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秋の言葉「⚪︎⚪︎の秋」を知っておこう!

こんにちは。macasellです。「秋といえば?」と聞かれて何が思い浮かびますか?スポーツの秋、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、実りの秋、収穫の秋など様々な言葉があります。なぜ秋だけが「⚪︎⚪︎の秋」と呼ばれるのかお話ししていきたいと思います。




⚪︎⚪︎の秋と言われる理由

「⚪︎⚪︎の秋」と言われる言葉が多くあるのは、様々なことをする上で気候がちょうど良い季節だから。
夏は暑すぎて外での活動はもちろん、室内でも集中して読書すらできないことも。作物も天候に左右されたり、秋に向けて成長している途中だったりと「実り」というには微妙なところ。ちなみに春だと、新年度のスタート時期で忙しいことから「⚪︎⚪︎の春」とはあまり言われません。そういったことから秋にちなんだ言葉が多く存在します。

ちょうど良い気候とは気温22℃前後のことで、集中力や生産性が向上しやすいという研究結果が出ています。


スポーツの秋

1年の中でも過ごしやすい気候の秋は、体を動かしやすい季節。
また1964年に開催された「東京オリンピック」の開会式が1964年10月10日だったことから「体育の日」が制定され、スポーツに親しみ、健康な心身を培うことを理由に『スポーツの秋』と言われるようになりました。

※ 体育の日は2000年から10月第2月曜日に変更。2021年に開催された東京2020オリンピック競技大会の際は開会式である2021年7月23日に変更されました。


行楽の秋

秋は比較的晴天が続き、暑さが和らぐのでお出かけ日和が多く、外でも過ごしやすい季節です。その為『行楽の秋』と呼ばれるように。

また紅葉シーズンの行楽といえば紅葉狩り。紅葉狩りは平安時代からある日本文化と言われています。平安時代、貴族が紅葉を鑑賞する為の文化だったそうですが、江戸時代には一般に広まったとか。それが現代にも残って、秋の行楽シーズンになると紅葉を見にお出かけをします。
青々とした木々が少しずつ紅葉し、綺麗な紅や黄に変わっていく姿は情緒溢れる日本らしい景観の一つです。


読書の秋

「秋の夜長」と言われる程、秋は夏に比べ日が早く落ち、夜が長くなることから『読書の秋』と言われます。古代中国・唐時代の文人が漢詩を読み、それを夏目漱石が引用したことから、涼しい秋の夜は読書に適しているといった考えが広まったと言われています。

ちなみに文化の日(11月3日)を挟んだ10月27日〜11月9日までの間を「読書週間」と制定されています。終戦から2年後の1947年から始まり、第1回目はアメリカの「チルドレンズ・ブック・ウィーク」にちなんで11月16日〜11月23日に実施され、それが今でも続いています。


芸術の秋

今までご紹介したものと同じく、気候が過ごしやすいからこそ、心身的な余裕が生まれ芸術を楽しむゆとりがあることから『芸術の秋』と呼ばれるようになりました。また行楽の秋同様に、山が紅葉し野菜や果物が実りをつけ、美しい自然が芸術的に楽しめるといったことも理由の1つとされています。

昨今、この時期は展覧会や芸術に関するイベントが多く開催され、文化の日(11月3日)には無料開放される芸術祭や美術館もあるようです。

ちなみに秋は美術品の管理にも適した気候であるとされています。


食欲の秋

昔から食材が旬を迎える秋は食欲が増すと言われています。「食欲の秋」は科学的にも証明されていて、この時期は日照時間が短くなる為、セロトニンの分泌が減っていき、その影響が食欲増加に繋がります。

また冬眠に備えて脂肪を蓄えるクマやイノシシが山から下りてくる季節でもあります。人間は冬眠をしないものの、クマやイノシシのように秋は本能的に「脂肪分を蓄えよう」とし、食欲が増します。

そして暑すぎる夏が終わり、夏バテ等から回復することで食欲が増すことも。こういった理由から『食欲の秋』と言われています。


実りの秋、収穫の秋

「食欲の秋」に近い言葉で『実りの秋(稔りの秋)』『収穫の秋』があります。昭和40年(1965年)頃まで食材は季節に応じて収穫されていた為、秋が一年の中で最も食材が豊富な季節でした。

現在は栽培技術や輸送手段が発達したおかげで通年おいしい食材が入手できます。
その中でも秋は夏の日差しをたっぷり浴び、光合成によってでんぷんや糖質をたっぷり含んだお米やさつまいも、かぼちゃといった芋類、秋の味覚と言われる栗やぶどう、りんご、柿、冬に備えて栄養や脂肪分を貯め込み脂の乗った秋刀魚、きのこ類が旬を迎え季節です。

旬の食べ物は新鮮で栄養価も高く、その時期に起こりやすい体調不良を助ける効果が期待され、さらに旨味が増したり、比較的安価に購入できるといったメリットが多くあるからこそ、実りの秋・収穫の秋と言われます。

また、秋には収穫祭が日本各地、世界各国で開催されます。日本だと二大収穫祭である10月17日に開催される神嘗祭(かんなめさい)と11月23日に開催される新嘗祭(にいなめさい)。全国各地だと山口県の稲穂祭(狐の嫁入り)、岐阜県・白川郷のどぶろく祭り、石川県・奥能登のあえのこと、秋田県の雪中田植えなど様々な収穫祭があります。

海外では、ドイツ・ミュンヘンで10月第1日曜日に開催される世界最大規模のお祭りのオクトーバーフェスト(Oktoberfest)、スペイン・バレンシア州ブニョールで8月の最終水曜日に開催されるトマト祭り(ラ・トマティーナ(La Tomatina))、アメリカ発祥の10月31日の夜に開催されるハロウィーン(Halloween)が有名です。


このように秋はあらゆることを行う上で、最適な季節です。店舗を運営されている方だと「ハロウィーン」や「収穫祭」にちなんだキャンペーンや、アクティビティを主にしたビジネス・サービスを展開している場合は「スポーツの秋」「体育の日」「行楽の秋」等を活かしたイベントを開催することも。

気候が良いからこそ、秋は販売・サービス・飲食問わずお客様が行う時期です。そういった際に店舗が整っていなかったり、販促物が不足していたり、Webサイト・ECサイトがいつも通りだと、機会損失が発生することも。そのような時はお気軽にご相談ください。メール、 DMからお問い合わせいただけます。


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