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人生について

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#人生哲学

個性と価値のルーレット。

個性が重要視される時代になると同時に、価値のあるなしも声高に言われるようになった。

私は価値があるのか。
私の個性は価値があるのか。
個性に価値をどうやってつけるのか。

そんな悩みを持つ人も少なくない。
私も自分の価値がどう役に立つかは気になるし、どうやったら役立てられるかと考えている。

そんな相談を知人にすると、こんな話が返ってきた。

生存のルーレット彼は言いました。
ちょっと考えてみて

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生きる上で立ちはだかる2つの壁。

生きる上で立ちはだかる2つの壁。

知ってる、わかってる。

だからといって、できるわけじゃない。

あれもできる、これもできる。

だからといって、認められるわけじゃない。

知ってることと、できること。

できることと、認められること。

繋がることもあれば、繋がらないこともある。

ときに立ちはだかり、
ときに存在すらしない不確かな壁。

それはまさに運否天賦。

知ってるからって、認められるわけじゃない。

できるからって、

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ピンチの時こそ大胆に。うまくいってる時こそ丁寧に。

ピンチの時こそ大胆に。うまくいってる時こそ丁寧に。

ピンチの時こそ大胆に。

ピンチになった理由を考えてみる。
するとそれは今まで通りが通用しなくなった場合だとも考えられる。

この時、小さな応急処置で事を乗り切ろうと考えるか、それとも前例踏襲から脱却し、生まれ変わろうとするか。

勇気と決断力が試される。

何かを動かすとき、はじめが最も力を必要とするからだ。

うまくいってる時こそ丁寧に。

うまくいってる時は安心する。

この安心が隙を生み、

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幸せの最大化より、最適化をそろそろ考えてもいいかもしれない。

幸せの最大化より、最適化をそろそろ考えてもいいかもしれない。

現代に はびこる生きづらさや窮屈さは一体どこからくるのだろうか。

矛盾する社会だからこそ選ぶ必要があるかもしれない選択肢。

ぜひ考えてみてほしいと思います。

矛盾する社会。矛盾する社会とは何なのか。

今現れている経済現象がまさに矛盾している状況です。

スタグフレーションという言葉をご存知でしょうか。

景気が後退しつつ物価も上がっていく現象です。
一般的に景気が上がれば物価もあがり、景気

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自分に価値がないと思ってる方へ。

自分に価値がないと思ってる方へ。

自分なんて生きている価値がないんじゃないか。

そう感じたことはないだろうか。

私は何度もある。

何度もだ。

***

社会に出てから成功を夢見て働いた。

若くして大金をつかむこと。

それが自分の達成したい人生だと思い込んでいた。

だけど正確に言えば、他人に認められる人生を歩むことだった。

大金をつかまなくても、他人からすごいと呼ばれる人生なら何でもよかったのだ。

それは認めたくな

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善化論。

善化論。

嘘はついちゃダメと教わって

みんなと仲良くしなきゃダメと教わって

自分勝手なことはダメと教わって

そうして立派な大人を目指したボクだったけど

どうやらダメなオトナになったようだ。

ウソが下手なボクは、
なぜかみんなと仲良くできなかった。

そのせいか、
ボクの犠牲は当たり前のように
受け取られていた。

スマホの中には
立派なオトナになる方法がたくさんある。

それをぜんぶ試しても願いが

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10億回目の鼓動。

10億回目の鼓動。

冬の朝は静かで好きだ。

雪のクッションが
いろんな物音を消してくれる。

そういえば、

小さい頃はよくしていたのに、

大人になってからしてなかったことがあった。

心臓の音を聞くこと。

胸に手をあてると、
ドクンドクンと少しだけ押し返してくる力。

耳をふさげば、
ドクンドクンとわずかに聞こえる音。

そうやって自分の命の鼓動を聞くことが、
大人になってからしなくなりました。

そういえば

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究極のガチャ理論

究極のガチャ理論

親ガチャや上司ガチャ。

自分では選べない要素をガチャガチャに例える言葉。

私は結構気に入ってます。

でも、うまくいかない原因をガチャのせいだと結論づけるのは好きではありません。

もちろん努力すればできるとも言いません。

あくまで人生は公平ではないと感じているからです。

ハンデはあるし、スタート位置も違う。

だけど、
そもそもハンデとかスタート位置なんて考えは、競争が前提になっているか

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目的に高さはいらニャい。

目的に高さはいらニャい。

3人のレンガ職人のお話はご存知でしょうか。

ドラッカーの本で見た記憶があります。

こちらの話の解釈もだんだんと変わってきたように感じます。

1人目のレンガ職人は、目的はありません。

2人目のレンガ職人は、お金をかせぐため。

3人目のレンガ職人は、世の中に貢献するため。

以前の私は、同じ仕事であっても、高い目的意識を持つことが重要だと学びました。

だからといって、、、しかし、3人目のレ

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この星は秋を知らない。

この星は秋を知らない。

時代の流れがはやい。
変化のスピードがはやい時代。

今までこんなセリフに、
たしかにそうだよなぁ。
って何の疑いも持つことはなかった。

だけど、
生産主義から離れてみると、

本当にそうなのだろうか。

と疑問を持つようになった。

なぜかというと、

うちのネコは朝5時になれば、
いつも通り私を起こしにくるし、

日が登れば網戸にとまったセミは、
短い命の歌を唄いはじめる。

庭のサルビアは

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ダヴィンチな人生。

ダヴィンチな人生。

優越感や劣等感は限りあるリソースの場合にのみ成り立つ。

優越感を感じる人も、劣等感を感じる人も、
人生には正解があってそれを取り合っているにすぎない。

本当に人生とは限りあるリソースなのか。
誰かに取られた場合、減っていくものなのか。

一流大学の切符、
一流企業の切符、
その切符を取れなかったら、
私の人生は誰かに取られてしまうのか。

そんなわけないだろう。

***

時間は公平という考

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夢がナイトにささぐ詩。

夢がナイトにささぐ詩。

夢や希望は人生のスパイス。

ピリッと辛くて刺激的。

だけどなくたって平気さ。

味気ない人生だってわるくない。

ジャンクフードを食べ続けるより、

よっぽど健康的だと思わないかい?

素朴で質素な自然の味。

素材の味が楽しめそう。

なぁそうだろ?

ナイトさま。

「めんどくさい」の誤解。

「めんどくさい」の誤解。

「めんどくさい。
「あー、めんどくさい。

職場でそんなことを言いながら仕事をしている人を見たら、あなたはどう思いますか?

(つべこべ言わずやってくれ。
(あーうるさなぁ。

そんな言葉を言い返したくなりますよね。

実はこの言動、
なんと宮崎駿さんなんです。

ジブリで有名なあの宮崎駿監督です。

「めんどくさい」に込められた思い。多くの人は、
めんどくさい。と聞くと、
やりたくない。と解釈し

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なぜ優劣は存在するのか?

なぜ優劣は存在するのか?

仕事ができる人、できない人。
頭がいい人、よくない人。
運動ができる人、できない人。

いろいろ比べられる社会です。

あの人の方がよかった。
私ではダメだった。
自己責任で考えてしまいがちな人に向けて書きました。

今回は、
私やあなた、という個人としての問題ではなく、
人間という生物的な観点から、なぜ優劣が存在するのか?をお話しします。

はじめに断っておくと、
できるようになれ、とか
できる

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