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記事一覧
あの日からの10年ー震災を機にマレーシア移住した我が家の軌跡
共同通信(英語版)の取材を受けて、震災を機にマレーシアへ避難移住したことをお話しました。
あの日のことは1日だって忘れた日は無いけれど、わたし自身は今までどこにも書けなかった。
20,000名が亡くなり、2,500名が未だに行方不明。生き延びた人の中にも、生活の全てを失った人が無数にいる中で、家族が生きているわたしには語る資格は無いように思えてしまって。
そして、日本を後にした私は子どもたち
「安い労働力」を搾取した結果、世界中で起きていること
先日の「安い労働力」で儲ける時代は終わらせよう で触れたマレーシアの労働搾取について、私が見てきた事をTwitterで書きました。
きっと関心は薄いだろうな...と思いつつ書きましたが、思いがけず多くの方に読んでいただきました。
今日はその内容をまとめつつ、所々補足して書きます。
※この記事は、以下の3点の周知を趣旨として書きます。マレーシア政府や特定の企業の糾弾が目的ではない事をご承知おき
「人はもともと不平等」から考えるインクルーシブ
火曜日定例のクラブハウス、今日は「学校現場でのインクルーシブ」がトピック。今日も様々な分野の皆さんと、深い議論ができました。
社会全体がインクルーシブであることオーストラリア・アメリカ・マレーシアの3国に共通していたのが「国がもともと多様性に富んでいるので、社会全体がインクルーシブ」という点。
マレーシアでは、体が不自由だったり見た目が健常者と違う人が町で普通に仕事をしているんですが、オースト
静かな夜に1年前のパンデミック初期を思う
マレーシアのフルロックダウンFMCOが始まって、今日で二日目。
お店は一部を除いて夜8:00pmにはクローズなので、早い時間でも真夜中のように静か。
ニュースでも「ゴーストタウンのように静かなジョージタウン」と報じられました。個人的には、この静けさがとても心地良いです。
車も圧倒的に少なく、空気も綺麗に感じます。1日朝はこんな空でした。
あれ?
なんだか、1年前のパンデミック初期を思い出
助けを求める勇気ーEMCOと白旗運動
先程、セランゴールとKLでEMCO(エリア集中ロックダウン)発令というニュースが…8pm以降は外出禁止令も出ています。
日本人も多くすむエリアで、先日の“無期限ロックダウン“のインパクトが大きな余韻を残す状態で、これは……なんとも言葉になりません。
「諦めないで」 助け合いの白旗運動また、今回のロックダウンで自殺者が増えている現状に「行き詰まったら家の前に白旗を掲げよう、人生を諦めないで」とい
フードバンク、どこに何を寄付する?
先日、ロックダウンで自殺者が増えているマレーシアで「諦めないで、助けを求めて」という#Bendera Putih(白旗)ムーブメントが起きている事をお伝えしました。
その後、マレーシア全域で相互扶助の輪が広がっています。ペナンでも「寄付したいけど、方法が分からない」という声があったので、お伝えしますね。
●ペットフードのサポートペットのご飯に困っている人は赤旗を掲げています。ペナンの動物愛護団
モヤモヤを溜めないとQOLが上がる|効果的な交渉と伝え方とは?
いま、「一通のメール転送に何日もかかる銀行員」「一方的な学校担当者」「理不尽な要求をする男性」と対峙しています。
…マレーシアではむしろスムーズに事が運ぶ方が少ないので、慣れてはいるんですけどね(笑)
特に学校担当者とは、長い長い交渉。もともと納得いかない案件に加え、今日はさらに「責任をなすりつける」という事象が加わり、戦いのGongが鳴りました。
カーン!!
でも、言いたい事を静かに伝え
スポーツを五輪から救いだす
“スポーツウォッシングとは、個人、グループ、企業、国民国家が、スポーツイベントの開催、スポーツチームの購入やスポンサーシップ、スポーツへの参加などを通じて、自らの評判を高めるためにスポーツを利用すること。
国家レベルでは、スポーツウォッシュは人権問題の記録から目をそらすために利用されています。一方、個人や企業のレベルでは、スポーツウォッシュはその人や企業の悪徳行為や犯罪、スキャンダルを隠蔽し、注