみた。
細かい内容はシュールだった。

私が夜に見る夢は
細部が本物っぽい。

目を開けたときの現実では
あり得ない世界なのに
眺めや物の質感が
やたらとリアル。

CGクリエイターならば
再現フィルムを作りたいくらい。

視覚記憶能力が高いので
かなり昔の夢でも
細部をよく覚えている。

ずっと前にもキムタクが夢に
登場したことがある。
その時彼は前世の姿だった。

言葉の汚さを勘弁し

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花鳥風月のある暮らし

花鳥風月のある暮らし

南西に沈みゆく
ストロベリームーンを
眺めながら朝ごはん。

庭の黄色い花の側に
鳥が舞い降りた。

シンボルツリーのポプラの
茂った葉が風に揺れる。

花鳥風月。
勢ぞろいしている。
豪華キャストの朝。

東京暮らしの頃も
なるべく公園や庭の
緑を窓から眺められる
アパートを探した。

あの頃描いていた
夢の暮らしが
すべて現実になっている。

まさかこんな風に
進むとは思ってもいなかった。

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江原啓之さんが夢で教えてくれた鳥がホントにやってきた

江原啓之さんが夢で教えてくれた鳥がホントにやってきた

空気の入れ替えのために
開けていた東の窓に
突然の来客がやってきた。

頭の装飾羽毛をトサカのように
ブワッと立てた茶色っぽい鳥。

いきなり飛んできて
家の中まで半身を入れて
ひと声あげて飛び去った。

ほんの一瞬のことだった。
少し前に夢で見た鳥の姿に
そっくりだったので驚いた。

すぐに立ち上がり
外をきょろきょろ探したが
もうその鳥の姿は見えなかった。

数ヶ月前に夢の中で
江原啓之さんと

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沈みゆくタイタニック号を港に手繰り寄せる

沈みゆくタイタニック号を港に手繰り寄せる

そんな夢を見た。
最初はタイタニック号の周りを
さまよっていて飛んでいた。

客船の明かりが消えて
乗客たちが貴重品を持ち
ボートに乗って
脱出しようとしている姿が
ちらほら見えた。

やがて私は港に立ち降りて
明かりの消えた豪華客船を
心配そうに見つめている
家族たちの姿を眺めた。

気が付くと私は船内にいる。
誰もいなかった。
船の中は白い柔らかな素材。
なにもない空間。

船が傾いていること

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完璧主義ブレーキにさようなら

完璧主義ブレーキにさようなら

理想通りの物が
すぐに出来そうにない。
そう感じてやめてしまう。
完璧を求めて踏むブレーキ。

だからわざと
納得できないものでも
思い切ってさらしてみる。
すると度胸がつく。

あそこもここも
手直ししたい…と思いつつ
公の場に引っ張り出す。

すると不思議なことに
さほど気にならなくなったり
嫌だった部分が好きになったり
解明できない化学反応が
どこかで起きてしまう。

どうしても
引っかかる

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透明なアナログ電話

透明なアナログ電話

1ヶ月ぐらい前に
透明な電話機の夢をみた。
その電話は故障していて
修理が必要だった。

おとといYouTubeに
あがってきた宣伝動画を
なんとなく見た。
これは夢ではなく
現実の出来事。

ジュリア・ロバーツが
主演の映画広告。

映画はほとんど見ないので
普段は広告をタップすることは
皆無に等しいのだけれど
なんとなくスクリーンに
タッチして映像を眺めていた。

すると。

夢で見た透明な電

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夢と現実・人生の楽しみ方と作り方

夢と現実・人生の楽しみ方と作り方

私の部屋を整えている。
そんな夢をみた。
設定はイタリアなのに
コンセントは日本の形。
部屋の扉も引き戸。

机の合板の模様や重さ。
布団の柄。
目覚まし時計。

とてもリアルだった。
いつも私の夢は現実味が濃い。

途中で物の形が変わったり
人が入れ替わったり
あり得ない形の景色を
見ているので「夢」だとわかる。

けれども感触がリアル。
脳内で再生できる。
色も形も肌触りも。

この地球上の暮

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お気に入りのワンピースを裏返しに着ていた

お気に入りのワンピースを裏返しに着ていた

あ!逆に着てる!
そう気づいて恥ずかしくて
なるべく見られないように
物陰に隠れながら
ちゃんと着直せる場所を
探している夢をみた。

私はまだ女の子と呼べる
年齢期の身体だった。
公衆トイレを見つけたので
誰もいなくなったのを
見計らって駆け込む。

鍵をかけたはずなのに
扉が開いてしまう。
好奇心旺盛な男の子達が
着替えようとしている私に
興味をもって
何度も扉を開けようとする。

だめだ。

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ウィリー

ウィリー

鍵をつけたままの車を
建物の前の道路の真ん中に
放置した夢をみた。

出発しようとハンドルを
切り返して後ろを見たら
先程までなかった鉄柵が
後進できないように
設置されていた。

後戻りはできない。

前にあらわれた
くねくねの細い道を
慎重に進んでいく。
道幅は狭い。
やがて広い道路に出た。

ところが。

どうやら高速道路を
逆走することになりそうだ。
少し戻って警察官にたずねる。

この丘

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赤と黒のグミみたいな龍を持って廊下を歩く

赤と黒のグミみたいな龍を持って廊下を歩く

人の姿はない。
白い壁に白い扉。
廊下に散らばるスリッパも白。

子供のために買った
おやつのおまけを手に廊下を歩く。
グミみたいに半透明の龍。
右手に持って歩く私。

「またこの龍のシリーズが
 始まったんだな」

そう思いながら
ぼよんぼよんとおまけの龍を
揺らしてみる。

集めるのかな?
いらないけど。

そう考えつつ
誰もいない廊下を歩く。

これはおとといの夢。

赤と黒は行動・戦い・決

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すべすべにする

すべすべにする

今朝の夢のキーワードはallisciare。
イタリア語で磨く・すべすべにする・
でこぼこの物を滑らかにするという意味。

人生も宝石も磨いた方がいい。
艷やかですっとした感触のものは
絶対に揺るがない価値がある。
荒削りなものは価値が低い。
人間の集合意識には
その概念が色濃く刷り込まれている。

土地も平らで更地の方が便利。
だから削って使いやすくすると
市場価値がグンとあがる。

時間をかけ

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Go on

Go on

久しぶりにはっきりしたセリフを聴きながら起きた。夢と3次元世界の狭間で、私は少年のような姿をしていた。

近頃バービー人形の服を作ったり、遊べる小物を収納箱付きで整えて友達の娘にプレゼントしている。

平行してやっているのはアトリエにあった素材の選別。たくさんの物をなるべく格安価格で届けられるようにと保管していたリサイクル素材や掘り出し物が、文字通り山のようにあった。

形にして残すものはなるべく

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